横浜市青葉区-東京都町田市-井家上真知子ピアノ教室
                                                  
日記・記録・告知
告知 武蔵野音楽大学附属多摩音楽教室 クリスマスコンサート 【2010/12/09】
●2010年12月19日(日)14時開演/
武蔵野音楽大学パルナソス多摩 シューベルトホール(京王線・小田急線 多摩センター駅)入場料:無料
告知 グループ・アラカルト 第5回公演 「音の宝石箱」 【2010/11/20】
●2011年2月11日(祝・金)14時開演/
アートフォーラムあざみ野 レクチャールーム(東急田園都市線・横浜市営地下鉄 あざみ野駅)全自由席2000円
出演:レッジェーロソプラノ吉川みちる / リリコソプラノ紀伊国屋美智子 / テノール石井清貴 / バリトン白石陽大 / ピアノ井家上真知子
曲目:ヴェルディ「仮面舞踏会」他
チケットお取扱い:グループ・アラカルト事務局 井家上真知子ピアノ教室他
上記の通り、グループアラカルトの一員として、声楽の方々との公演に出演します。
毎年開催しておりましたアラカルト公演ですが、今回ピアニストの演奏スケジュールに合わせていただく形で来年2月に開催となりました!
交渉術【2010/12/17】
ひょんな事から、各種業者さん達と直接交渉する羽目になりました。
なぜか…家族を代表して私が。大丈夫なんでしょうかね。と思っておりましたが
やらないわけに行かない状況になったので、とりあえず。私の信条でもある「やるからには」の精神であれこれと。
こちらの希望を伝えて、相手担当者とのやりとり…その繰り返しの中で、
相手によっては言葉を更に噛み砕いて伝えないとニュアンスが伝わらない事も。
これは普段、私が生徒さんに対して心がけていたりすることでした。何が役に立つかわかりませんね。
相手の立場も考えながら、理解をすべきところはするけれど、呑めない条件ははっきりと拒否する。
はい、毅然とした態度で。お世話になるのはこちらだけれど、こちらが大人しくしていたら埒が開かない時は
「私その手の事は専門外ですが、それでも一応打診があってもよろしいのでは?素人のこちらが気付く前に、お話があっても良いのでは?」と
チクリチクリと攻めてみます。私仕事で手を抜いていらっしゃると感じた時は怒らせていただきます。
お仕事は、それぞれの分野で皆プロ意識を持ってこなすプライドが必要だと思っていますから。
プロ意識を感じさせていただけないお仕事相手は、本当にストレスでございます。
幸い、私の周りには良きアドバイザーがいます。「私のツッコミってかなり厳しいのかしら。」と行き過ぎがないか聞いてみたりします。
「大丈夫ですよ。当然の主張です。」という言葉を聞いて、ちょっと安心。
はい、仕事に関しては私は厳しいかもしれません。いい加減な事はしたくないのです。
だからお願い。今後私がクレームするような事がないよう、お取引先業者さん方、しっかり速やかに動いて下さいね!
私こそが主なのよ!【2010/12/16】
今日は朝から、人の出入り激しい一日でした。そこで誰よりも張り切っていたのが、愛犬メイでございます。
来客を告げるチャイムが鳴る度に、誰も頼んでいないのに、いそいそと玄関に急ぎます。
お客様がいらっしゃると、いてもたってもいられず、ご挨拶させて~!と必死です。
あまりの必死さに私達の方が負けてしまい、お客様に「犬は大丈夫ですか?」とお断りを入れてからご対面させていただきます。
その時のメイの嬉しそうな様子で、たいていのお客様の笑いを誘います。
そう、私がこの家の主なのよ~とでも言わんばかりです。ご挨拶が出来たら満足そうです。
お客様がお手洗いに行く時は、「どこへ行くの?場所わかる?大丈夫ですか?」という感じで
完全にお節介犬になっております。私達飼い主はあまりにべったりなメイに暑苦しいなぁ…と言ってしまうほど。
眠い時は、人間の赤ちゃんがグズる時のように、甘えた声で「誰か近くにきて~」と鳴きます。
「同じ部屋の中にいるじゃない。ほら、見えるでしょ。」となだめてもダメ。
寝付くまで近くにいるように…ってこっちもそんなに暇じゃないんだけどなぁ(苦笑)。
ところがメイが眠くて眠くて仕方ない時などは、移動させてから30秒もしないうちに寝息をたてて眠りこみます。
寝つきの良い時は、扱いやすいのですが、てんかんという持病があるので、不安で仕方ない時もあるのかな?と
少々甘やかしてしまったところもあります。
それでもメイの癒し効果は何者にも勝りません。いつもいつも笑いを提供してくれて有難う!
嬉しい報告【2010/12/15】
先週、体験レッスンでお出で頂いた生徒さんのお父様からご連絡あり、来月から通われる事が決まりました。
レッスンに付添われたお母様から、「来月から通わせてもらいます」というお話ではありましたが、ご主人様とご相談して改めて連絡…という
流れにしていました。肝心の3歳の男の子の生徒さんですが、目を輝かせて楽しそうに挑戦してくれました。
お母様も音楽が好き…という息子さんのそんな楽しそうな姿に触れて、とても喜んで下さいました。
あれこれと考えるよりも、体験レッスンを上手に利用して、お子様の様子をご覧いただいてからレッスンを始めるかどうかを判断していただく…
最初の一歩を踏み出していただく事から、何事も始まります。
お子様の情操教育のお手伝いをさせていただく私も大変励みになります。
レッスン開始年齢を1つの基準にされるお母様方、それぞれのお子様の個性に合わせてレッスン内容を日々研究しておりますので、
どうぞお気軽にご相談下さいませ。
特に小学校に上がられる前の3歳~5歳あたりのお子様たちは、それぞれに興味の方向性、集中力の持続等マチマチです。
レッスン室という空間にやって来て、30分間1つの事に集中して取り組む…
そこからお子様の個性に合わせて枝葉を付けて行きたいと考えています。
今年も残すところ、あと2週間ほど。お蔭様で年明けから新規の生徒さんのレッスン開始、また新学期に合わせて入室予約もいただき、
私も益々張り切っております。大切な出逢い、そこから始まるこれからにワクワクしています。
既に所属していただいている教室生の皆様も、負けずに更なる自己への発展を目指して頑張って行きましょう!
吉田都さん【2010/12/14】
何もしないでぼ~ぉっとする日も必要ですよ、とある方から言われ、今日はお天気もあいにくでしたし、のんびり過ごしました。
数日前からハイビジョンの番組宣伝で、大好きなバレリーナの吉田都さんの特集があるというので楽しみにしていました。
番組自体は5年前のロンドンでの「オンディーヌ」の公演リハーサルから追ったものでした。
都さんが指名した相手役エドワードは、プリンシパル候補ですが、
完成された都さんのレヴェルに追いつくために大変なプレッシャーと闘っていました。
悩み、苦しむエドワードを信じて、指導者と共に励ましながらのリハーサルの繰り返し。
先輩ダンサーとしての彼女の懐の深さにも感心しながら、いつも思う事ですが表現者はまずその人間性を磨くべき…
本当にどの分野でも同じなのだな…と改めて感じさせられました。
彼女の踊りから伝わって来るのは、やはりその人間としての魅力です。表現に深みがあるのですよ。
だから私は昔からファンでした。踊り手としては息が長く45歳になるついこの間、引退公演でロミオとジュリエットを踊られました。
その時も特集番組で観ましたが、彼女の完璧なまでの要求に自分のコンディションが応えられるように…というストイックさに
感動しながら、感心しながら観ていました。
踊り手としては引退されましたが、このままで放っておかれる方ではありません。
これからのご活躍を楽しみにしております。
ミッション達成【2010/12/13】
あぁ、久しぶりにデパートに寄ってみたら、いつものルートが工事で迂回になっていて驚きました。
しばらく、ここまで出てきてなかったから知らなかったわ…と浦島太郎状態でした。
この季節のデパートはクリスマスのオーナメントが充実していて華やいでいますね。
それを横目に1階の化粧品売り場に直行です。なにせ本当に買い足す暇すらなくて、5色使いのパレットにたまたま残った1色で
アイシャドウを無理やり完了させてしまっている有様でした。
それなのに、よく「目元が素敵ね。それ何色?」とか、笑ってしまう事に今日お世話になった美容部員さんにまで
「上手にシャドウを入れていらっしゃいますね。」と言われてしまい、「たまたま残った1色を単純に目の際に入れてるだけですよ。」と説明。
「ほらね」と、たった1色になっているパレットを見せて笑いを誘ってしまいました。というわけで、アイシャドウ5色使いは忘れず購入。
ちびちび使っていたパウダーファンデーションも。あとマスカラも!やれやれこれで落ち着きました。
ある一定の購入金額に達していたので、おまけのボディ・フラグレンスのプレゼントをいただきました。
嬉しいな。香りの癒し効果は大きいですもの。時々試してみようと思います。
そして、予約していた美容院に行って来ました。
今回でお別れのアシスタントさんに私が何かと守っていただいている神社のお守りを渡しました。
「見て、私も持ってるの。お揃い。」と。すごくシンプル過ぎる洒落っ気のない贈り物になってしまいましたが、喜んでくれました。
帰り際に「ちょっと待ってて下さい」と言われ、なんとお手紙と素敵なプレゼントをいただいてしまいました。
私は単なるお客で、美容院に行った時は本当にリラックスさせていただき、3枚目のお話ばかりさせていただいていたのに、
「予約が入っている日はいつも楽しみで、いつもパワーをいただいてました。」と。帰りの電車でそのお手紙を読んでジーンと来ました。
私もリラックスさせていただいて、お話聞いてもらってたつもりなのに、それを楽しんでくれていたのかな、と思うと
嬉しくなりました。またお会い出来る日を楽しみにしていますよ、M子さん!
頑張れ~!【2010/12/12】
今年も慌ただしく終わってしまいそうです。
またしてもお年賀状をちゃんと元旦に間に合うように投函できるかどうか…
去年の今頃も同じような事を言っていたような気がします。あぁ、進歩してないなぁ。
1つ1つ今ある予定を着実にこなして行かなければね。やっつけ仕事は大嫌いな性分なので、やるからには!です。
外出するついでに、忘れずにこなさなければならない事をメモして…それでも、必ずしまった!と帰宅して思う事多いです。
頑張れ、私!久しぶりに自分を鼓舞してみたりします(笑)。
明日は久しぶりに美容院に行く日です。久しぶりにリフレッシュの日です。
美容院でお世話になったアシスタントのM子さんが、今月末で退職され、イギリスに留学されるんですよ。
明日お別れするのは寂しいけれど、更に自分の技術を磨くべくお勉強に行かれるそうです。
頑張って欲しいな。そしてイギリスから戻って、またお会い出来る事を楽しみにしています。
私が彼女のマッサージでないと物足りないのを知っていて、マッサージの時はすっ飛んできてくれました。
また吹奏楽部でサックスを吹いていたという共通点もあって、楽しくお話をさせていただきました。
イギリスでも頑張ってね!立派になって帰って来られて、お世話になるのを楽しみにしています。
ワンちゃんの社交場【2010/12/11】
今日は午前中に愛犬メイ関係のお買い物をしました。
今日は11日です。ワンワンデーということで最寄り駅近くの行きつけペットショップのポイントが2倍になります!
常連さんは皆それを知っていますから、お店に行ったら沢山のワンちゃんが来ていました。もちろん飼い主さんに連れられて…。
メイはいつもポワーンとしているのに、そのお店近くなると、すごい勢いで小走りになります。
自分の餌やおやつが沢山ある所とわかっているのでしょうかね(笑)。
お店に行くと、まず2匹のプードルちゃんとお友達になりました。それからコーギーちゃんともご挨拶。
みんなでしっぽをプリプリ。それからゴールデンレトリバー、ハスキー犬の大型犬とも仲良しに。
大きなワンちゃんの野太い声で「ワン」と吠えられても、メイは小首をかしげて「どうしたの?」と怖がりもしません。
駅の構内を歩いていると、方々から「可愛い!」と声をかけられて、何だか嬉しそうなメイ。
初老のお上品なおば様からは「いくつ?かわいいリボンしてもらってるのね」と。
またお父さんとお散歩中の3歳くらいのボクが頭を撫でてくれました。
メイを連れていると、見ず知らずの色々な方が声をかけて下さり、自然と会話が弾みます。
メイの存在自体も癒しですが、殺伐とした世の中でありながらメイが呼び込んでくれる人の輪の有難さを感じます。
さぼってしまってました!【2010/12/09】
気がついたら日記更新する事を、はや5日間もサボってしまっていましたよ…。
こんなに空けてしまったのは初めてです。だめですね~。
それにしても、ここ数日でようやく夜は冬らしく冷え込むようになりましたが、日中は晴天続きで気持ちいいですね。
今年は忙しくて、大当たりだったという紅葉を身に行く暇もなかったので残念な事をしました。
12月に入ってしまうと、益々駆け足で今年が終わってしまいそうです。
附属音教もクリスマスコンサートに向けて、準備が着々と進んでいます。
ノロウィルス集団感染や、インフルエンザの季節ですから、本番を控えた生徒さん達も
体調を崩さないように、気をつけて、楽しく本番の日を迎えられたらと思います。
皆様もくれぐれも身体に気をつけて、この季節を無事に乗り切りましょう!
坂の上の雲…そして現代は…【2010/12/03】
昨年末放送していた「坂の上の雲」が、今連日再放送していますね。
丁度1年前の今頃、私は年末年始の念願だった欧州旅行の準備をしつつ、アラカルト公演を控えていて忙しくしていたのでした。
「坂の上の雲」の放送をすごく楽しみにしていながらも練習に追われ、旅の準備に追われていたので、ゆっくり鑑賞しようと
録画をしたのですけれどね…。諸事情によりそれを観る事もなく月日は流れ、気がつけば再生しなくても再放送してくれてます(笑)。
時代は日清戦争と日露戦争に渡っていますが、愛媛の秀才秋山兄弟を軸に、親友正岡子規、東郷平八郎…
登場人物を挙げ出したらきりがないですが、まだ軍を備えていた頃の日本、敗戦を知らなかった頃の日本、
その時代を生きた日本人の気質を伺い知る事が出来ます。男女雇用均等法だなんて有り得ない時代。
女性は男性を立てて、男性はか弱き女性を守っていた時代…。母方の祖父が海軍のそこそこ上官だったと聞いたことがあります。
末娘の母の子にあたる私は祖父にとって一番年の離れた孫になります。私がようやく物心ついた頃に祖父は他界しました。
ドラマで海軍の軍服姿を見て、母が懐かしく「軍服姿のおじいちゃん(私目線でそのように言います)を
写真で見た事があるわ。カッコ良かったのよ。」と。
ドラマを観て感じることは、昔の日本男子は気骨ある頼もしい人が多かったなと。スケールが大きい…。
その頃の女性はと言えば、若くして結婚をして家を守る事が当たり前。男尊女卑という言葉があったけれど
当時の法律は男性優位で、女性の立場は低かったわけで、社会的背景も今とは全く違ったのですものね。
正岡子規の妹、律はその時代にして離婚を経験し実家に戻ったけれど、この時代は出戻りに対する風当たりも強かったのか
故郷松山を捨て、母親と2人で子規を頼って上京しています。
おてんばで、はっきりした性格の律は、自分を押し殺してまで嫁ぎ先で生活していくことが難しかったのかもしれません。
おてんばではっきりした性格…それ、私のこと?今の時代でも結構、それは邪魔になっておりますね(苦笑)。
でもそんな私の仲間が、確実に今の時代増殖しているような気がしないでもないです。そんな私達の存在にたじろぐ男性達。
坂の上の雲に出てくる、ビシッとした骨のある男性の比率が増えてくれないとなぁ…なんてぼやく前に、自分の威勢の良さを何とかしたら?
という天の声が聞こえてこなくもないです…(汗)。はい、わかっておりますよ。
まだまだ人生の修行は続くのでした(苦笑)。
久しぶりのアラカルトミサ【2010/12/02】
何ヶ月ぶりだったでしょう。室内楽に専念させていただくという私の我が儘を快諾してくれたアラカルトメンバーとのミサ。
いつの間にか音楽稽古&企画会議の事をミサとメンバーで言うようになっただけなんですけれどね(笑)。
すっかり浦島太郎状態の私に、その間に固めて下さったチラシ・チケットのレイアウト案などを説明して下さり
どうも有難う…です。長く一緒に活動していますが、遠慮のない忌憚のない意見交換が出来る顔ぶれですし
演奏に対してはこれは譲れない…という物を持っている私のツッコミをも、メンバーは変な取り方をせず、
皆が同じ方向性で、より良いものをお客様に提供したいという気持ちが同じなので、互いに気になる点は注意を与え合うグループです。
それぞれが音楽を確立しつつある年齢に差し掛かる時、意見交換出来る仲間がいるというのはとても貴重なことだと思います。
ただ私以外は皆様声楽の方々なので、私自身ピアノに関しては、自分への厳しさを忘れてしまってはいけないと
常々思っています。声楽の方々からは「最初から最後まで、自分のソロも含めてずっと出ずっぱりで大変。」と
労っていただきますが、彼らこそ本番までに歌詞(アラカルトのこだわりで原語で歌います!)も全て覚えなければならないのですから
普段、時間を見つけてブツブツ練習をされているY川さんの日頃の努力もなるほど~という感じです。
私はと言えば、ずっと出ずっぱりの公演上演中は終始集中力が途切れないよう、自己鍛錬の場とさせていただいてます。
お蔭さまで、この公演の存在がいざの時の自分の大舞台での集中力維持に大いに役立っている事を感じさせていただいてます!
それにしてもアラカルトメンバーの皆様は、それぞれに活発な活動をしているので稽古スケジュールを立てる上で
色々調整しなければなりません。Y川さんとK屋さんは同じ所属団体で今月11日にクリスマスコンサートに出演されます。
その1週間後に私が職場である附属音楽教室のクリスマスコンサートに出演。
そして一気にアラカルト第5回公演になだれ込みますが、I井君とS石君の2人はアラカルト公演の1ヶ月後にも本番…
更にはその1ヶ月後の4月上旬に私の生徒さんの発表会があり、それぞれに多忙を極めております。
でも次々にそれぞれ目標とする本番があるという事は本当に幸せな事です。
今日の久々のミサで、ようやくピアノソロの曲目も決定しました。
相変わらずボリューム満点のプログラムとなりますが頑張ります。
指導者いろいろ【2010/12/01】
仕事柄、色々な方とお話をさせていただきます。そこで色々と自分を振り返る良い機会をいただいています。
当教室にも大人の生徒さん達がいらっしゃいますが、皆様それぞれのピアノ歴で、それぞれのレヴェルです。
指導させていただくこちらは、生徒さんお1人お1人のご要望を伺い、無理のない範囲で楽しんでいただける課題選びに努めています。
大人の生徒さん達は、その先に受験が迫っているわけでもないですし、それぞれのペースに合ったレッスン運びをしています。
発表会も出演の可否は、ご自身にお決めいただいています。ただ折角お勉強されているのですから、ご自分の日頃の成果を発揮する為にも
目標を持って勉強するという意味では、発表会出演はとても良い経験になると思いますよ~とお勧めはします。
発表会出演はハードル高いけれど、直前に行うクラスリハーサルには参加してみようかな…という生徒さんもいらっしゃいます。
子供時代に経験はあっても、10年以上もピアノから離れていると、公開での演奏は本当に恐ろしいものです。
この恐怖を一度は乗り越えないと発表会復帰は難しいからと、果敢に出演して下さった大人の生徒さんは
見事に2年前に復帰を果たされ、感動的でした。そしてこの春復帰後、3度目の出演を目指して頑張っていらっしゃいます。
そんな努力家の生徒さんから伺いましたお話です。自分の健康維持の為にかつて通っていらしたバレエ教室での事です。
とても良い先生に恵まれ楽しく通っていらしたそうですが、先生のご都合か何かで担当以外の先生が
ピンチヒッター的にレッスンされたそうです。
そのクラスは大人からバレエを始められた方ばかりで、1つのポーズをとるにも本格的というよりかは、怪我をしないよう気をつけながら
出来る範囲で緩やかに普段の先生はレッスンを進めていらしたそうです。
ピンチヒッターの先生は、スパルタ的で「どうしてこれが出来ないの?」ととても厳しく、生徒さんは不思議に思ったそうです。
健康維持が目的で、趣味で楽しむためのレッスンで今からプロを目指すわけでもないのに、なぜそこまで厳しいのかと…。
ピンチヒッター的先生も、大学生くらいになってからバレエを学び、指導者になったという経歴の方だそうですから、
舞台であでやかに主役を踊っていた方ではないとの事。
そうであれば、ご自分の遅いスタートを活かして、大人から始められた方ばかりのクラスはうってつけの指導者かと思えるのですがね…。
生徒さんからお聞きするレッスン運びは、まるで遅いスタートでかつでご自分がコンプレックスを抱えた時のフラストレーションを
目の前にいるアマチュアの大人の生徒さん達にぶつけているとしか思えないものでした。
生徒さんのターンの補助をする時も、下手をすれば叩かれている方もいたとか…。
分野は違えど同じ指導者として、まずその先生の歪んだ人間性に驚かされます。
指導者である前に、まず人間として…どの分野でもそうですが本当に実力のある方は偉ぶったり、
ましてや威圧的な態度で、生徒さんを委縮させたりしませんもの。
私は本当に今まで素晴らしい先生方に巡り合えた事を感謝しなければと思います。
転じて私自身はというと、音大・音高受験を目指す生徒さんには、かなり厳しく指導する事もあります。
受験を目の前にしても、明らかに昔と今では生徒さん達のタイプが変わってきています。
正直、今のお子様達は「スバリ言わなければ伝わらない」と思わされる事が多いですね。
厳しくしなければならないこちらの方が辛くなる時もあります。後で「言い過ぎたかな?」等とあれこれ思う事も。
でも愛情があれば厳しく指導していても、ある部分では繋がっているから…と、そう言い聞かせて頑張るしかありません。
たまに厳しいレッスンを進めなければならない私の方が辛くなり、生徒さんに「こんなレッスン本当にキツイから、もう趣味のピアノに戻る?」と
聞く事もありますが、「そんなの嫌です!」という言葉に厳しいレッスン復活です。
ねぇ、そこまでキッパリ頑張ると言うのなら、もうちょっと怒涛の指摘をされる前に自分で気が付いてこようよ…
というのが私の本音です(苦笑)。
やっとこさ~【2010/11/30】
公約通り、メイを見送った後すぐに携帯機種変更の目的を果たすべく出掛けました。
いつもお世話になっているショップで、会員割引や、今まで貯めたポイントの恩恵にあやかる作戦ですよ!
11月末日までというお値引き対象商品も、型番号だけ出ていても素人にはわからないので、実際に手に取ってみないと…
と思いつつも、おそらく私の性格からすると、お値引き対象商品に気に入ったのがなければ、とことんデザイン重視なので
新商品から選んでしまうのだろうな~…なんて事も頭をかすめておりました。
カウンターに座って「メールで届いたお値引き対象商品を実際に見せていただけますか?」とお願いし、
目の前にズラリと並んだ携帯電話を1つ1つ手にとって、「どれもこれも薄くなってる!」と感動。
だって私が今まで使っていた携帯は、見るからに昔の分厚いもので、テーブル上に出すのだってためらわれるくらいの
代物だったのです。しかも不注意にもよく落としたので傷だらけ。見るも無残なひどい姿…。
時計代わりに使っていたところ、アラカルトメンバーのI井氏からは「姉さん、それにしても年期入ってますね~。」と言われる始末。
先日の室内楽の演奏会で譜めくりを務めてくれたY理さんは「ちょっとぉ~、本番前でドレスアップして着飾っている貴女と、
この携帯とのギャップは何?あぁ、イメージがぁ…。」」と思わず笑われてしまいました。
「ごめんあそばせ(笑)。今月中には機種変更を絶対するつもり~!」と宣言していたのでした。
結果どうなったかというと、見事にお値引き対象の携帯ではなく、新商品から選ばせていただきました!
予想通り、デザイン重視に走りました。驚いたのはお値引き対象の携帯だって、決して古い型ではなく今夏発表されたシリーズだったんですよ。
時代のスピードについていけませんわ。3ヶ月前に新発表されたものなのに、もうお値引き対象。
結局新商品から選ばせていたのは、お値引き対象商品の中にピンと来るデザインの物がなかったからです。
でも私の本来の考え方は新しい物を常に追いかけるタイプではなく、お値引き対象の中でピンと来るものがあれば、
新商品を見るまでもなく決めていたと思います。服でも何でもそうです。今流行っているから…というのは私にとって決め手にはなりません。
車もそうですが、携帯も一定期間使うものですし、本当に気に入ったものでないと愛着が湧かないのです。
今回はピンとくる商品が、新商品の中に含まれていたのでした。迷わず決めました。月々の支払いに上乗せする形で購入できるし、
会員割引や、貯めていたポイントも使って、結果古い携帯をずっと使い続けるよりも
この先4,5年使用する事を考えたら、使用料も随分リーズナブルになる事がわかりました。
あぁ、もっと早く変えればよかったよ~。世の中に相変わらず疎くて困りますです(苦笑)。
これでようやく、テーブルの上に置いておいても恥ずかしくない携帯になりましたわ!やったぁ!
メイのトリミングから思った日頃【2010/11/29】
月に一度の愛犬メイのトリミングの日でした。いつも10時過ぎには「あと10分ほどで伺います」と
トリマーさんから連絡が入ります。そう…トリマーさんが幼稚園バスのごとく迎えに来てくれるのです。
ところが今日は10時半をまわっても、電話すらかかってきません。困ったなぁ。
メイを送り出して、それを見届けてから自分も出掛けなければなりません。このままでは時間に遅れてしまう。
トリマーさんの携帯に電話をしても繋がりません。「どうしても約束があって出掛けなければならないので、これから外出します。
帰宅しましたら、また連絡します。今から出掛けます。」とメッセージを残しました。
長くお世話になっているトリマーさんですが、今まできちんと約束を守って下さる人です。何かトラブルに遭っているのでは?
そんな懸念が渦巻きます。トラブルに遭って時間通り行けないとわかった時点で連絡があってもいいのに…
と思ったりもしましたが、連絡が取れる状態にないほど大変な目に遭ってしまったとしたら…?
次の約束に遅れるわけにいかないので、予定通り手掛けました。しばらくして、こちらの携帯が鳴りました。
トリマーさんからで、慌てた様子です。何と途中で車が動かなくなったとの事。最近バッテリー交換をしたところだというのに…。
修理や何やで、連絡をとらなければ…と、そんな時に限って携帯を置いて出てきてしまっていた事に気付いたそうです。
何という事でしょう。気ばかり焦ったでしょうね。
ただの車の故障で良かったですよ。事故に遭って大変な大怪我に見舞われていなくて良かったですよ。
トリマーさんは気の毒なくらい、謝っていらっしゃいました。せめて携帯だけでも忘れなければ、ご連絡だけでも速やかに入れられたのに…と。
今日はこんな事もありました。夕方レッスンのお約束をしていた大人の生徒さんは、いつも時間に正確にいらっしゃいます。
ところが今日は5分経過しても、まだいらっしゃいません。
バスを利用していらっしゃる生徒さん達は、時々バスの遅延等で到着が5分くらい前後することもあるので少し様子を見ますが、
その生徒さんは近所の方でバスは利用せず、確実に時間が読める徒歩で日頃いらっしゃいます。
もしかして、いつも4時でお約束しているところを、こちらの都合で4時半で今回お約束したから、
勘違いをされていらっしゃるかもしれない、と判断してメールをしました。メールをして5分ほど経過し大慌てで生徒さんはいらっしゃいました。
やはり勘違いをされていたそうです。「すみませ~ん、うっかりしてました!」と。
生徒さんのレッスンはご近所だった事が幸いして、10分押し程度で始める事が出来ました。
トリマーさんにしても、生徒さんにしても、長いお付き合いの中で、
日頃、誠実で一生懸命なお人柄をこちらが感じとらせていただいているので、連絡がなくても
「何かトラブルに遭っているのでは?」「うっかり勘違いしてらっしゃるかも?」と、きちんとされていらっしゃる方だからこそ、
こちらも、それなりの想像をして、対処をする事につながります。
最初から誰だってミスはしようと思ってする事ではないですもの。私自身だってミスをしないとは絶対言いきれません。
本当にそういう時、日頃が大切だと思います。誠実に一生懸命やっていてこそ
「あの人に限って…きっと何かあったのだ」「いつも時間に正確な生徒さんだけに勘違いなさってるかな?」
そんな風に周囲は受けとめる事が出来るのでしょうね。良い勉強になりました。
「考える」ということ【2010/11/28】
フィギュアスケート・グランプリ大会がフランスで行われていましたが、
浅田真央選手が、本調子に戻らないまま終わってしまいました。ほかベテランの村主選手、新星の今井選手も健闘!
解説の荒川静香さんが「身体が変わる時、今までのジャンプのタイミングで急に決まらなくなる。
身体の成長と共にタイミングを変える必要があって、選手もそれがわかっているのに、
競技中に昔のタイミングの癖が不意に出てきたり…そういう時にミスをする。」と
お話されていました。ジャンプの安定感で怖い物なしだった浅田選手は、ジャンプに関しては元々軽々と飛べていたので、
感覚的に捉えていたのかもしれませんね。逆にジャンプが苦手で、かなりの工夫を繰り返した末に飛べるようになる選手の方が
身体が変わる時期に、一時的に調子を崩しても、工夫をして自分なりのタイミングを考える癖がついているので
それほどスランプが長引かないのかしら…とも思ったりしました。
「確信が持てないままジャンプの体勢に入ると、迷いが出てしまってジャンプが決まらない」とも荒川さんは解説。
すごくわかるような気がします。演奏も確信のないものは、自信のない演奏となり、自信のない演奏は説得力のない演奏となる。
まさに悪循環です。「何となく…かなぁ~。」と、こんな調子で曲と向かい合っていても何を伝えたいのかわかりませんもの。
競技の場合は、その迷いが結局、競技そのものに集中していない事になってしまいますし、
その気持ちの弱さが、ミスを呼び込んでしまうように思います。一度人前に出てしまったら
はったりでもいいから、気を確かに持って…そんな気概を持てる人が個人種目等には向いているのかもしれません。
かつて表彰台に当たり前のようにのって、観衆の声援に応えていた時の真央さんの笑顔はありません。
自信に充ち溢れていた時の明るい表情から程遠く、伏し目がちな真央さん。
あれこれ考え、工夫して、ジャンプが飛べるようになったタイプの選手でないだけに、このトンネルから抜け出すには
他の選手より時間がかかるかもしれませんが、手探りで自分なりのタイミング、確信の持てるスケーティングを再度
探し出さなければ、次のステップもありません。苦しい今季を乗り切れば、また確信持ってスケートできる日が来れば、
今度こそ恐れるものは何もない!と思います。
男子の小塚選手、優勝おめでとうございます!前の滑走がフランス人選手で、完全アウェーな中、
ガラリと前の余韻を絶ち切り、小塚選手の世界を作り上げました。素晴らしい調整力で中国大会同様に
ショートプログラム、フリーのどちらも1位で完全優勝でした。
その揺るぎない安定感は、心の強さを感じさせられるものでした。
全ての大会が終わってみれば、男女共に6名ずつしか残れないファイナル大会に
日本人選手が男女共に3選手ずつ残る事が出来ました。いつの間にか層も厚く、日本はフィギュア大国となりましたね。
どんどん実力ある選手が台頭してきて、まさに群雄割拠です。各選手の活躍が楽しみです。
何だかとっても疲れました【2010/11/27】
附属音教のお仕事でしたが、すご~く後味の悪いレッスンが1枠ありました。
後期に入ってから、ぼ~っと心ここにあらずの生徒さんがいます。
まるで集中力がない。凡ミスだらけ。本当にくらだない初歩的なミスを繰り返すのです。
次回のレッスンで同じ間違いを繰り返さないように指摘してもだめ。私の注意の書き込みをすっかり読み飛ばしている。
繰り返し同じ事を何週にも渡って注意するこちらが空しくなってきます。
充分に意思の疎通が出来る高校生なのに…。さっき注意したミスを、目の前で何度も繰り返された時とうとう雷を落としました。
明らかに技術不足で間違えている事ではなく、注意すればすぐに直せる事なのに…。
こうなってくると、レッスン自体に集中していない事がわかります。人の話を聞いているようで聞いていないのです。
そう言えば目も虚ろです。以前は生き生きとした表情だったのに、無表情です。
学校で、家庭内で、何か悩みごとでもあるのかしら?
音楽は表現するものですから、心の内と直結しています。大きく影響するので放置できません。
本人に問うと「特に何もないです」とだけ。認めたくないだけなのかもしれない。
本人が言いたくない以上は、こちらも立ち入る事は出来ないので、そのままです。
そんな会話をして1ヶ月ほど経って、本当にひどい状況になってしまいました。
趣味で楽しむ生徒さんなら、ある程度こんな時期もあるのかな…と少し気長に見ようとも思えるのですが、
その生徒さんは中学生の頃から音大ピアノ科を目指しているのです。
今のペースのままで、万全な状態ではありません。それどころか全く今の状態では2年後の受験期に課題を弾くまでに
成長できるのか、未知数です。だから本人にはいつも人の何倍もの勢いで力をつけないと間に合わない。
一回一回のレッスンを大切に。無駄な遠回りをしている暇はないので、効率の良い練習方法を身につけて
丁寧な譜読みを心がけるように常々話しているのです。それなのに音の読み間違えのオンパレード。タイなのに見事に音を弾き直す。
今日は特に目を覆うばかりのひどいレッスンとなりました。あまりのひどさに普段練習をどのくらいしているか聞いてみました。
「1時間半…。」嘘でしょ?人の何倍もの努力をして追いつかなければ…という人の練習時間なの?
音大ピアノ科志望なのに?しかも、もう高校生ですよ。あと2年もないのに?
呆れて言葉がしばらく出ませんでした。「随分音大ピアノ科も軽く見られたものだ」と。
極端な話、きちんと課題をこなしていれば練習時間等こちらは聞く必要もないわけです。
でも明らかにきちんと勉強出来ていないので聞いてみたら、この答え。
このような内容のレッスンを繰り返す。その上1時間半以上の練習時間を普段の生活の中でひねり出せないと言うなら、
もう受験は諦めた方がいい…と私は言いました。危機感があまりにもないので。
ずっと生徒さんは黙っていました。
「無理そう?そんなに練習しなくちゃいけない世界なのって思っているのなら今のうちに諦めた方がいいですよ。」と
厳しく突き放しました。「いえ、改善できると思います。」と小さな声。
その言葉を信じて、来週上向きになっている事を願います。あぁ、感覚の違いって怖いなぁ…と改めて思います。
自分が練習する方が100倍楽ですね。人を教えるって本当に難しいです。
明るい笑顔は大切ね!【2010/11/26】
某私立ミッション系の小学校に通うK子ちゃんは以前からオーケストラ部に籍を置いて、
ピアノ以外にもヴァイオリンも弾いています。
「メサイアの演奏があるから、オーケストラ部の練習も忙しいの。」と言っていました。
来月から早くも12月です。「そろそろ練習も佳境ね。」と聞くと、「来週のレッスンに来る時はもう終わってる」とのこと。
ほぉ~、それはそれは…と思っていたら、「それからサウンド・オブ・ミュージックから2曲歌うんです。」と。
あら、大活躍じゃない!聞けば5人選ばれて、有名な「ドレミの歌」等々歌うそうです。
それも自分で挑戦しようと思ってオーディションに参加したそうです。
なるほど…K子ちゃんは音楽が本当に好きなんですね。歌う事も、オーケストラ部活動することも、そしてピアノを弾く事も。
その中で一歩抜き出て、やる気なのがピアノのようです。本気のレッスンを受けたい!と本人の意思で
「小学生の為のレッスン」から「受験生の為のレッスン」にコース変更をしました。
本気のピアノレッスンのスタートが人よりも遅かったという事で、遅れを何とか取り戻したい一心で
90分レッスンを毎週受ける事になったのです。この頃はK子ちゃんから自発的に質問が出るようになりました。
レッスンでも良い意味で積極性が出てきています。そして元々明るい性格。厳しく指導すると落ち込む事もあるけれど、
立ち直るのも早い。教えるこちらとしては、いつまでも落ち込まれて暗くなられると次の言葉も言い辛くなるので
落ち込んでいる暇があったら、どんどんやらなければならない事に取り組む姿勢に助けられています。
私が幼かった頃に母は、厳しいレッスンを受けて泣いている他の生徒さんの光景を見て、後で私に言いました。
「泣いちゃったら、せっかく先生が良くなるために次の事を仰ろうとして下さっても、また泣いちゃうから言うのはやめようってなっちゃうの。
それって凄く残念な事よね。」と。本当に私はそう思ったし、何より私にとって、この世で一番怖い人は母だったので
外で厳しいレッスンを受けようとも、それほどダメージを受けませんでした。免疫があったのでしょうかね(笑)。
大人になって母とその辺りの思い出話になると「あなた、そんなに先生に怒られる事なかったもの。」ですって。
それはさておき、大人になって研修レッスン枠でかなり厳しく泣く人続出と言われた外国人先生のレッスンでも
かなり前評判で気難しいと脅されていたのに、全然怖くなく、それどころかユーモラスな部分もおありなのを発見して
先生とのレッスンを私は楽しんでいました。明るい事は良いことです。先生の笑顔を誘います。
色々な先生方と良好な関係を築けた事は私の財産です。
海老蔵さんの怪我騒動に思う【2010/11/25】
人気の元フリーアナウンサー小林麻央さんと豪華な披露宴で祝福され、結婚された海老蔵さん。
会った事もないし、当然お話した事もない私が勝手な推測で思う事ですが…
だから偶然このブログを目にされた方も、流し読みして下さいませね。
ぼ~っとしていたらテレビで昔のVTRで父親の団十郎氏がインタビューに答えていたシーンが再度流れていました。
「あれだけお酒が好きで夜遊びばかりしていた人がね、いつの間にかお酒を絶って、健康の為に野菜中心の食生活に。
麻央さんの力は大きいですね。」というような内容をとても幸せそうにお話されてました。
好きな人が出来て、その人に認められたくて、今までの自分を変えて行く…それって良い方向に変化して行く事は
本当に良い恋愛をして、素晴らしい出逢いなのだと思います。
確かに麻央さんとお付き合いがオープンになるまでの海老蔵さんは、いわゆる遊び人。何人の女優さんの名前が挙がった事でしょう。
でも本当の相手!と確信持てた人との出逢いは、遊び人の男を純粋な男に変えてしまうパワーがあるのね~
と他人事ながら、感心してました。ところが今回のニュースを聞けば、怪我を負って救急車で搬送される前日に
体調不良という理由で、予定されていた製作発表をキャンセルされたそうです。
それなのに、その日の夜飲食をしていた事になります。しかも帰宅したのは朝。大怪我をして、しかも酔っていたそうですね。
いったい何があったのでしょうね。結婚して直後に出演していたNHK「トップランナー」でも
以前にも増して自己管理に余念なくなったと、ストイックな部分、プロ意識を感じさせる言動が目立っていました。
いつの間にまた喧嘩に発展するまでお酒を飲むようになったのでしょう。いつから夜遊び復活してしまったのでしょう。
身を固めて、「円熟期を目指す海老蔵さん」に期待する声も周囲にはあったのでしょう。
そのプレッシャーに押しつぶされてしまったのかしら。
舞台で人前に立って演じるという事は、気力も充実していないとキツイ作業です。
人間だから、気が弱くなってしまっている日も舞台に立って平静を装い演技しなくてはならない事も求められるでしょう。
表向きに見せている顔と本当の自分とのギャップ…そんなところで海老蔵さんは闘っているのでしょうか。
大好きな麻央さんには、いつもカッコイイ自分を演出したくて、頑張りすぎていたのでしょうか。
私の勝手なる推測が、ただの考え過ぎならばいいですけれどね。
世の中は着々と【2010/11/24】
いつの間にか銀杏が黄金に染まり、桜の葉も真っ赤に染まっています。
まさに「秋も深まり…」ですね。そんな事を思いながら雑多な用事に追われて街を歩いていると
郵便局では年賀はがき販売のスタッフさんが声をかけてくるわ、年末ジャンボ宝くじは今日から売り出しだわ、
もうそういう時期ですか!早いなぁ…。つい最近まで演奏会のご案内状出し、昨日は招待状枠の方々のお礼状書きに追われて、
年賀状の準備もしなければいけない時期になったのですね~。ペンを持つ手が腱鞘炎になるのではないかと思うくらい
年末は毎年、膨大な宿題をひぃひぃ言いながら片付けている小学生みたいになっている私です。
来年のスケジュール帳と、家計簿も用意しなきゃね…という事で伊東屋へ行きました。
ここに行けばたいてい、探しているものは見つかるので、地元駅近くに伊東屋があって助かります。
スケジュール帳は毎年使いなれたタイプの物を選びます。家計簿もそうですね。
中身は一緒でも、外身はちょっと変化をつけたくなります。
今、使っているスケジュール帳は仕事運アップにいいと言われる赤でした。それから家計簿は黒字を意識して黒のチェック柄。
家計簿は今回もそんな事もあり、黒を買いたかったのに、すでに出遅れてしまったのかない!
あるのは色違いの紺、緑、赤の三色。紺を選びました。どう考えても赤は「赤字」連想してしまうので避けました(笑)。
スケジュール帳の赤色のご利益はあったかな?仕事運はあったと言えばあったかも…。
何となく2年連続同じ赤を使うのって芸がないような気がする…芸があろうがなかろうが関係ないと思うのに、
そんな事を考えてしまった私。私の頭の中で勝手に仕事運(赤)がアップすれば金運(金または黄)アップ!という
図式が出来上がってしまいました。だからと言って金運アップのみに頼るのはどうかしら…。
というわけで、仕事運(赤)も金運(黄)も相乗効果でアップして欲しいということで
赤+黄=オレンジ!丁度良い事に手帳を手に手にとって見てたら、ちゃんとオレンジがあったの!
すごいでしょ。この勝手な思い込みったら。でも信じる者は救われる?かな…?
ここまで色で気合入れる人いないかしらね。期待はずれだったらどうしよう~。面白がって様子見ますね(笑)。
慌ただしい一日【2010/11/22】
演奏会翌日の土曜日、ご一緒した先輩先生からメールが…。
それなのに私ときたら、前夜の興奮冷めやらず、なかなか寝付けなかった分、久しぶりに大寝坊をしていたのでした。
先輩先生からは「この度は色々とお世話になりました。お疲れ様でした。」という内容。
まずいです。一番下っ端の私が先にお礼を申し上げなければならないところ、すっかり出遅れてしまいました~。
そのメールの中に「学園の法人の先生方(理事長をはじめとするお歴々)もいらして下さったので、お礼のご挨拶に行きましょう」と
ありました。一斉メールでもうお一方の先輩先生もご挨拶に伺える日程など、返信されている状態。
おっと、本当に私ったら失礼しちゃってますよ~。「慌てて私も参上致します。ご一緒させて下さいませ。」と返信。
あまり演奏会から日が経ってしまっても、という事で、ご挨拶は今日のお昼に伺う事になりました。
私は午後にレッスンを入れておりましたが、何とか帰ってこれる時間と判断し、お仲間に入れていただく事になりました。
久しぶりに午前中出発の平日の道は混雑しておりました。それも見込んで出発しましたが、途中荻窪のお知り合い宅に
寄って、いつも応援して下さっているおば様に簡単に伺うつもりでした。
私の演奏会には欠かさず、来ていただいているおば様でしたが、今回は先月入院手術をされた事もあり、
何かあっては大変!と大事をとっていただいていたのです。なので無事に終わりましたよ、とお顔を見せる程度に
考えておりました。ところが想像以上に渋滞がすごくて、たっぷり時間の余裕をみて出発したつもりでしたが
荻窪に廻り道して、大学に向かったのでは遅刻するやもしれず、急遽予定変更でそのまま大学に向かいました。
それが功を奏してバタバタすることもなく、待ち合わせの教授室に行くことができました。
先生方と一括されていたご招待状を見て、来て下さった先生方のお名前をチェックさせていただいたりして
先生方とのお約束の時間まで、作業をしていました。
予定より早い時間に秘書の方が呼びに来て下さったので、ご挨拶周り開始出来ました。
「どんどん演奏しなさいよ、これからも」とはおっしゃるけれど、演奏会やるのって経費の面でも大変なんですよ…とは言えるわけありませんわ。
まぁ、二度と聴きたくないって言われたら大変ですけれどね。先生方なりの労いとエールのお言葉と受け取っておきます。
何人かの法人の先生方に直接ご挨拶することが出来、ようやく一区切りという気持ちです。
私は今まで、自分の演奏会の招待状を持って「今度演奏会を致します。ご案内に伺いました。」とご挨拶したことはあったけれど
演奏会を終えてから、このようにきちんとご挨拶に伺ったのは初めてだったので、声をかけて下さった先生に
「先生が誘って下さらなかったら、私何も知らずにそのまま終わりにしてました。」とお礼を申し上げると
「私も今回が初めてです。」と意外なお言葉。
お忙しい法人の先生方が、皆様でいらして下さったからご挨拶に伺えるのであって、今まではそういうこともなかったから…との事。
はぁ、なるほど。来て下さったからこそのご挨拶ですよね、確かに…。
今回はどういうわけか、いらして下さったのです。学長先生は関西からのご出張帰りに羽田からそのまま来て下さいました。
本当に有難いことです。日ごとの研鑽の成果をお聴きいただき、励みになりました。
楽屋前でご挨拶の時に、お歴々がいらしていた事を初めて知り、びっくりしつつも有難いと思いました。
会場にいらして下さった全てのお客様も皆様同様に、お忙しい中わざわざ集まって下さる方々がいらして、
演奏会は成り立つのです。本当に有難い気持ちでいっぱいです。
アラカルトメンバーの皆さんには随分、ピアニスト不在でご迷惑をおかけしましたが、
来年2月の公演に向けて、楽譜を持ちかえて合流したいと思っています。
しっかり頭を切り替えて、頑張りたいと思います。
今回の室内楽で得た素晴らしい経験を、次のステージに活かせるように頑張ります!
声楽とのコラボにご興味ある方は是非、お楽しみに!
ところで、すっかりタイトルからかけ離れてしまいました。無事大学でご挨拶巡りを済ませてから、荻窪のおば様宅に寄り
自宅でのレッスン開始時間にも、慌ただしく遅いお昼ととって間に合いました(笑)。
無事に終える事が出来ました!皆様のお蔭です!【2010/11/20】
昨晩、無事に第110回ピアノ新人会「室内楽の夕べ」の本番を終えました。
本番当日になってしまうと今まで準備してきた期間からすると呆気ないくらいあっという間に一日が過ぎます。
車が渋滞することも考え、余裕を持って車で出発。家の者とは別行動が始まります。
当日はいつも終演後に会いましょう…と自分の世界に入ります。
車は多かったけれど、流れていたので1時間半ほどで会場入り出来ました。ゲネプロが終わってから少し時間があるので、コンビニで買い物。
ゲネプロ30分前には控室入りして、場の空気に馴染んでおきたいので、守衛さん前を40分ほど前に通過(もちろんご挨拶はしますよ!)して
ポカリスエットを一口飲みました。ゲネプロでも本番でも汗をかくし、喉も渇くのでポカリは欠かせません。
私にとっては演奏はスポーツと同じ感覚です。
そうこうしているうちに一緒に出演する服部先生が到着されました。
が、楽屋入りの服部先生は一瞬誰?と思うくらいに私服が可愛かったのです。
10代の学生さんのようでした。「こんにちは~」と条件反射的にエレベーターから降りてくる若者さんにご挨拶をしたら、
先生だったんですよ…(笑)。
本当に先生は年齢不詳ですね。すごく先輩なのに、お嬢さんのように見えてしまう…。恐るべし!不老長寿の薬でも飲んでらっしゃる?
そうこうしているうちにチェロのドル先生がお出まし。ご挨拶を交わし、先生も自分の控室でリラックスと思いきや、
ほどなくして音が聞こえてきました。わぁ、練習してらっしゃる。
それぞれに時を過ごし、私もゲネプロで間抜けなミスをしないように(直前にやってしまうと本番であれこれと細工をしたくなってしまうので)、
コンディション整えておりました。
そうはしながらもピアノはまだその時点では弾けません。
調律師の方が少しでもピアノを良いコンディションにするようギリギリまで調整されています。
自分の楽器と常に行動できる弦楽器奏者はいいなぁ…といつも思います。
ピアノは会場のピアノを自分の楽器のように操つる事に本番の日は心血を注ぎます。
控室扉がノックされました。「はい、どうぞ!」とドア口に行くと「来たわよ!」と譜めくり の達人Y理さん登場。
彼女の事をただの「譜めくりの達人」よばわりしてはバチが当たりますのよ。
Y理さんは大学の卒業試験でフランスのデュティーユのソナタを立派に弾きこなされ、卒業演奏会にも出演されたんですよ。
痒い所に手が届く気配り上手から、師匠の室内楽の演奏会の譜めくりを20年来引き受け、その道のベテランです!
あぁ、心強いったらないです。
Y理さんには5年前も譜めくりをしていただきましたが、控室にやってきて
「ねぇ、自分のペースで動いてね。私のことは気にせずに。」と何度も言うのですが
私はときたら、普段なかなかゆっくり話す事の出来ない彼女との会話は本番前のリラックスにつながり心地よかったのです。
5年までそれがわかった彼女は今回は、良いお話相手になってくれました。
「ねぇ、そのヘアアイロンってどうやって使うの?やってみて。」「あ、これね、結構優れものなんだから。」
すっかり普段モード。ゲネプロ5分前まで楽しい会話モードで、ステージに向かう時はすっかり切り替えです。
その辺の事もわかってくれているので、余計な気遣いなしに行動できるので助かります。
ゲネプロでは音のバランスも聴いてもらうつもりでしたが、幸い調律師さんが客席で聴いて下さっていたので、
彼女には譜めくりに徹してもらいました。
全部を通した後、気になるところをピックアップして、先生達と「今さら何回もやったところで疲れるから…」と意見一致し、切り上げました。
控室で楽しいお話の続きです。本当に今日は本番なの?楽し過ぎる。ソロリサイタルとは全然違う時が流れます。
一緒に演奏して下さる先生方の存在も安心感につながります。
ショスタコの音楽の世界に入ってしまえば、このほのぼのモードとは対極するものですが。
今にして思えば、厳しい内容の音楽を表現する時、人間はバランスを求めて演奏の時以外は
対極に位置するほのぼのモードを求めるのかもしれません。少なくとも私は無意識のうちにそうだったようです。
開演ベルと共に、再度ショスタコの世界にどっぷりと浸り、夢中で無心で演奏することが出来ました。
楽章の合間の先生方とのアイコンタクトや、音楽を通じて一緒に作り上げてきた感覚で僭越ながら「仲間」という気持ちで演奏していました。
音楽的内容は厳しく辛く、悲しい追悼の色濃い作品でしたが、演奏を終えた瞬間の安堵感、先生方「やったね!」と共感し合えた感覚等は
得難い経験でした。ステージからはけて袖に引っ込んでからも、みんなでいい顔が出来ました!
この公演に際しまして、多くの皆々様からの応援のお言葉や、お祝い、綺麗なお花、贈り物等々、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
そしてお忙しい中、ご来場いただきました皆様、本当に有難うございました!!
ここまで来ますとね…その2【2010/11/17】
昨晩、最後の合わせ練習が終わりました。最後の最後まで少しでも良い演奏に繋がるよう確認作業に追われました。
お互いの意としている事を具体的に言葉に出して、呼吸を合わせる…。タイミングを計る…。
お互いがお互いの音楽を尊重しているからこそ、相手の言わんとしている事をくみ取って、自分の奏法を見つめ直す…。
山中先生にドル先生という音楽の世界の大先輩から、沢山のアイディアをいただき、最後の合わせ練習でも得るものが沢山ありました!
前回の合わせで私が「私の細かいパッセージに配慮して下さり、テンポを落ち着き気味にして下さってるのでしょうか。
もう少し速くても大丈夫です。」と申し出たところ、
「これ以上速いテンポで演奏すると軽薄な感じになるのではないか?」とご意見下さった山中先生…。
私の意としないところで「軽薄」という印象を持たれるのは本望ではないですし、では今までのテンポでお願いします
…と決着がついたところがありました。
昨日の合わせで違和感なく、その箇所を演奏していたところ、山中先生から「この間より、少し速いテンポにしてみましたよ。大丈夫でしたか?」
と聞かれ、「え?そうでしたか?夢中で弾いていたので…大雑把な私ですみません!」
「あの後、家でそこの部分が気になって改めて聴いてみたら、貴女の言う通り、もう少し前へ持っていくテンポでも大丈夫だな、と思ってね。」
「軽薄にはなってないですか?」「このテンポなら大丈夫。あまり落ち着き過ぎてしまうと確かに面白くないし…。」
そうなんです!いつも音楽に対するその真摯な姿勢に心底感動です。下っ端の私の意見を、そのままスル―せず、
もう一度じっくり勉強して来て下さり私の意見を取り入れて下さる。
ドル先生もそうです。かなりドギツイ曲で、ピアノが大音響で弾きまくるところがあるのですが
「私、やり過ぎですか?馬鹿みたいに鳴らし過ぎでしょうか?」と率直に聴くと、
「遠慮しなくていい。そういう曲なんだから。心配しないで思い切り弾いて大丈夫。こっちも頑張るから。」と温かいお言葉。
「どんなに大きな音で弾いても、うるさくない音だよ。大丈夫!」と私の思い存分の演奏にお付き合い下さいます。
ただ演奏する事だけでなく、音楽に対する姿勢、それを表現する演奏者の人間性…そういった全てがあいまって
音楽は1つ1つの形をなして行き、それを聴衆の皆様に受け取っていただくのだ…という原点を改めて思い出させていただいてます。
本当に人生の上でも、良い勉強をさせていただいているなぁ、としみじみ思います。
ショスタコが弦楽器奏者に要求する特殊な奏法はなかなかの見ものです。
その奏法の中には、チェロが信じられないくらい高音で弾く事を要求したり、
大切な先生方の弓の背を弦に打ち付ける奏法が一部にあるのですが、それは楽器を守る為、本当はやりたくないそうです。
ゲネプロと本番の時のみされるそうですから、実は私もまだその音色を聴いておりません。
知らなかったなぁ…ショスタコさん、弦楽器奏者が嫌がる奏法を書いちゃダメじゃない(笑)。でも面白そう…。
激励メールを下さっている皆様、今日は想定内の背筋痛でございます。でも、これはいつもの事です。
明後日の本番を迎える日には、ちゃんと中2日で復活しているという計画です。頑張ります!
ここまで来ますとね…【2010/11/15】
いやはや、ここまで来ますと面白い事に気がつかされます(このところ室内楽話ばかりで申し訳ありませんが)。
明日がいよいよ当日前の最後の合わせ練習なのですが、「最後だから全楽章通しましょうね」と前回の終わりに先生方とお約束したのです。
通すからには、各楽章のテンポの設定もバッチリ決めたいところです。
山中先生、ドル先生、そして私の顔合わせならではのテンポというものが出来てきつつあるので、
しばらく参考資料として聴いていた4枚のCDからも離れていたのです。因みに私の愛聴していたCDは
①アルゲリッチ&クレーメル&マイスキー(山中先生もこれを参考にしていらしたそうです!)
②ベレゾフスキー&レーピン&ヤブロンスキー(ロシア若者トリオですね)
③レオンスカヤのピアノにボロディン弦楽四重奏団のコラボ
④巨匠リヒテル&カガン&グートマン…
ちょっと詳しい方ならば、この顔触れで、それぞれの音楽性のグループが本当に個性的であることはおわかりになると思います。
私も色々なショスタコの演奏を知りたかったので、あえて似通った演奏でなく、それぞれの音楽を感じとれる音源を求めたのです。
言わずと知れて巨匠リヒテルは、ご本人からすればぐんと若手のカガン&グートマン夫妻を自らの音楽の世界に招き入れるような演奏。
対して姐ごアルゲリッチ様は「私の音楽についてらっしゃい」と言わんばかりの演奏に、弟分のクレーメル&マイスキーが
自分達のプライドにかけて姐ごからの挑戦状を受けて立つような「競演」といった演奏。
ベレゾフスキー&レーピンはソリストとしても大活躍のモスクワ音楽院出身、チャイコフスキー国際コンクールの優勝者同士。
ヤブロンスキーが唯一室内楽奏者的要素を強く持っている演奏。
この若手トリオの演奏は3人がソリスティックに各々の演奏を展開しているけど、旧ソ連の色はすっかり抜けている感じ。
残るレオンスカヤ&ボロディン組は、一番ソ連的な演奏。
実は10年前のモスクワ音楽院のガイダモヴィッチ教授のレッスンで、これに近い音楽をご教授いただいたのです。
山中先生&ドル先生&私のトリオの演奏は、現時点でどのグループにも属さないオリジナリティー溢れるものになったと、
久しぶりに資料CDを聴いて自分で感じました。
時にグロテスクに、時に苦しそうに、時に豪快に、時に遊びまくり…
端正な演奏スタイルの山中先生、ドル先生がショスタコを演奏されるモードになると、こんなにも凄いのね!と驚きつつも、
何だか嬉しいような…先生方の胸をお借りして、私も負けずに怪しげな世界を演出したいと思います。
色々と有難うございます!【2010/11/14】
ここへきてブログ更新が、おさぼり気味でございます。
本番が近づくに従って、生活のバランスが少しずつ変化しつつあるというか、音楽への比重が増しているというか
これはごくごく自然な事だと自分で思っています。でもこのところのブログの内容からして弱気とも思える表現が多いような…。
それを読んで心配して激励のメールをくれたY理さん、空気清浄機で癒されるのですね!うん!試してみますよ。
それから睡眠障害気味…と愚痴メールを送ったら、即心配してこれまた
低周波治療器&f分の一の揺らぎに基づいたα波のCDの事を教えてくれたメゾ・ソプラノ歌手のY美さん、本当に有難う!
それから自律神経は肩に集中しているから、肩凝りからくる首、眼、頭痛を和らげるために
遠隔レイキを私の就寝時間に合わせて送って下さるM子さん、それのせいでお疲れになっていませんか?
自分でも今回は珍しく弱音を吐いているなぁ…と後ろ向きになっていたところでしたが、本当に有難い事に心配して、
少しでも楽になるようにと色々と教えてくれる良き友の存在が私を支えてくれています。
本当に、本当に、有難いです。そして演奏会の為にわざわざお忙しい中、足を運んで下さる皆様の為にも
自分の為にも、出し切った!と思える演奏が出来るように、残された時間を楽しんで過ごしたいと思います。
さぁ、もうひと踏ん張り練習、頑張りま~す!!
応援下さっている皆様、本当にありがとうございます!
ここへきて何だかなぁ【2010/11/11】
明日でちょうど本番1週間となります。今までの演奏会当日に向けての調整に比べると、一番苦戦しています。
極度に体力が落ちたのか、必ずと言っていいほど合わせの翌日に倒れてしまいます。
合わせ自体は本当にご理解ある共演の先生方との音楽を作り上げ、そのやり取りは楽しく、
充実しているのにショスタコーヴィチの曲のテーマ、内容が重いからでしょうか、弾く度に演奏する度に魂が吸い取られるような感覚です。
「幸せに、ぬくぬく育って来た人には、この曲を表現すれのは非常に難しいのだ」とモスクワで先生から懇々と、
この曲にショスタコーヴィチが込めたメッセージについて説明を受けました。
理不尽な、言われのない罪を被せられ、収容所送り
(旧ソ連内でも第二次世界大戦中にユダヤ人に対する大量虐殺がありました)された多くの人々。
これに対してショスタコーヴィチは独裁者スターリンに対する反骨心を音楽のパワーに変えて、
ユダヤ人でもあった友人の死を悼んでピアノトリオを書き上げたのです。
この背景を理解していなければ、仮に形にしたとしても、それは上辺だけの表現に過ぎない…。
あえて今回この曲を選んだのは私自身が今、何に対してかあえて触れませんが、今、反骨心の塊だから旬の曲と考え挑みます。
今だからこそ、弾かなければ一生後悔すると思って。
精神的にも、体力的にも、キツイ曲ですが、緊迫感溢れる演奏になるよう、最後の追い込みをかけていかなければと思います。
不思議な光景【2010/11/08】
ちょっと興味のない方は、どうぞ読み飛ばして下さいな。
とっぷり日が暮れた19時半頃、母がお友達からのメールで「新月が綺麗です。こんな時お願い事をするといいのかしら」という言葉に誘われ、
新月見たさに外に出て、夜空を見上げたところ残念ながら新月は見る事が出来ず、その代わりに不思議な天体?物体?を目にしたのです。。
すぐに私を呼びに来て、私も漆黒の夜空にくっきり浮かび上がるその光をじっと見てみました。
飛行機ならば、光を点滅させながらその光が移動して行きますよね。全くそれとは違います。
母が見つけた時は、まだその光はゆっくり移動していたそうです。でも私が見た時はずっと同じ場所に位置し、強い光で星でもないのです。
星ならば、中心に明るい光があっても、それを中心に瞬いていたりしますよね。
でもその光は放射線状に緑の光が細かく筋のように、中心の黄色とオレンジ色のような光から放たれているのです。
私達は半信半疑で、飛行機でもない、星でもない…だとすると?もしかしてこれが世に言う未確認飛行物体?等と話していました。
見上げているその光は、放射線状に放つその緑の線を長くしてみたり、横に広げてみたりしています。
悪ふざけ気味の私は「宇宙人ってすごく賢くて、私達が話している事…
もしかしたら言葉にしなくても考えている事を読み取る事が出来るって聞いた事があるから
今私達がこうして不思議そうに見上げているのも、向こうから見えてるかもしれない。お願い事も聞いてくれるかも?」
さすが…自分でも呆れるほど能天気(笑)。
「上からはよく見えるのかしらね?」と母までもが気がつくと、横でその物体に向かって手を振っている。つられて私も…。
因みにここまでの傍から見てれば大丈夫?と思える不思議な親子の行動は、一応自宅敷地内で行いましたのでご心配なく(笑)。
手を振ってみると、上空で放射線状の緑の光が、軌道を大きく変化させるのです。
「私達が凡人で読み取れないだけで、向こうは一生懸命私達と交信しようとしてるのかしら。あぁ、わからない。」
本当にいったいあれは何?かなりの時間、飽きもせず上空を見上げていました。
私達が無言で静かにその光を見入っていると、その光はゆっくりゆっくり東南の空から西側に動いていきました。
相変わらず緑の放射線状の光は放たれていましたが、最初に比べると随分上下に細長い線に変化していました。
随分見とれていた時間が過ぎ、「首がかたまる~」と自宅内に入りました。
写真を専門にする者がいないので、高感度の夜空を撮影できるカメラがあればどんなにいいかと今日ばかりは思いました。
しばらくして、ふとAPECで横浜は厳戒態勢だから、それの関係で何か飛行船を飛ばしてるとか?
…という現実的な事を考えてみたりもしましたが
「それにしては飛んでるところがかなりの高度だった…」と母。それもそうよねぇ…。
何しろ、あの放射線状の緑の光が、私達の会話や手を振ったりという動きに反応するかの如く、勢いよく変化したのだもの。
私達だけの未確認飛行物体…UFOって事にしておこう(笑)。
テレビの威力【2010/11/07】
2週間ほど前でしょうか、某テレビ局で人気の○○街ック…ある街にスポットを当てて人気のお店やちょっとしたスポットを紹介する番組で
地元の青葉台が取り上げられ、近所の「こどもの国」や「寺家町 ふるさと村」をはじめとして行きつけのスーパーやお店等が放映されました。
よく知っているエリアがテレビに出ているとちょっと不思議な感覚。
「自然豊な…」と言われると「横浜のチベット」と思っていたエリアも、いい所じゃないの~?と見直したくもなります。
ちょっと心配なのは、テレビで放映されてしまった事で「こどもの国」や「ふるさと村」を目指して
「今度の休みに遊びに行こう」と思う人々が急増するのでは?ということ。
見事にその心配は的中し、放送直後の週末、文化の日、そして今週末と見事にいつもより周辺道路が渋滞気味でございます。
地元住民としては、地域活性化という意味では嬉しくもありますが、
「こどもの国」閉園あたりの駐車場周辺の道路渋滞はなかなかのものでした。
3日の文化の日、都内から車で帰宅する時、環七を経て国道246号を青葉台方面にひた走るのですが、
15時過ぎに出発し、246号を青葉台で降りて16時過ぎだったでしょうか、とても順調に流れていました。
ところが青葉台駅周辺から我が家へ戻る、こどもの国を通過する影響で、なんと大渋滞にはまり、
地元駅から自宅までのごくわずかな距離の方が気分的に長く感じられたほどでした。
たまたま通過時間が、閉園時間と重なってしまうという不幸にも見舞われたのですが…。
ジモティとしましても反省すべき事があります。うっかり自分が仕事だったこともあって、休日だという事をすっかり忘れていて、
まともに「こどもの国」の前を通過する道を走ってしまったのです。抜け道があったのになぁ…。
それにしてもテレビの威力って凄いですね。しばらくお気に入りのお店も番組に出てしまったので、落ち着いて行けなさそうです。
ほとぼりが冷めるまで、楽しみは取っておく事にします。
番組の反響で渋滞など困った事もありますが、そればかりではなく、地元の良さを改めて感じる事も出来ました。
地元だからこそ、それなりの対応も出来ますし。毎年春に行われるピアノ発表会の前に
我が家でリハーサルをするのですが、その時は桜見物の方々で周辺の道は大渋滞するので、生徒さん達には青葉台駅からのバスに乗らず、
「こどもの国」駅まで電車で来るようにお願いするという対策を立てています。そこからは徒歩圏内なので…(笑)。
風光明美、自然豊かなエリアに住んでいると、季節の変わり目にそれなりの対策を立てる事が重要なのでした~!
職場にて【2010/11/06】
いつも通り、土曜日の昼下がりは附属音教での仕事です。
駐車場に車を停める時、何か楽器を搬入しているらしき業者さん達がいらっしゃいました。
自分の車をバックで駐車スペースに入れ車外に出ると、頭つっこみしている隣りの車の運転席に座っていらっしゃる方と目が合いました。
生徒さんの送迎の為、車の中で待機していらっしゃるお父様も多いので、条件反射的に「こんにちは!」とご挨拶しましたが
にっこり微笑み返して下さったその方は、外国人の方でした。音大という環境柄、外国人の先生方とのお付き合いも多いので、
そんなに驚く事でもなかったかもしれませんが、ラフな姿でi-phoneを操るその方は、とても雰囲気のある素敵な方でした。
こんな日に限って、事務室に行ってももぬけの空。ホワイトボードを見ると、今日の予定欄に「録音」とありました。
どうやらシューベルトホールにて、録音作業があるのですね。だとすると?!
あの素敵なご挨拶を交わしたあの方は、もしかするとアーティストさんかも…?
知る人ぞ知るの、すごい方だったかも?音楽の分野もちょっと専攻が違うと勉強不足でお恥ずかしいわ。等と思っていました。
あぁ、こんな時に限って…もしかしたらホールの方に事務のN先生は立ち合っていらっしゃるのかも。主管も今日はお休みのようだし…。
そうこうしているうちに「先生!」と元気な声。先週39度の高熱を出してお休みになってしまったS君がロビーのどこからか駆け寄って来ました。
「今、お部屋を開けますから、準備して待っててね。時間になったら始めましょうね。」といつものモードに。
ようやく最後の生徒さんを終え、いつも通り事務室へ鍵と出席簿を戻しに行くと、またしても無人。
地下の駐車場に向かう階段で、N先生と会えました。そこでようやく知る事が出来ました。
フォルテピアノ&声楽のCD録音だったそうです。それで…搬入しようとしていたのはフォルテピアノだったのですね。
念の為ですが、フォルテピアノは、現在私達が慣れ親しんでいるピアノの前進となる楽器です。
大雑把に言ってしまうと1700年ごろ、クリストフォリが発明した楽器で「新種のチェンバロ」として受け止められたものです。
これ以後、1800年頃までピアノは「チェンバロの一種」と考えられていて、
映画「アマデウス」でモーツァルトやサリエリが弾いていた現代のピアノの白鍵と黒鍵が逆になっている鍵盤楽器がまさにフォルテピアノです。
音色はチェンバロとピアノの間というか、どちらかというとチェンバロに近い感じでしょうか。
こうした楽器を伴奏にして声楽の録音をするのですから、バロック・古典の初期の楽曲を揃えたCDになるのでしょうね。
「ということは、あの素敵な外国人の方は…」「あ、先生お会いになられましたか?歌手の方ですよ。」…やっぱり。
アーティストのオーラが漂っていたといえばそうだったかも…。N先生とCDの仕上がりが楽しみですね!と言って別れました。
手前味噌ではございますが、我が校のシューベルトホールは響きに定評があり、
今までもN響の首席チェリストでいらっしゃる藤森亮一さんも録音に使われました。
その時も駐車場で休憩中の藤森さんと偶然遭遇し、「こんにちは!」とご挨拶。流石にこちらは一方的に存知上げておりますので。
ご縁があるもので、藤森さんの奥様でらっしゃるチェリストの向山佳代子さんは現在、我が校で教鞭をとっていらっしゃいます。
何年も前に、大学主催のリサイタル形式公開講座で、素晴らしい演奏をお聴かせ下さいました。
ご夫妻共々、一線で活躍されるチェリストさん。すごいですね。
話は逸れましたが、時折職場の環境柄、素敵な方々と偶然の「こんにちは!」があります(笑)。
睡眠リズムが、あれれれれ~?【2010/11/05】
持病の自律神経失調症の影響か、睡眠のリズムまで乱れてきてしまい、困ったものです。
症状は色々人によって違うかもしれませんが、私の場合は自分の意と全く関係なく手のひらに大量の発汗。
発汗場所は足の裏もです。これが曲者で、靴下がしっとり濡れてきてしまうほどで、これをずっと履き続けてしまうと
足から冷えてくるのです。夜なんて足が氷のように冷たく、寒くて眠れない。ついでに手も氷みたいに冷たい。
お風呂でゆっくり身体を温めても、結局汗がおさまらない事には時間の問題なのです。ここ数日、ずっとこんな状態です。
指の動きにだって、影響出てきます。手が冷たいままだと早いパッセージがとても弾きにくい。
思えば私にとって最大の敵は手の汗。汗をかかないで本番を迎えられる事だってあるのに、
この精神的なものと乖離してのコントロール不能な手汗は本当に曲者です。
長年この体質と付き合ってきているので、手汗があろうがなかろうが、演奏水準は変わらない事を目指しています。
残念なのは、ここのところしばらく、この手汗の悩みを忘れてしまうくらい汗をかいていなかったんですよ。
サラサラの手で、気分良くピアノも弾いていたんですよ。だから急にその反動とも言うべき大量の手汗にがっかり。
精神的なものと直結して手汗がドッヒャーと出てくるのなら、諦めもつくんですけれどね。
リラックスしている最中に急にブァ~っと汗がにじみ出る時もあれば、どう考えてもストレスの頂点ではないの?と思える
心臓バクバクの大緊張状態の時でも手はサラサラの時もあるので、本当に予測不能です。
そうかと思えば、「今日は手のコンディションがサラサラでいいな」と思った瞬間からジワ~っと汗が。
意識するとダメなのか?気にしない方がいいのよ…色々とあれこれ自分に言い聞かせ、過ごしておりますが
汗をかいてしまってからでは、気にしないも何も…気になっちゃうのです。
お願いだから今夜はサラサラな手と、足の裏で眠りに就きたい。
しばらく忘れていたくらい、この体質から解放されていたのに。残念です。
5年以上も前は、大きな演奏会前に、突然口が開かなくなって(縦に指2本も空けられない状態)、精神的には至ってのんびりしているつもりでも
身体は正直でプレッシャーで口が開かなくなったのか?と思ってました。症状は一時的だったので、ストレスからのものかと…。
これは大間違いな自己診断だったのです。後で歯科の先生から立派な顎関節症と言われました。噛み合わせが非常に悪く
根本的に治療していただき、それ以来一時的に口が開かなくなる症状は見事に消えました。
たまたま口が開かなくなる症状が、演奏会前に立て続けにあったので、本番に対するストレスだと思いこんでしまったのです。
今回の手汗・足汗からくる寝つきの悪さから来る不眠は、いったい?あまり深く追求するのはやめておきましょう。
汗が出たら出たで仕方ない。睡眠は大事だから導眠剤の力を借りて寝ればいい。
そのくらいの気持ちで構えて、本番を心安らかに迎えられるよう努めます。
初合わせ終了【2010/11/03】
無事に室内楽の1回目の合わせが終わりました。静かなキャンパスでの合わせを想像していたら、
駐車場に車を停めてすぐに金管楽器の音が聴こえてきました。
祝日なのに熱心な学生が多いのだな、院試も近いし練習かな?等と思って校内へ。
合わせのお部屋を確認してから、少し時間があるので練習してこよう…実際部屋を訪れるとドアに張り紙が。
なるほど、今日は中高生向けの管楽器クリニックが行われているのでした。実際に部屋は開け放されていて誰もいません。
午前中だけ使用されて、午後から我々の合わせなのだわ…と理解し、移動し練習室にしばし籠りました。
約束の10分前になったので、部屋の鍵を受け取りに管理課に向かいました。そこで部屋がダブルブッキングされていた事が発覚!
急遽我々が別部屋で合わせをする事になりました。弦の先生方はこの事を知らないので、すぐさまお知らせに行かなければ。
元々指定されていた部屋に行くと、先生方が準備して待って下さっていました。状況を説明して移動。
慌てて先生方と別部屋に移動して、ようやく開始となりました。時間が5分でも10分でも大切な中、こんなアクシデントに見舞われましたが
「こんな事もあるんだね」「菅楽器クリニックで部屋変更になった時点で連絡くれればいいのにね。」と言いつつも、手際良く準備。
さてさて、前回のブラームスのピアノクィンテットの時と同じく、何の相談も打ち合わせもなく、ヴァイオリニスト先生の
「それでは、とりあえず合わせてみましょうか」で始まりました。チェロのフラジオレットから始まります。私が思い描いていたテンポでした。
その後をヴァイオリン、ピアノの順で追いかけるように静寂の中で始まります。イメージ通りの音楽です。
演奏中テンポがかなり変化していくのですが、それもお互いが聴き合って、一気に最後まで弾き通しました。
ドイツ人のチェリスト先生が1楽章を弾き切った直後、黙って何度も頷かれていました。
このリアクションを見ると、なぜかホッとする私。ヴァイオリニスト先生からも「こんな感じですよね?」と。
「はい、このテンポはとても自然に感じ取れました。」と私。
いくつかの確認ポイントを何度か試し弾きし、合わせました。2楽章はかなり激しい曲です。テンポは?と聞かれ、歌ってみる私。
先生方「いいね~。そのテンポで行きましょう。」「それ以上早かったら音楽じゃなくなる。」と。3人とも求める音楽はバッチリ気が合います(笑)。
3,4楽章は切れ目なく進みます。弦の先生方は譜をめくるタイミングがかなりタイトだそうです。
そうっか、当日私は譜めくりをお願いしますが、先生方は自分で捲らなければならないのですよね。
「僕はちょっと楽譜を改造したよ」とチェリスト先生。「僕もちょっとだけ」とヴァイオリン先生も。
「お手数おかけして、すみません」と和やかな雰囲気で進みました。
曲自体はとても緊迫感あるものですので、演奏が始まると豹変します。
次回の合わせで、更に進化できるよう頑張ります。
明日は初合わせ【2010/11/02】
明日は「文化の日」で祝日です。「文化の日」はハッピーマンデーに取り込まれず、今も昔も11月3日ですね。
ハッピーマンデー休日と違って、3連休に吸収されず、ポコっとお休みって学生、生徒さん達は嬉しいものかもね。
…が、しかぁし!私は明日、休日の大学に出掛けます。室内楽の初合わせ練習が入っているのです。
共演して下さる先生方お2人も休日返上でお付き合い下さり、大変有難いです。
2時間みっちりショスタコの世界にどっぷり浸った後に、ブラームスのクァルテットの合わせも入っているそうです。
ピアニストは選手交代ですが、ヴァイオリニスト、チェリストの先生方に加えてヴィオリストの先生が合流されるわけです。
ヴィオリストの先生も素晴らしい名手で、5年前のクィンテットの時にご一緒しましたが
熱い音楽を持っていらして、ヴィオリスト先生と私が「一気に盛り上げましょう」派で、ヴァイオリニストお2人とチェリストの先生方は
「冷静に音楽運ぼう」派で、その2つの派が良い感じで刺激し合い、結果的にうまく融合していたように感じました。
室内楽の面白さって5人、4人、3人と編成によって人数は変わりますが、個々の音楽性が集合して見事な化学反応を呼び込むような
興味深さがあります。この顔合わせだと、いったいどんな音楽になるのやら…というような。
私が私なりのショスタコ像を持ってピアノパートを準備しているように、ヴァイオリニスト先生、チェリスト先生、
それぞれのショスタコ像で準備していらっしゃると思います。
明日の初合わせで、互いの演奏を知り「そう来ましたか…」みたいなところから、「どのカラーでまとめていきます?」と
音楽のキャッチボールでそのカラーの大筋が決まるのではないかな?と思っています。
どんなテンポで?どんな意識で?どんなコンセプトで?どこに向かって?…色々と詰めなければいけない事があります。
以前は2回しかなかった合わせ練習ですが、3回練習になったそうです!これは本当に有難いです。
ショスタコは同じ楽章の中でも、拍子、テンポがどんどん変わるので、かなりひと癖ある作品なのです。
1回1回を大切に、回数を経るごとに内容あるメッセージのこもった演奏になる事を目指して頑張りたいと思います。
北方領土に露大統領訪問【2010/11/01】
いきなり固いタイトル、時事ネタ?という感じですが、一時ご縁あって何度も入国した国、
5年近く集中的に教えを請うた師匠の国で、親しみを持っていた頃もあったので、ちょっと気になるニュースでした。
私が初めてロシアに行ったのはもう14年も前のこと。ロシア人師匠に誘われてモスクワ音楽院で他の著名な教授達のレッスンを受けるために。
その後'98年のコンクールを含めてモスクワには、'99年、2000年と4回滞在しました。
コンクール以外は全てモスクワ音楽院のレッスンを受けるため、音楽院の学生寮で生活し、音楽漬けの1ヶ月間でした。
音楽院のお掃除係の気さくなおばさん達は、私を見ると笑みをたたえながら話しかけてくれるけれど
初訪露の'96年は残念ながらロシア語の「ロ」の字もわからず、おばさん達との会話を楽しめませんでした。
帰国して独学でロシア語のテキスト等を買いこんで、色々やってみるものの発音等、本当にこれで大丈夫?という感じでした。
翌年の夏、ロシア語通訳付きのレッスンを受けていた時に、その通訳さんが私に
「私が訳す前に先生のご指摘内容がおわかりになってらっしゃるみたい。
耳がいいのね。ロシア語を勉強してみませんか?先生を紹介するから。」とロシア語学習を勧められ、すごいお膳立てをしていただきました。
それからは音楽学者である先生に、マンツーマンでロシア語を教えていただくという恵まれた環境。
ロシア人師匠にもロシア語勉強に協力していただき、師匠とのメールのやりとりは辞書を引き引きロシア語で頑張りました。
あいにくロシア人師匠は英語が堪能だったので、レッスンは英語でやりとりしました。
到底当時の私のロシア語力ではまだ、追いつかない状態だったのです。
先生についてロシア語学習を始めて1年後、コンクールの為にモスクワ入り。その時は感動しましたよ。
空港の税関を通過する時も職員の言葉を聴きとる事が出来ました。
勿論国際コンクールの事務局スタッフとは英語で充分やりとりできるでしょうから安心ですが、私はお掃除のおばさん達と会話する時こそが
今のロシア語力を試す絶好のチャンスと思っていたのです。事務局指定のホテルに行くと各フロアに部屋の鍵を預かるおばさんもいました。
その方も私の楽しいロシア語会話のパートナーになってくれました。英語に頼らずたどたどしいながらもロシア語を駆使して会話をしようとする
私に対して、現地の方々は温かかったです。'99年、2000年と再び勉強しに行った時は室内楽のクラスに入った時など、
レッスンを受ける前に共演者であるロシア人学生達と練習をする時は、ロシア語で楽譜を指し示しながら確認する事が出来ました。
ロシア人の友達も増えました。しばらくロシアに行く機会なくずっと時が過ぎていく中で、
日本とロシアの両国の間に見えない壁を感じるようになりました。
そういえば2000年にロシアで入国審査を受けた時、職員からロシア語で「君は北方領土はどこの国のものだと思ってる?」
と、挑戦的な質問を受けました。私は顔色変えず「日本のものですよ」と即答。すると近くにいた同僚に
「おい、この日本人は北方領土を日本のものだって言ってるよ。」と笑い者にしました。
すかさず「将来的に日本に戻って来ることを期待してるわ。最初から日本のものだから。」と営業スマイルで付け加えると、
さすがに笑うのを辞めてくれました。
10年前に人知れずモスクワの空港で、日本政府の国際的立場を貫く発言をしていたのです…極めて民間レベルで。
私のロシア語勉強熱と比例するように、ロシアという国も残念ながら遠い国になりつつありますね。
台風一過【2010/10/31】
ハロウィンの習慣もだんだん日本に浸透してきていますね。小さい生徒さんを預かる身としては、その辺りも精通しておきたいところですが
今年も特に別段何かそれに合わせてイベントするでなく、レッスンで取り込むこともなく過ぎています。
さて、台風から一夜明けて今日は久しぶりの快晴を期待していたところですが、一日中曇りの後にとうとう雨。
台風が通過した後も、高気圧が張り出すといういつもの天気図ではないところが、やっぱり異常気象なのでしょうね。
秋を感じる暇もなく、一気に冷え込んでしまって、山間部も慌てて紅葉が始まっているようです。
猛暑の年は冬も冷え込む、という話ですからそういった意味では予報通りなのでしょうけれど。
今日は日比谷公園近くを通りましたが、どんより曇り空で、とても公園内を歩く気もせずに
そそくさと地下鉄入口に潜りました。味気ないものです。やっぱり天気の影響は大きいですよね。
これで晴天だったら、折角だから公園内を散策してみようかな、という気持ちになるのにね。
それにしても、この1週間も色々と盛りだくさんで変化に富んだ1週間でした。
明日は久しぶりのオフです。少しのんびりしたいけれど、3日に室内楽初合わせが入っているので、
少し弾きこんでおかなければと思っています。
アラカルトミサもしばらく失礼していますが、メンバーのブログにて昨日は流石に台風を考慮して中止になったそうです。
そう言えば、昨日はいつもより車が少なかったですよ。台風を考慮して外出を控えた方が多かったのでしょうか。
なんと職場まで普段は早くても40分~50分片道かかるのですが、昨日は行きも帰りも30分のドライブでした。
毎週これだとすごく楽なんですけれどね。おっとこれ以上多くを望んではいけませんでした。
望みが沢山ありすぎるので、本当にその望みが叶うように望みの大安売りはしちゃいけませんね(笑)。
鈍感な耳【2010/10/30】
とっても邪魔で困ったものです。鈍感な耳は。特に専門的に音楽を勉強しようと思っているのなら
何とかしてもらわないと大変です。正確に言うと鈍感な耳ではなく、自分が演奏している音を聴いていないのではないかと…。
自分の演奏がどのように聴こえているのか、練習している時に自分で気にならないのかなぁ、と疑問です。
本来レガートで繋がっているはずの音楽が、ブツブツガタガタ切れ切れで聴いていられないわ。
「聴いていられない」と判断できるのも、聴いていてこそなのです。
なんでそんなに切れ切れになっちゃうわけ?指使いは?ちゃんと守って弾いてますか?え?何?違うの?
どうして守らないの?結局違う指で弾こうとするから繋がるものも繋がらないのよ。
…そもそもレガートで弾けるはずのところが弾けない事に気がつかなくてはいけません。どうして弾けないのか追及しなければいけません。
楽譜をのぞき込み、自分の指使いが違っていたら修正しなければいけません。
ところが自分の演奏、練習を聴かない事によって、レガートで弾けていない事も気付かず、そのまま弾けたような気持ちになって
レガートでない演奏で、間違ったままの指使いで繰り返し弾いてしまうものだから、変な癖を付けるための練習になってしまいます。
どうして?練習の時に集中していないのでは?他の事を考えながら気もそぞろでピアノに向かっているのでは?
ソルフェージュの授業の様子を担当の先生に聞いてみました。やはり聴音の時に不注意なミスの連続だったそうです。
こういう事は一事が万事というか、やはり関連するものなのです。落ち着いて取り組んでほしいのですが。
少し喝を入れるつもりで、「来週も同じように不注意なミス(指使い・音の読み間違い等の初歩的ミス)が続くようなら
3月の発表会の曲は取り上げます。頑張りたいのなら、気持入れ替えてしっかりやり直して。」と言い渡しました。
高1ですよ。小学生レベル(レベルの高い小学生には申し訳ない表現ですが)のレッスンは空しいだけです。
音大受験をするつもりなら、真面目にこんなくだらない注意をされる為にレッスンに来てる暇はないはずです。
早く目を覚ましましょう!
レッスンの愉しみ【2010/10/29】
大人の生徒さんとのレッスンで、こんな事が話題になりました。
ピアノとは別にフルートの勉強も新たに始められた方ですが、今まではグループレッスンだったところ、
先月の発表会でそのクラスは自動的に解散。「折角お勉強されたのに辞めてしまうの?もったいない。」
なんて私も以前に話したりしていたのでした。その生徒さんが体験レッスンを経てフルートの個人レッスンを受ける事にした!と
今日のレッスンでお知らせ下さいました。
「せっかく楽器も買ったし…もったいない…けれど自分のレベルは個人レッスンなど受けられるものかどうか…」
と、あれこれ考えていらしたそうです。「だからこそ、グループレッスンよりも個人レッスンなんですよ!」と私。
マンツーマンのレッスンのメリットは、生徒さんの状態に合わせて先生がとことんお付き合いできることですから。
「I田さんのフルートに先生が伴奏されて…いつか発表会で演奏されていたのを見て素敵だなと思いまして。
私は到底レベル的にまだまだですが、いつかあんな風に楽しめたら嬉しいなと思って。」と控えめなT川さんにしては具体的な目標です。
そうですよね、楽器を勉強しているのであれば、合奏(アンサンブル)が何よりの楽しみですよね。
その気持ち、よくわかります。他の生徒さんにも、ピアノ以外の他の楽器を勉強されていて
近々伴奏者との合わせを控えているので、その前にどんな感じなのでしょうか…と伴奏譜と楽器を持参され
ピアノレッスンの最後の10分を使って、室内楽レッスンに早変わりすることだってあるんですよ。
いきなり伴奏合わせで緊張しながら何もかも初めてよりも、どこで呼吸を合わせるといいか、音のバランスについて等、
気が付く範囲で簡単にお話させていただいたりしています。いわば伴奏合わせの為の予備練習ですね。
大人の生徒さんのレッスンには、その先に受験があるとかカウントダウンが課せられているわけではないので
それぞれの生徒さんの音楽人生がより豊かになるように、お手伝いをさせていただいています。
ある生徒さんのお話ですが、NHK教育テレビで放送されていた大人の為のピアノレッスンなる番組を見ていたら、
ショパンのノクターンをオリジナルでなくハ長調に移調し、伴奏形も簡単なものにしてレッスンしていたとのこと。
それをご覧になった生徒さんは「自分はオリジナルの楽譜で、伴奏の音も、装飾音も抜くことなく弾けるようになった!」と
喜んで下さっていたそうです。嬉しいですね~、オリジナルで弾く方が数倍難しいですもの。時間をかけて頑張りましたよね。
これもとことん生徒さんのペースに合わせる事の出来る個人レッスンの強みです。
完全に冬日ですぅ…【2010/10/28】
朝からシトシト…一日中シトシト…雨が降り続けていますが、まさにこういうのを氷雨というのですよね。
昨日から冷え込んでおりましたが、頭のどこかで10月でまだ秋…という考えが何となく重ね着をする程度にしてしまうのでした。
でも今日一日は11℃を超すかどうかの気温だったそうで、これは間違いなく12月であれば冬と認識する寒さです。
まだ10月だから、秋だから…等と言ってる場合でなく、気温でしっかり判断しないと見事に風邪ひきさんになってしまいますね。
私の最も才能あるピアニスト友達で、今は東大の文学部の修士課程に籍を置く非常に何をやっても優秀な方がいるのですが、
彼は1週間ほど前に風邪をひき、高熱に見舞われ寝込んでいたそうです。久しぶりにメールをくれた彼の文章に
「今はまだ声がガラガラで、場末のシャンソンバーのママみたいな感じ」とありました。何という形容なのでしょう(笑)。
1週間ほど前から急に寒くなりましたからね。そこに修士論文の追い込みもあって、多分寝不足気味だったのでしょう。
体力が落ちているところに、入り込むのが風邪です。皆様、風邪予防に努めましょうね。
でないと、高熱が出た後、場末のシャンソンバーのママさんのような声になるそうですから…(笑)。
「ねぇ、シャンソンバーのママさんじゃないとダメなの?ジャズバーのママさんは?」と屁理屈をこねた私でした。
もう1つ気がかりなのは、台風14号の存在です。自転車なみの速度でまた、奄美大島に接近しているそうですね。
復旧作業をしているところに、また台風…。いったいどうなっているのでしょう。
札幌や旭川など北海道では早くも雪が積もったそうですし。日本という国はつくづく南北に長いのだな、と思いますが
日本を取り囲む気象状況の過酷さときたら…。近年まれにみると言ってもよいのでは?と思ってしまいます。
日曜日は午後にどうしても用事があって都心に出向かなければならないのです。
見事に関東地方が台風の暴風雨圏内にすっぽり入ってしまっています。
まともに直撃となったら電車とか動かないのではないかなぁ…。約束の時間に無事にたどり着くのかしら。
まだ3日も後のことなので、今からあれこれ心配しても仕方ないかな。
台風の速度が一気に上がって通過してくれるか、温帯低気圧に変わってくれるかを祈ります。
万歳!【2010/10/27】
昨晩22時を少しまわった頃、携帯にメールが入りました。もしかすると…?
コンクール会場で、演奏を終えた後お母様が言いました。「多分通過は無理だと思うんです。メールでのご報告も失礼させていただきますね。」
「良い結果ならメールくださいね。」「それは無理だと思います…。」そんなふうに会場でお別れしたのでした。
誰からかしら…ちょっと期待しつつ決定ボタンを押すと
「全国大会に出場決定しました。」という文字が飛び込んできました!やりましたね~!頑張りましたね!
嬉しくなって、お祝いのお電話をしました。生徒さんご本人が出てくれました。
彼女の声は弾んでいました。喜びと興奮が同居しているようでした。
コンクール会場で会ったのは練習室の前。5分間だけ与えられている部屋です。練習時間に合わせて少し早目に部屋に私は行きましたが
緊張しているのか、表情が硬く寡黙です。ちょっとふてくされているようにも見え「どうしたの?」と聞くと
用意していた黒のタイツが伝線してしまって、ナーバスになっているようでした。
パッと見た感じ、どこが伝線しているのかわかりません。「どこかわからないわ。」と言うと
上手に黒のスパッツを上から履いていて、全く違和感ありません。なんていい考えでしょう。
そんな会話をしているうちに、表情がほぐれてきました。5分間の練習はあっという間。
控室に行くと、張り切って楽器を鳴らす子供達。「あなたはいいの?」と聞くと、楽器をマンドリンのようにつまびいています。
ポジションチェックしているわけですね。お母様は客席で見守って下さるという事で控室から去られました。
すると彼女の方から沢山お話をしてくれます。
「あの赤いドレスの女の子は、この前も見かけた。」「あのブルーの女の子は同じ曲だと思う。」等々。
落ち着いているようです。ガチガチに今から緊張されたら持ちませんものね。
いざ舞台に歩み出ると、お母様が心配と仰っていたステージマナーはレッスンで色々と直した甲斐あり
すっかり改善されていて堂々としたものでした。演奏はとても白熱したものになりましたし、
私はのびのびと生き生きと演奏しているように思えたので、良い結果が出たらいいな、と漠然と思っていました。
結果がどう出るかわからない以上、無責任な事はその段階で言えません。
そうしてお別れして帰って来ましたら、嬉しいご報告が!電話で「お母様は?」と聞くと
「まだ帰って来てません。」と。お母様は移動の電車の中でメールを下さっていたんですね。
お母さんが帰ってらしたら、喜びを存分に分かち合ってね、と電話を切りました。
しばらくしてお母様からもお電話をいただきました。関わらせていただいた生徒さんに良い結果が出て
私にとっても本当に嬉しい一日でした。
昨日は会場に向かう道中から、運から見放されていたような気がしましたが、
終わりよければ全て良し、の一日でした。
今日って日はいったい…?【2010/10/26】
無事戻りました。遅めの夕食を食べて、ほっと一息です。
でもなかなかドラマチックな日でした。コンクールの本選というだけでも充分ドラマ性がありましたが、その場外で色々と…。
事務局が設定している集合時間に余裕をもって到着をするつもりで、充分時間をとって出発したのですよ。
ところが最寄り駅の改札を通過する時、電光掲示板にいや~な文字が浮かび上がってました。
「一部電車に遅れが~」ですって?私の乗る電車はその一部の電車でない事を祈る!そんな事を思いながらホームでしばしの時間が流れ…
構内放送が入りました。「線路内に人が立ち入りました為、点検作業及び…」ちょっとぉ、困るんですけど。
こっちは大事なコンクールで遅刻は出来ないのよ!
予定していた電車が遅れている事で、乗り継ぎ、乗換えが全て一から考えなければなりませんが、
何とかして間に合うように会場に向かわなければ…。
ソリストさん母娘には、会場到着時間をだいたい15時半辺りで…と最後の伴奏合わせの時にぼかしておいて結果として功を奏しました。
電車が遅れている事を下手に今の段階でお伝えすると、きっと動揺されるだろうな…という事は想像できたので、
とにかく15時半辺り(間違いなく15時半過ぎになってしまいそうでしたが)を目指して行かなければ…。
急行に乗り換える駅で、ラッキーな事に特急に飛び乗る事が出来ました。特急券なんて買う時間なんてなかったので
しばしデッキで車掌さんが廻って来るのを待ちました。特急料金を車掌さんに支払い、席に座りました。
すでにその段階でぐったり。ありとあらゆる時間でシュミレーションし、路線検索をしていたのです。
それから終点ターミナル駅から、コンクール会場最寄駅まで一番早く到着できる経路を再度検索。
予定外の乗換え、路線で何とか到着時間に目処がたったかな、と思った時、車窓を見ると雨が降ってきたではありませんか!
お昼のニュースの天気予報もちゃんと見て、安心して傘を持たずに出発したらコレ。どういう事~?ついてないわぁ。
ようやく目的地の駅で下車して、まずは傘を買わなければ…。なんの変哲もないビニール傘を買ったついでに
お店の人に「あっちに真っ直ぐですか?」「はい、そうです。」と会場の方向を確認。
教えてもらったから安心して、大急ぎで歩きだす。あれ?何年か前に来た事あったけど、この景色見た事ないな。おかしい…。
通りすがりのおじさんに確認。すると!駅から逆方向に歩いていました!
さっき聞いたお店の人、いい加減ね~。何のために聞いたのかわからない。
マズイな。このままでは予定より遅れてしまう。いったん駅に戻って、更に逆方向に行かなければ…。
ダメだ。このままではお待たせしてしまって、先方を動揺させてしまうことになりかねない。
歩くよりも絶対に速いから、と「近場で申し訳ありませんが…」とタクシーに飛び乗り会場入りしました。
全ては電車のダイヤが乱れたことからの負の連鎖。天気予報が外れて傘を買わなければならなくなって、
買ったついでのお店の人に聞いたばっかりに最後は慌ててタクシーのお世話になり、参りました~。
会場エントランス付近で生徒さんのお母様がお待ち下さってました。
ここに到着するまでの色々は演奏に響くと嫌だったので、一切忘れようと思いました。…というか、本当にすっかり私は忘れてました。
コンクールでの演奏も無事に終え、結果発表まで待たれる生徒さん達とお別れをして、帰りの電車。
地下鉄に乗り換えたところ、たまたま乗ったその電車は私の自宅最寄駅までの私鉄にそのまま乗り入れるというラッキーな地下鉄でした。
行きがあまりにも過酷な条件だった私を、神様が帰りに救ってくれたような気持ちになりました。
回復力低下&ふと思った事【2010/10/25】
ちょっとこのところ仕事が立て込んでおりまして、一日どっぷり休日にしたい私です。
その日は近いぞ!ファイト!と鼓舞しています。
今日は運動会振替休日で午前中にレッスンに来た幼稚園生のお母様からも「なんかお疲れみたい。」と、
休養とれていないのがバレてしまってました。
見事に…。うぅ、もうとっくにお肌の曲がり角は過ぎているし、睡眠不足は命取り。
明日のコンクールのステージではしっかりメイクで誤魔化して、ノリノリの伴奏をしたいものです。
もちろんソリストさんを置いてきちゃうようなノリノリ度はいけません。
ソリストさんの熱い音楽にちゃんとバランス良く演奏できたら嬉しく思います。
何よりソリストさんが気持ちよく、そして堂々と演奏して、普段の実力を出し切ってくれたら
伴奏者としては、この上ない喜びでございます。
えてして結果ばかりを求めてしまいがちのコンクールですが、私はいつも生徒さんやご父兄には
生徒さん自身がコンクールに挑戦する意義を理解できるようになってからであれば、お勉強になるから挑戦しましょうか…
と、お話します。そうでないと中には、思った通りの結果が出なかった時に、ダメージが大きすぎるからです。
ショックのあまり、ピアノを見るのも辛い…なんて気持ちになる場合があると聞いた事もあります。
幸い、私の生徒さんにはそのような方はいませんが(私が用心深いので…笑)、もしも予選通過出来なかったら
「世の中には自分より力を持った人が沢山いるんだな」「もっと練習が必要だったな」と自分なりの感じ方、捉え方をする事も
コンクールの勉強の一部だと思っています。もっと練習が必要だったと反省するのであれば、次こそはしっかり練習を積んで
また力試しをしてみればいいのです。また良い結果を出せた時こそ、天狗にならないよう、謙虚さを忘れない事も
指導者は勿論のこと、周囲の大人も前以て助言しておくことも大切なことだと思っています。
小さい頃からコンクール荒らしのようにタイトルを獲得している方の全部が全部でないにしても
周囲がその結果を褒めて(それも必要ですが)、過剰に褒めすぎた結果、
傲慢で子供らしさを失ってしまったタイプのお子さんもいらっしゃいます。
結果を出せた時こそ、要注意ですね。しっかり周りの大人が心のお勉強もサポートしてあげれば
その成長と共に、心も健やかに魅力ある音楽を発信する可能性が膨らみます。
お子さんのコンクールの場合は、結果がどうあれ周囲の大人が、自信を持って導いてあげることが
重要かと思います。最初からひねくれちゃってる子供はいないと思うのです。大人の持っていきようですね。
長い一日 【2010/10/24】
日曜日の朝、私は少々前日までの疲れを持ち越してしまってヘロヘロしながらの出発でした。
10時から都内の大学で研究会です。普段ならば駐車場のパスカードも持っているので車で移動してしまうところですが
今日は夕方から地下鉄移動して、更に出向かなければいけない用事があったので電車での出発でした。
唯一助かったのは、日曜日の朝の上り電車は空いていて、各停も快特も全部座れました!立って行くのとでは大きな差です。
もう若くないのでねぇ…(急におばあさんぶってみました・笑)。いけませんね、車ばかりに頼っていては。
たまに電車で早歩きで乗換え等をこなしますと、足が既に「明日は筋肉痛注意報」を発していますもの。
無事に研究会に出席。デンマークから招聘されているダムガード教授のレクチャーでした。
デンマークからは長年、故ヴァシャヘーリ教授が来学されていましたがダムガード教授はヴァシャヘーリ先生の教え子でいらっしゃいます。
とても温かいお人柄でヴァシャヘーリ教授に教えを受けた友人によると重なる部分が多いそうです。
学生・生徒は自分の音楽をきちんと持って、それに対して寄り添うようにご指導される事も共通です。
手取り足とり細々と指示を受けて…それではいつまでも音楽的自立は果たせないし、
下手をすれば、その先生の演奏をコピーしているに等しくなります。自分で考えて、信念を持って演奏する、
最終的に私達指導者はそのような自立を出来るところまでの手助けをすることが大切ではないか、
そんな事を感じさせていただいたレクチャーでした。
また脳を均等に三等分して、思考・感じる事・行動の3つがバランスよくある事が大切である…と。
このうちのどれかが極端に占めていると、バランスを欠いて病気になってしまいます…ともおっしゃってました。
そうかもしれません。音楽は心・身体の健康を維持して湧きたつ物ですね。なるほど。
または音楽によって疲弊しかかっている心は癒されることもありますし。
「音楽がパワーをくれるんだよ。」と言った恩師の言葉をまた思い出しました。
何気ない言葉ですが、こうして考えてみると深い言葉です。
充実した研究会の後、大急ぎで買いこんでいたお昼ととって、明後日本選のコンクールの伴奏合わせ。
そのまま大学で、レッスン室を借りて合わせました。ほぉ~、先週よりずっと調子を上げてきましたね!
良いコンディションのようです。細かなチェックはもう必要ありません。
確認の作業を進めて、無事に終わりました。その後最後の私用の為に移動し、結果帰宅は21時前でした。今日は充実の一日でした。
まだまだ続く? 【2010/10/23】
職場の教授室で、ある先生との会話。その先生の受け持ちのN子ちゃんは高2なので
さり気なく進路について、それとなく聞いてみたとのこと。N子ちゃんは一般大学志望ではなく音大志望だそうです!
それは何より…先生も教えてこられた甲斐があるというものですね~と言うと、「ところがね…」とため息。
前々からコツコツ練習してくるタイプではなかったN子ちゃん、自分をそれとなく分析しているようでピアノ科は目指しません。
先生側も「今さら急にピアノ科でと言われても、あんなに練習しないのでは無理。」とバッサリ。
で、N子ちゃんの口から具体的に出た大学名が某国立の音楽大学のG大です。おやまぁ、大きく出たわね。
G大の楽理志望というではありませんか…。確かに去年、ここの音教からG大楽理に進学を果たした生徒さんがいました。
いわゆる進学校に籍を置いていた彼は見事に合格を果たしましたよ。本音はM音大の音楽学に来てほしかったけれど
でも見事に第一志望に合格したのです。しかも天下のG大に。修了式では温かく見送りました。
N子ちゃんには、M音大の音楽学も滑り止めに受ける事を勧めたけれど…と。
我々内部の人間からすると、第一志望にM音大を挙げて欲しいというのが本音。受け持ちの先生のため息の理由はそこにありました。
音教の受験科コースは、あくまでもM音大受験をする者の為にあるコースなので、他の音大を第一志望とする場合は…。
あくまで我々はM音大を志望する生徒さん達の為にレッスンや授業を提供している、という立場なので複雑です。
受験期を迎えたり、その時期が迫って来ている生徒さん達の声を拾っていくと
「親は国公立の大学を狙うなら音楽を目指す事に賛成してくれる。」という話を最近よく耳にします。
世の中不景気。私大の音大は授業料が高い、というイメージがどうしても払拭できませんものね。実際その通りですし。
自分が学生の時の事を振り返ると、時代はまさにバブル絶頂の頃で、私達世代はバブルの申し子だったわけです。
不景気になると生徒・学生達の進路決定に間違いなく影響をもたらしています。
景気が悪くなり給料がどんどん右肩上がりの時代でなくなると共に、ある男の子の生徒さんは「将来は公務員かなぁ…」と言いました。
彼は当時中3でした(苦笑)。
景気が上向きになってくれないと、音教の生徒さん達の国公立大志向は増すばかり。
世のため、人のため、少しずつでもいいから景気回復してくれないものでしょうかね…。
NHK杯フィギュアスケート 【2010/10/22】
レッスンを終えてテレビを観ると、フィギュアスケートの女子ショートプログラムの模様が映し出されていました。
昔から、この競技はピアノの演奏とリンクすることが多く、興味深く観戦してしまいます。
今シーズンからシニアの仲間入りをした村上選手が、演技を終えて得点を見て喜んでいる表情が最初に飛び込みました。
かなり良い演技が出来たみたいだなぁ…それにしても本当に表情豊かな可愛いお嬢さん。
華があります。表現や芸術点で評価されるこのような競技には、華やかで存在感がある事は大きな武器になりますね。
弾けるような笑顔が何とも愛くるしく、自然と周囲を味方にしてしまいます。
その後スケート大国から送り込まれてきたアメリカの3選手や、グルジアの選手の演技を観て、思わず思った事は
日本人の体格・プロポーションが美しくなったなぁ…ということ。
たまたま村上選手の後に演技をした選手達が、がっちり・むっちり体型の人が続いてしまったのか、どうなのか…。
この後に出てくる浅田選手も、ご存知の通りスレンダーは体型ですものね。
世界的にみてもフィギュアスケート界の日本人のスタイル良しは自慢出来ちゃいますね!
その点イタリアのコストナー選手やフィンランドの選手だったかしら…その2選手も均整とれていて美しいですね。
おっといけない。フィギュアスケートの選手権なので、スケートの内容で勝負でした…美しさに見とれてしまってました。
それにしてもですよ…昔はがっちり・むっちり体型だと、評価に響いてとても不利と言われていた競技ですのに、
なぜそのような堂々たる体型の選手が上位を占めるようになったのでしょうね。
昔よりも女子のジャンプの回転やスピンの速度等、格段に技術も向上してきているから?
例えば3回転半などのジャンプをこなすにも、男子並みの筋肉が必要だから、たくましい太ももになるとか…。
高速スピンなどは体重がある程度ある方が遠心力を利用できるとか…。
あぁ、素人の私には全くもってわからないですし、かなり適当な事を書いてしまいましたが
いずれにしても日本人選手2人は、すらりとしています。その体型でいながらにして高い技術を持っているということなのでしょうか。
技術で勝負、さらに美しさも兼ね備えて総合評価される厳しい競技です。
浅田選手はジャンプを根本的に改造している最中だそうです。
今シーズンは厳しい闘いが続くかもしれませんが更なる高みを目指して、是非頑張ってほしいです。
村上選手はシニア初の試合で何事も経験…そんな気持ちで恐れ知らずのノビノビ演技で
明日のフリーも楽しんでほしいなぁ。浅田選手もそんな頃がかつてはあったのです、
今は追われる身の辛さを感じていると思いますが、これも女王の宿命でしょうか。
フィギュアスケートの一ファンとしては、明日も楽しみです。
ありがとうございます! 【2010/10/21】
いきなりですが、お礼の言葉を申し上げたいのです。
お世話になっている藤拓弘先生の公式ブログである「リーラムジカのピアノ室」http://lilamusica.blog.so-net.ne.jp/で
来月出演させていただきます演奏会の事をとりあげていただきました!藤先生、本当にありがとうございます!
藤先生が定期的に配信される、いくつかのメルマガの一読者にすぎない私ですが、
図々しくもお知らせさせていただきましたら、このように取り上げていただく事に…。
私の日々のぼやきのようなブログとは違って、藤先生のブログは本当に内容的にも素晴らしいので、
ピアニストまたはピアノ講師とは本来こうありたいものです…と常々思っています。
ブログに取り上げて下さって嬉しいですし有難いと同時に、藤先生のこのご配慮に恥じない演奏を、
そしてお客様の心に残る演奏が出来たらなぁ…と思っています。
心に残る演奏って?これが実に一番難しい、永遠の課題でございます。
レッスンで生徒さんとも時々話題にするのですが「音楽ってその人そのもの。内面が出ますね。」と。
音楽・演奏を通して、何だか自分という人間を見透かされているような怖さもあります。
結局「日々の生活、日頃の行いが大切。日々精進ってことですね~。」というところで落ち着きます(笑)。
そんな時、今は亡き大切な師匠の言葉が甦ってきます。
かつて武者修行とばかりに国内外問わずコンクールに参加していた時がありました。
初めて海外のコンクールに参加する時の心細かった事…。
丁度大学の招聘によりドイツからウェーバージンケ教授が来学されていて、研修枠でレッスンを受けさせていただく幸運に恵まれました。
ウェーバージンケ教授はすでに国際コンクールの審査員もされて、コンクールを知り尽くされた方です。
教授は私に質問されました。「君はなぜコンクールに挑戦するのだね?」
「これから勉強しなくてはならない事が沢山あります。コンクールの課題を集中的に勉強する事は
レパートリーの拡大を果たす事が出来ると思って。」と答えると
厳しかった教授の表情は和らぎ、「そういう考えならば、私は貴女に喜んで協力しますよ。
もし君が、有名人になりたいから、賞金が欲しいから…
そんな理由でコンクールに行くと言ったとしたら、レッスンを取りやめるところでしたよ。
大きなコンクールほど政治の世界です。残念なことだけれど。
どんな結果が君に出たとしても、堂々と帰って来なさい。優勝したとしても、予選落ちしたとしても、
貴女というピアニストの昨日、今日、明日は何も変わらないのだよ。」
人間いついかなる時もおごってはいけないよ、いつも謙虚でいなさい…という教えだと私は理解しています。
藤先生のメルマガを拝読し、私達ピアノ講師は教育に携わっているからこそ、人一倍おごらず、謙虚に生徒さん達に接して行こう…
そんな事を折に触れて気付かせていただいています。
演奏の場に立たせていただく度に、自分自身が試されているような気持ちになります。
永遠の課題である、心に残る演奏を目指して頑張ります。
藤先生、色々お勉強させていただき有難うございます。最後にもう一度、お礼申し上げます。
有難うございました!!
歯科定期健診 【2010/10/20】
今日は3か月ごとの歯科定期健診でした。自宅で出発時間まで、あれこれやっていたら
テレビのニュース画面の片隅に見える時刻が「えっもうこんな時間?」
いつもより念入りに歯磨きしたいのに、こんな日に限って、いつもより大雑把な歯磨き…心ならずも、いざ出発。
4年前に歯列矯正の先生から紹介された、そのF本歯科医院は、なんと銀座にあるのです…。
完全予約制で、私のような年代の他の患者さんに今まで一度として、お会いしたことがありません。
あぁ、場違いだなぁ…と思いつつも、矯正の先生が矯正装置をつける前に、
問題山積の私の歯の状態を見てこの歯科医院をご紹介下さったのです。
お陰さまで今は歯の治療、矯正治療、どちらも無事に終えることが出来、こうして定期健診に通う事が
今後の生活を送る上で、大切なカリキュラムとなっています。
定期健診の後に、口腔清掃をしていただくのですが、担当の歯科衛生士さんに「いつも以上に念入りに歯磨きがしたかったのに
時間に追われて、結局いつも以上に大雑把な歯磨きで来てしまいました~。」と言い訳すると、
「いつも丁寧に、きちんと歯磨きされているのがわかりますよ。」と励みになる言葉。
どんな歳になっても誉めていただけるのって嬉しいですね。特に私のような単純な人間は…。
最後にF本先生のチェックが入ります。
「リテーナーを使ってますか」「はい、しっかり毎晩寝ている時は、きちんとはめて寝てます。」
「いいですよ~。言われなくてもその心がけ。」「あんなに苦労して先生方にお世話になって治したんですもの、
そう簡単に歯が動いて元に戻ってしまったら困ります。」
ついつい、先生とは過去の過酷だった治療の日々を思い出しては、「よく頑張りましたよ~。」「良くなるために治療に来てるのだから…と
自分に言い聞かせてましたもの。」「大変な治療なのに、明るかった…。」「あ、それしか取り柄がないのです。」
そんな事を言っては懐かしんでおります。
今の私の目標は、過酷な治療を受ける前にダメージを受けてしまった部分はあるけれど、それ以上、症状が進行することのないよう、
真面目に定期健診を受け続けて、自分の歯で一生を終えることでございます。
先生とは同世代なので、お互いに冗談で「おじいさん、おばあさんになるまで長いお付き合いですね~。」と笑い合っています。
今後の生活を送る上で、健康の面でも歯のメンテナンスは私にとって大切なことなので、
今後も今の状態をきちんと維持できるように頑張ります。
エンジンかかるのが遅いわ… 【2010/10/19】
困った、困った。今日は本番の丁度一ヶ月前だというのに、演奏会のご案内(郵送分)を送るのが遅くなってしまってます。
一ヶ月前には確実に先方のお手元に届けておきたいところでしたが、今日第一陣を投函するのがやっと…。
明日は午前中に歯科医院に行きますが、電車に乗る前に第二陣を投函しなければ…。
メジャーなピアニストさんですと、事務所に広報活動もお任せで、本人は黙々と練習に専念すれば良いのですが
私のような何年かに一度くらいの割合で、音楽雑誌に取り上げていただくような者は、自分で「今度、演奏会に出演させていただきます。」
と、自ら広報活動をしつつ練習もしなければいけないのです。
でも自分の演奏会のチケットってなかなか宣伝しにくいものです。手前みそな感じですね。
何が大変って、この演奏会前の宣伝活動が大変なのです。ただピアノに向かっていればいいと思ってました。
演奏会を開く事が出来るなんて思ってもいなかった遠いあの頃は…(笑)。
小5の頃にお世話になっていたピアノの先生が、本気モードのレッスンへレールを敷いて下さり、
月に一度、東京の音大の先生がレッスンの為に、普段の先生宅に来て下さり、特別レッスンを受けさせていただく事になりました。
その先生が、音大生を普段はレッスンする傍ら、ピアニストとして演奏会も開かれる先生でした。
私にとって、普段お世話になっている先生がピアニストとして演奏される姿は、とても新鮮であり憧れでした。
漠然と「いつか自分もそんな風になれたらいいな…」と思ったものでした。
月日は流れ、お蔭さまで演奏会を開かせていただく環境に身を置くことが出来るようになりました。
その憧れだった先生は、すっかり成人した私に会う度に「大きくなったなぁ。あの頃、本当に君は欲がなかったね~。」とおっしゃいます。
「先生、小5の頃と比べたら誰だって大きくなりますって(笑)」なんて楽しくお話させていただきますが、
同時期に習っていた他の門下生に言わせると「そんな風に先生と普通に話せるの、貴女だけよ。」と言われてしまいます。
「なんで?」「怖くないの?」「え?先生、怖かった?」「…。」どうやら私は本当にどこへ行ってもノビノビやっていたようです。
演奏会をするようになった私に、先生は言いました。「君、偉いね。演奏会開くのって大変だろ。僕は事務的な色々が嫌だったなぁ…。」と。
演奏させていただく場を与えていただけるのは幸せなこと。それはわかっているのですが、今となっては先生のおっしゃる意味、
すご~くわかるような気がします。
明日、明後日中にはこのご案内関係をきっちり済ませて、早いところ本業に専念できるように頑張りますです。
美容院にて 【2010/10/18】
仲良くしていただいているデザイナーのM上さん。有難い事になんと演奏会当日、「ヘアメイクをやらせて下さい!」とおっしゃるのです。
3,4ヶ月前から、ずっとそんな事を仰っていただいていたけれど、私は本気にしていなかったのです。
前回、行った時に彼女の方から「当日のヘアメイクをさせていただくにあたって、よろしければリハーサルを…」との申し出。
「それって本気のお話だったの?M上さん!」…何しろ、彼女は私の通う全国展開している大手美容院の中でもちょっと知られた存在の方。
彼女の元でアシスタントしている何人かが、私にこっそり教えてくれました。日本人で初の世界大会優勝者である事を…。
だから今も雑誌のお仕事などでヘアメイクに駆り出されるような方。
モデルさん相手のお仕事をしている方が、なんで~?と私が戸惑っても不思議はありません。
私と彼女の初めての出会いは、母の「カットの上手な美容師さんに出会いたいものだわ」の一言から。
ちょっと待ってね…とネットで検索して調べていたのです。そこで目にとまったのが彼女。写真などは当時なくて決め手は
プロフィールの次にあった自己PRのところ。「カットには自信があります」
とりあえず、電話予約してみましょう…という事になって、母は「カットの上手な人ということで、是非M上さんという方にお願いしたいです。」と
一面識もないのにお願いしたのです。今から思えば電話を受けた方はプレッシャーですよね~。
それから数日後に母は美容院から帰って来て、とても満足そう。
母の仕上がりを見て「私も行く!」と、結果的に母を実験台によこしたようは展開でした(笑)。
初めてM上さんにお会いして「客観的に私に合うと思われる髪型ってどんな感じかしら?」という、
と~っても漠然とした悩みをぶつけてみました。
時にその道の専門家から的確にアドバイスを受けたい時ってありませんか?
それまでお世話になっていた美容師さんも良くしていただきましたが、
そういう疑問をぶつけた時「いやぁ、今のスタイルがお似合いですよ」と言って、変化したい私の気持ちを満たしてくれなかったのです。
M上さんは話を聞けば聞くほど、本当によく勉強されている事が素人の私にもわかりました。
一番私が食いついたのは「小顔の法則」という言葉。
「それ、お願いします!」とカフェでオーダーするようにお願いしたのをよく覚えています。
この方、ちょっと凄い方かもしれないわ…といぶかしく思っていたところへ前述のアシスタントさんからの情報。流石です。やっぱり…。
「M上さん、こんな土台のくせにいつも無理難題な注文つけてごめんなさい。でも有難う。
M上さんでなければ解決できない事も沢山あったと思います。」
真面目にお礼を言っているのに、M上さんときたらお腹を抱えて笑ってます。笑い上戸なんだなぁ。かわいらしい方です。
彼女は「自分にとっても勉強になるんです。私の方から押し掛けでお手伝いしたいと申し上げてすみません。」と仰るのです。
有難いような、もったいないような、いいのかしら…。でもこれも人の縁。
これで本業の演奏がみっともない事になったら…と違う意味でプレッシャー感じて、私の場合は丁度いいのかもしれません。
色々な方に応援していただいて、本当に幸せです。感謝!
伴奏合わせ 【2010/10/17】
先月末に同窓生仲間からの連絡で、急遽お引き受けすることになったコンクールの伴奏。
急なことなのでダメ元でのお願いです。もしもスケジュール空いていたら…曲は…、とかなり切迫した様子でした。
たまたま本選の日は一日仕事が入っていなかった事、それからコンチェルトが何度も過去に合わせた事があり
それなりに知っている曲だったので、お引き受けする事にしました。急とわかっていながら、ダメ元で…
というニュアンスからして、相当お困りのようでしたし。友人を介して、その後お母様からご連絡をいただき、
今日、初めて合わせてみました。本選までに10日もありません。ご本人のテンポはしっかり決まっていたので
こちらはお相手が違和感を持たないよう、自然に感じられるテンポ設定などを探る作業となりました。
大人のヴァイオリニストさんとの合わせと確実に違うところは、言葉足らずのお相手に気になったポイントについて質問をして
お互いの方向性をそろえる事が必要になります。どの程度テンポを前に持っていくのか、はたまたテンポを前に持って行くつもりはないのに、
結果的にヴァイオリニストの演奏が前のめりになって聴こえてしまうのであれば、そのストップ役にがっちりテンポを動かさないで
ピアニストは意識的に弾かなければならない部分も出てきます。そういう意味で大変意義ある時間が持てたと思います。
ずっとその様子を録画をしながら熱心にご覧になっていたお母様に伺うと、直前に特別レッスンを受けた時の事柄が
まだまだ消化しきれていないよう、とのこと。すっかり自分の物として取り込むには、今日の合わせには間に合わなかった様子。
次回は私の都合もあり、休日の音大のレッスン室を借りてレッスンする事にしました。
消化しきれた状態の演奏で、最後の確認作業をすることが何より大切ですから。
普段の学校と、コンクールを両立する事は大変…とお母様もお嬢さんも仰っていましたが
それでも、親子でとても充実した日々を送っているとの事。本当に本気モードの音楽の勉強には
ご家族のバックアップ体制は不可欠ですから…。特にヴァイオリンやピアノといった勉強のスタートの早い分野は親子二人三脚ですね。
今日の母娘さんのお話を伺っていて、母と自分の昔を懐かしく思い出しました。
ブレイクタイム 【2010/10/16】
職場の教授室(講師達の休憩室です)には、いつも何かしらお菓子や、お茶、コーヒー等が常備されています。
給湯器のポットから勢いよくお湯を注げば、カフェオレ…というスティックもあって、とても便利。
しかも最後の1人を残して、丁度1時間の空き時間にそのカフェオレを飲むと、ぼぉ~っとなりかけている私の頭を
多少なりとも覚醒してくれるのです。
先週のこと、ベテランのソルフェージュの先生がご用意して下さっていた人気のカフェオレスティックが最後の1本しかなくなっていました。
この時間は私1人だけが教授室で休んでるわけだし、いいっか、最後の1本を頂いちゃおう…と
マグカップに注いで、至福の時を過ごしていたのでした。するとガチャっとドアが開いて、そのベテラン先生がいらっしゃいました。
「先生、最後の1本いただいちゃいましたよ~。」「何言ってるの?私ここに来て早々にもう飲んじゃったからいいのよ。
これヒットよね。意外とこういう所では重宝してるわよね。」「そうですね~。甘さのグレードも何段階かあるみたいですよ。」「本当?」
「今度試しに、違うタイプのカフェオレ見つけたら持ってきます。」「私も!」
そして今週、それぞれに持ちよった違うタイプのカフェオレの箱を並べて、お好みでどうぞ状態になりました。
週ごとにお菓子もどなたかが入れ換わり立ち替わり持ち寄られるので、帰宅するまでの空腹は必ずと言っていいほど
この貴重なブレイクタイムで凌げるのです。演奏会も近くなるとこの憩いの時間も返上して孤独にピアノに向かう事になるのでしょうけれど。
たまに生徒さんのお休みで、普段はレッスンしてる時間なのに空いてしまった先生が教授室にやってこられます。
そんな時は、とても貴重な意見交換の時間になったりします。
コミュニケーションって大切。無駄話といっても、そこから新しい発見も多いです。だから決して無駄ではないですね。
職場で「仕事さえちゃんとやれば別に…」という考えを持っている方もいるでしょうけれど
私はやっぱり話す事によって、人間関係にも潤いがあって、そこから生まれる雰囲気の良さというものが
仕事にも好循環をもたらすのではないかしら、と常日頃思っています。
さぁ、明日は遠くからコンクールの伴奏合わせの為、ヴァイオリンのお嬢さんがお母様といらっしゃいます。
どんなタイプのヴァイオリニストさんかしら。楽しみです。
ちょっとずつ進歩 【2010/10/15】
リズムが苦手…という悩める生徒さん、その自覚を持つことこそが前進への一歩です。
週ごとに少しずつ改善が見られますよ。その改善の積み重ねが大切。
先週よりも今週…。昨日より今日…。たまに後戻りしてしまう事もあるけれど、常に前向きに改善あるのみ!の
心意気があれば、大丈夫。指の形も美しくなってきてます。手首の使い方も上手になるといいですね。
姿勢も良くしてね。とにかく怒涛のように押し寄せる私からの注意の波にもめげず、今日も頑張りました。
何しろ明るい子です。どんどん勉強を進めたい、その気持ちが伝わってきます。もっとやります!
意気込みが伝わってきます。でもまだまだ練習の仕方が心もとないです。
時折、信じ込んだがゆえの間違いに気づかず、変な癖が付いてしまう事も…。
そんな時はショックよね。私の1週間は何だったの~って叫びたくなるでしょうね。
だからお願い。最初から注意深く指使い、音、リズムをよく見てね。楽譜から音符は逃げて行かないから。
確信なく弾いていた事を確信持って、出来なかった事が出来るようになって、少しずつ自信に変えて行ってほしいです。
メロディー聴音、短い音節ではあったけれど、ちゃんと音名で歌えました。これも次に繋がる自信に変えて行きましょう。
出来る事が増えて行くと、楽しくなって行くのです。コツコツ練習が必要なこの世界、楽しくなければ拷問ですもの。
練習の仕方1つで、「つまらない」を「面白い」に変えて行くのです。
そう、何でも工夫です。いかにして効率よく成果を上げるか…そんな事ばかり考えていた私は
いかに自分自身が面白がって練習出来るかばかりを考えていましたもの。
今でも練習は嫌いです。はい、大嫌いです。認めます。
「練習」と思った時点で、やる気が失せてしまうので、練習とは思わずにシンプルに「弾く」という作業です。
人前でみっともない演奏をしたくないから、かっこよく弾きたいな…という単純な思いが強いのですね。
もしかして「カッコツケ」なのかもしれない…。そうかもぉ。
恰好悪いのは嫌だから、私も真面目にピアノを弾きまくる事にします(笑)。
疲れましたぁ! 【2010/10/14】
あまり後ろ向きな言葉を出すのは、運気が逃げて行くみたいで好きではないのですが、さすがに今日は…。
ここ数日、睡眠のリズムが崩れてしまったようで、今朝も起きるのが非常に辛かったです。
どうにかならないのかしら~、このだるさ。頭もモヤモヤしてるし…。
朝シャンという柄ではないのですが、藁をもすがるような気持ちでバスルームへ。
効果はそれほどなく、更にブルーな気分でドライヤーで髪をセットしました。
今日は大学の法人の先生方に演奏会の招待状をお渡しする日で、お2人の先生とお約束しています。
こんなムスっとした顔ひっさげて行くわけにはいかないのです。何としてでも誤魔化しメイクしないと~!
ブルーな気分なので、いつもの倍メイクに時間がかかりました。ムスッと顔をカバーしようとするから余計力が入ったのかも(苦笑)。
大丈夫よ、私は3人の中で一番若輩者だから、先生方の後ろに立って、一緒にお辞儀をするだけでいいの!
しかも先生方は実年齢を聞いてびっくり、本当に信じられないほどお美しいお2人…。
大学に向かう車中、こんな日に限ってやたらと他の車がクラクション鳴らします。私にじゃないよね?
鳴らされるような運転はしてないはず。だけどブルーな気分の日は気弱になってるのか、自分が鳴らされたような気分。
駐車場に車を置いて、おっと~!ストッキングが伝線!なんてこと。すぐにコンビニでお買い物。そして校内の化粧室へ。
やれやれ…。ようやく落ち着きました。廊下を歩いていると同期の事務職の仲間が声をかけてくれました。。
「ポスター、見たわよ。綺麗に写ってるじゃない。」「ありがとう。実物と全然違う?ごめんね。」「そういう意味じゃないってば~」
「うそうそ。でも若い頃と違ってね、気軽に写ってもそれなりに…じゃなくて、
この歳になると写真も気合で撮影しないと出来上がりの差は大きいわ。」
また別の仲間からは「痩せた?」とお気遣いの言葉をいただきました。体重減ってないのに魂吸い取られる曲を弾いてるから?
昔映画で「キタキツネ物語」となぜか同時上映だった「悪魔が来たりて笛を吹く」みたいな雰囲気でいいかも…。痩せてストイックな感じ?
なんだかんだと友達とのちょっとした廊下での語らいはブルーな気分の私を少しだけ元気づけてくれたのでした。
先輩先生方との待ち合わせに合流し、ご挨拶まわり。理事長先生を皮切りに、各部署の部長先生のところを廻りました。
やれやれひと通り終わって、私はその後附属音教の研修。
演奏会の件で招待状郵送などでお世話になっている先生と廊下でばったりお遭いして、
「今日、お手渡し出来る先生が多いかも、と思って招待状持って来たわよ」と。ありがたや~。
いくら係の先生だからとて、演奏会に出演する私が「よろしく」とは行かないので、研修が始まる前の束の間、
先生と行動を共にして「よろしくお願いします」「頑張って下さいね」の応酬。
まるで選挙に出る議員のような気分で、ブルーな気分どころではなくなりました。
国の誇りもいろいろです 【2010/10/13】
結局、昨晩は導眠剤の効果を期待して早めの就寝…と言っていたのに、全然お薬効果なかったです。
ちょっとだけウトウトしたけれど、また変な時に目が覚めてしまい、眠れなくなってしまいました。
どうせ目が冴えてしまったのだから…と、ショパンコンクール二次予選の3日目夜の部の一部を観ていました。
ロシアの男の子、上手だったな。プロフィールをみたらグネーシン音楽院の卒業生のようです。
ロシアでは演奏家になるならモスクワ音楽院、教育家になるならグネーシン音楽院…なんて昔ははっきり特色がわかれていましたが
最近はそれほどはっきりとした区切りもなくなってきているのかもしれませんね。
日本のレコード業界の方と結婚して、そのまま日本を拠点にしているイリーナ・メジューエワもグネーシンの卒業生。
彼女を育てたトロッポ先生も一時、日本で公開レッスンなどに引っ張りだこでしたが、その波も少し落ち着いたかな。
ショパンコンクールの様子を見ていると、懐かしい気持ちになります。
今日は偶然審査員席近くのバルコニー席付近にグスタフ・アーリンク氏の姿を見つけました。
おいくつになられたのかなぁ。私が初の海外コンクールで出向いたウクライナに取材できていらした
国際コンクールを取材されているライターさんなんですよ。
ずいぶん良くしていただいて、写真をとってもらったり、著書の本をいただいたりしました。
偶然懐かしい人が、画面に映っていて、本当に懐かしい思いをしました。
舞台はワルシャワとウクライナのコンクールの2年後に参加したモスクワとでは若干違うけれど
ステージに司会者がいて、次の演奏者の曲目等々あれこれスピーチして、最後に国名。
その言葉に背中を押されて舞台に歩み出るのです。
国際クンクールに出て、国名をコールされると妙に「私は日本人なんだわ」なんて改めて思います。
日の丸背負って…なんて思うのはオーバーだけど、祖国を誇りに思うのっていいことですね。
今、地球の裏側チリの鉱山採掘場から取り残されていた33人の勇者達が次々に救出されています。
秩序にのっとって長期間地下に取り残されていながらも、明るく前向きに乗り切った33人の姿は清々しいですね。
チリの人々はそんな彼らを誇りに思っているのではないでしょうか。
ビバ!チリ!チリ人の明るさ、冷静さ、思いやりの全てに万歳!
気休めの若さ復活?! 【2010/10/12】
昨日の庭の手入れの翌日の今日、見事に筋肉痛の症状が出ました!
日頃から身体を動かしていれば、筋肉痛にすらならないかもしれないのに、
日をおいて症状が出なかった事を、ひそかに喜んでいる自分に笑えてきます。
肉体労働をした日の夜は、睡眠をしっかりとって疲労回復に努めたかったところ、
そんな日に限って、目が冴えて何と5時半まで眠れなかったのです。寝入りっぱなに物音で起きちゃったことがきっかけで
まさかこんなに不眠状態になるとはね。そんなわけで導眠剤を珍しく服用しました。
薬の力は覿面で、おかけで服用するタイミングがタイミングだったので、すっかり時間がずれ込んでしまいました。
目が覚めても寝不足であることには変わりないし、つくづく午前中に何も予定が入っていなくて救われました。
でも一日のスタートがズレズレになってしまった為、予定していた仕事も捗らず、気分的にはブルーな一日でした。
今日の分の遅れを、明日は晩回しないと!と思っています。
今日こそは確実に眠れるように、導眠剤はすでに飲みました。
なので早寝します。おやすみなさい。
庭の手入れ 【2010/10/11】
いつもお世話になっている植木のおじさんから、8月末に「いつも通り行きます」と連絡をもらっていたのに、
その時の我が家の限られたスペースに、きゅうりがぐんぐん育ち、緑のカーテンで大豊作の頃だったので
おじさんには「家庭菜園が落ち喜んでいる自分が着いてから」と待ってもらっていました。それに今夏は8月末でも35度なんて当たり前の猛暑でしたから
いくら外の作業に慣れているおじさんでも大変だもの…なんて家族で話していたのでした。
そうこうしているうちに月日は過ぎて、お隣のバレエ教室や裏隣のお宅との境界線の垣根の枝が伸び放題になってきました。
タイミングってあると思います。テレビで見てしまったのです。
通販で売ってる高枝切りバサミ!それも太い枝切りも大丈夫!と心強い諸々のオプション付き!
「私がやるから。玄関ポーチのつげの木の丸くカットするの、私でも出来そう。」なんて言っちゃったのでした。すぐに電話かけて注文。
とても人気のある商品なのか「お届けまで2週間ほどいただきます」とのこと。
一応多めに期間をとっておいて、それより早く届けるようにするのよね~なんて思って待っていました。
でも本当にヒットしている商品だったようで、届いた時は本当に2週間経った頃でした。
あまりにも待たされたので宅配業者が「お荷物です」とやって来ても、何が届いたのかピンとこなかったくらい。
そんなこんなでようやく晴れた今日はとりあえずお隣にご迷惑な枝切り中心に作業を進めました。
面白いようにスパスパ切れるので、結構夢中で作業をしていました。
母は「おじさんに、もっと切ってちょうだいってお願いしても、なかなか言ってるほど切ってくれないのよ。」と言うので
「どこかの家で、切り過ぎて怒られた事あるんじゃない?人の家の木だから、チビチビしか切れないとか…。」
そう、一度切ってしまったものは元に戻らないから…。美容院で髪をカットする時も、デザイナーさんはすごく慎重ですものね(笑)。
そんな事を話しながら黙々と作業していたら、何と結構この高枝切りバサミ、優れものですよ。素人の私がこのまま行けちゃうぞ!と
勘違いしてしまうくらいの物ですもの。また時間を見つけて細かい作業を進めてみようと思います。
さて、どうなります事やら。
少しずつ前進 【2010/10/10】
夕方、室内楽でお世話になるヴァイオリンの先生から連絡をいただきました。
ヴァイオリニストお2人のうち、今回はご一緒出来ない方の先生ですが、前回も弦の先生方のスケジュール調整をして下さり
ご連絡係をして下さっています。早速スケジュール帳を開き、「第1回目は…」と伺っていました。
5年前は2回の合わせで本番を迎えましたから、今回もそのつもりでいたら
受話器の向こうから「そして第3回目は…」と聞えてきたではありませんか!言われるままに手帳に書き込みました。
これは有難いです!思わず「3回も合わせをしていただけるんですね!」と喜びいっぱいで先生に言いました。
すると、ここ2,3年前くらいから弦の先生方が慣れている曲の場合は問題なかったけれど、あまり演奏する機会のない曲だと
たった2回の合わせでは厳しいかな、という事で回数が増えたとのこと。これはショスタコの私にとっては追い風です。
有難い展開です。何より本番はもとより、室内楽の愉しみは何と言っても演奏すること自体が楽しいのです。
1回でも多く、合わせていただける機会が増えるだけで、楽しいし、何より皆で作り上げて行く音楽の深みも増すというものです。
ある程度、自分のイメージを持った上で、共演していただく先生方からもご意見いただきながら作り上げていけたら…と思います。
第1回目の合わせは来月早々に入っています。その1週間前にはコンクールの本選でヴァイオリンの伴奏をします。
この秋は弦楽器とのユニットに恵まれております。有難いことです。
そんなこんなで、日程も具体的に決まった事ですし、また更にターボかけて参りましょう!
現在の持ち曲は、日程順にいくと「ブルッフのヴァイオリンコンチェルト」「ショスタコーヴィチのピアノトリオ」そして、来年2月公演予定の
グループアラカルトで取り組むオペラ「仮面舞踏会」を中心としたプログラム。
おっと、いけない。また第1部でソロピアノの枠があるのでした…。いい加減に曲を決定しないと…。
こうして次から次へと、やらなければならない課題に囲まれている事自体、とても幸せな事ですね。
最終的に自分自身が納得の行く演奏水準でやり遂げたい気持ちが強いので、まずはそのミッションを果たすべくしっかりと練習しなければ。
その気持ちを大切に演奏する事が、来て下さるお客様にも「来て良かったな」と思っていただける第一歩だと信じて頑張ります。
寒いですぅ 【2010/10/09】
朝からの雨が、ずっと降り続いています。昨晩から体調優れず、だるさが…。気候のせいもあるでしょうか。
暑くもないのに寝苦しく、夜中に3度も起きてトイレへ。毒素がそれだけたまっていたのか、やたらとトイレに行くことに。
冷えてしまってたのでしょうかね。メイは私が起きる度に、私のベッドの上でいつ戻って来るのかなぁ…と眠いはずなのに
起きて待っています。なんて飼い主に忠実なのでしょう。戻ると「良かった~」と少々大袈裟なくらい喜びペロペロ攻撃です。
そんなわけで朝はそろって寝不足でした。しかも雨…ずっと眠い。
されど仕事はあります。なので支度をする時間だけとって、ギリギリまで横になる事にしました。
だるいし、身体は固まってるし、リンパは腫れてるし…。風邪かな?
職場にてレッスン。あれれ?生徒さんの1人がマスクしてます。「どうしたの?風邪?」と聞くと、頷きました。
この際だから、ついでに風邪の初期症状を聞いてみると、私と全く違う症状です。
すぅごい鼻声で「すごい鼻水で、頭がぼ~っとしてます。」とのこと。その様子が辛そうです。実は私も辛かったので
「おうちで休んでなくて良かったの?大丈夫?」と聞くと、首を振って「鼻が通らなくて、ぼぉ~っとしてるだけですから。」
そんなわけで、レッスンは始まりました。ところがです…凡ミスの嵐。しかも注意しても反応が鈍い。
どうやら本当に頭がぼぉ~っとしているようです。
「ねぇ、本当に大丈夫?熱でも出てきてるんじゃない?」ついつい自分も体調が優れないので、話題はそちらへ。
「大丈夫です。でも練習で出来てた事が、ことごく出来なくなってます…。」そりゃそうです。体調が悪いと微調整機能が破壊されますから。
レッスン中も明らかに、彼女の状態は悪くなっているのがわかります。「この後の合奏の授業、休んで帰ったら?」
「大丈夫ですぅ。ズル~ぅ…」そんなこんなで、引き締まらないままに、ぼぉ~っとした頭のレッスンとなりました。
無理せず、栄養とって、ぐっすり眠って、すっきり治す事の方が大切ですね。
ぼ~っとした頭で練習したところで、何も身につきませんよ。注意深さの度合いが壊滅的に破壊されている中での努力は報われません。
なので私は、今日は下手にあれこれ手だしせず、早めに休んで回復しようと思っています。
皆様も季節の変わり目、体調にはくれぐれもお気をつけてお過ごしくださいませ。
不思議だな 【2010/10/08】
昨晩、来月の室内楽でご一緒する先輩先生からメールで連絡がありました。
理事長先生をはじめとした学園の法人の先生方お歴々に招待状を持ってご挨拶まわりをするにあたっての時間の件でした。
数日前にその先輩先生から、「昼休みに廻らせていただくかも。先生は大丈夫?」と確認されていたのです。
ご挨拶まわりをする日は、夕方5時から研修があり、その時間にかかりさえしなければ私は大丈夫とお答えしていたので、
「大丈夫です。」と返信したものの、実際は昼休みにご挨拶まわりが終わってしまった後、5時までどうやって時間を潰そうかと
あれこれ考えていたのです。すると昨晩のメールで「理事長先生が4時半からお時間をとって下さるそうです」と来ました。
そんなわけで私達3人は、教授室に4時に集まりましょう…という展開になりました。
まぁ、そんなわざわざ。お忙しい理事長先生が…。と思いつつも、理事長先生のスケジュールのお蔭でなんと!どうしようかと困っていた
研修までの空き時間も同時に消えてくれたわけです。理事長先生に感謝です。
今日、何気なく携帯のスケジュールのところに確定した集合時間を入力しておこうと見たところ、
ご挨拶まわりの日程だけが決まって、時間がまだ未確定だった段階で何となく入力していた時間が何と、
結果的に3人でまず集まろうと決まった4時で入力していました!
最初に入力した時は、なんとなく空き時間がそう長くならないといいな、という希望的観測でいたにすぎなかったのに。
結果、時間は変更することなく、全く同じ時間にお約束となった事、その偶然に驚きました。
もしかして、これですか?巷で話題になっている願望を現実に引き寄せる術は…。「こうなればいいなぁ、この時期に。」
と思ったり、目標を持ったら、とにかくカレンダーなり、手帳なりに書いてみる…というアレです。
シンガーソングライターのアンジェラ・アキさんもそれで、実際に憧れの武道館でコンサートを開くという夢を実現したそうですから。
私の場合は、いつも無意識にしていた事が後で「あら、不思議。本当にこうなった…。」と驚く事が多いのです。
それが結構振りかえると色々なシーンであるんですよね。
って事は、やっぱり具体的に月ごとに、週ごとに、日ごとにカウントダウン形式であれこれ書いてみようかな。
ちょっとひそかに検証してみようかな…なんて思い始めているところです。ふふふ。
明るいニュース 【2010/10/07】
昨日の夜7時前に2人の日本人研究者がノーベル化学賞受賞という嬉しいニュースが舞い込みました。
若者の理系離れ、そして海外留学には消極的で内向き思考と昨今は言われていますが、
そんな中、ちょっとした起爆剤になってくれるかも?という期待をしてしまうのは私だけでしょうか。
数年前に理系研究者の方にお話を伺う機会がありました。
「我々研究者の作業は論文を執筆するにもまったく予測が立たない。
予想通りに事が運ぶ方が珍しいくらい。」と、おっしゃっていた事を思い出しました。
我々の場合、元々既存する楽譜から、いかにしたらより良い演奏になるのかを、思考錯誤し練習します。
本番の日に向かって、カウントダウンが始まり、本番に最高潮の演奏が出来るように体調管理も含めて
あれこれと納得行くまで、繰り返し練習するという作業です。
そういう意味では、自分できちんと計画的に事を進めれば、ある程度の成果を予想することは出来ます。
それに比べて、実験を繰り返し、時にあらぬ方向の結果が出た時「どうして?なぜ?どうすれば?」
そういう気持ちで煮詰まってしまって、しばらく研究が全く進まない事もあるとか。
そう考えると本当に根気のいる世界です。もちろん音楽もコツコツ練習をして結果を出すという意味では根気は必要ですけれど。
理系離れと音楽離れ…何だか通ずるところがあるような気がします。
何もかも便利になった現代、ボタン1つで簡単にスピーディーに出来る時代において、
その事に慣らされてしまった私達は何でもすぐに結果を求めがちです。
思い通りに行かないとすぐに「無理」「向いてない」と言って諦めたり、ピアノを始めて3年くらいで頭角を表さないと
「この子、才能ないんだわ」と見切りをつけたり。
本物の大輪の花を咲かせようと思ったら、じっくり熟すまで待つ根気も欲しいですね。
そもそも音楽の場合は、3年ほどで頭角を表しても、大人になればただの人…なんてザラにいます。
結局は3年後、6年後、12年後…どんどん進めば進むほど本格的に高難度になり、
その時点でも地道にコツコツと努力できる者こそが
大輪の花を咲かせる可能性を持っているという事だと思います。
今回受賞された鈴木・根岸両教授も、ずっと前に結果は出されていましたが、ここへきて長年の研究が認められ、栄誉を得られました。
1つの事に打ちこみ、それが報われ、認められる…もっともっとこれからの若者達にも、
充実感、達成感を得る事の素晴らしさを知って欲しいなと思いました。
清々しい一日 【2010/10/06】
今日は本当に気持ちの良いお天気でした。まさに秋晴れという感じです。
久しぶりに平日オフとなった今日、恒例の神社参拝に出掛けました。
毎月同じ神社に通っていると、季節の変わり目がより鮮明に感じ取る事ができます。
今日は平日にも関わらず、駐車場のところに警備のおじさんもいて、何事?何か行事でもあるのかな?
と、いつものように手水を済ませて、境内に入ると別段いつもとそう変わらない光景です。
それにしても、私が心の拠り所として通うこの神社は、不思議な事にどんな雨の時であっても
必ず他に参拝される方々がいらっしゃいます。雨天であれば自分以外にはどなたもいらっしゃらないかも…
等と思うのですが、必ずどなたかはいらしてます。これだけ信心深い人がいらっしゃるのだ…と
日本もまだまだ捨てたものではないな、なんて思ったりしたものです。
でも自分も通うようになって、何となくわかって来た事があります。何だかうまく言い表すことが出来ないのですが、
とてもとても心地いい場所なのです。気持ちがまず落ち着きますし。境内を吹きわたる風がまずとても気持ちいいです。
邪念とかそういう気持ちも、すぅ~っとどこかに持って行ってくれるような。まさに心洗われるという感覚です。
またこの1ヶ月間頑張りますよ!だから神様も見守ってて下さいね!そんな気持ちになります。
お参りを済ませて、お店に必ず寄ります。売店近くでちょっとしたおじ様団体さんに遭遇しました。
売店のおばさんに「今日は人が多いですね。何かあるんですか?」と聞いたら、どうやらこのおじ様軍団は氏子様御一行だとか。なるほど…。
今日はとても気持ち良かったのでベンチに座って大木の傍らでぼ~っとしてみたくなり、
ついでに子供の頃懐かしいラムネと、みたらし団子を買って寛ぎました。
空を見上げると木々の緑がレースのカーテンのように感じましたよ。フィトンチットのシャワーを浴びちゃいました。
とても気持ち良かったです。
小さな生徒さん用教材 【2010/10/05】
幼稚園に入ったばかりの生徒さん…と言っても、幼稚園生になって半年が経ったところです。
その生徒さんは、今もお友達が周りにいると元気全開でお外で走り回ってクタクタになるまで遊ぶという、本当にお子さんらしいお子さんです。
入園する少し前に、新しく引っ越してきたばかりだったので、新しい土地・環境に慣れるのも大切ですね…と
何もかも一気に押し寄せてくるのはハードかな?と、お母様と相談して「ユルユルレッスン」と称して、リズム遊びを中心に進めてきました。
でも流石に半年も経つと、そろそろ自然に音程感覚もつけてつけて行かなければね!という話になりました。
いくら小さな生徒さんと言っても、お稽古はやっぱり自分専用の教材がないとモチベーションも上がりません。
そんなわけで、導入期の教材を取りそろえる事になりました。今日は今までの彼女のお勉強の様子を思い起こしながら
無理なく楽しく子供が大好きな色ぬりも出来る教材を選びました。それから1ページに2段だけの五線譜ノートも用意しました。
子供用五線譜ノートと言っても、ミッキーマウス版、スティッチ、シンデレラ、機関車トーマス等々表紙は
子供たちが興味を持つキャラクターだらけ。
私が選んだのはミッフィー版。これって女の子に絶大なる支持を受けていると聞いた事があったのです。
私が幼児だった頃からミッフィーはありました。確か絵本も持ってましたよ。ただ我が家ではミッフィーとは呼ばず「うさこちゃん」と呼んでました。
我が家で「うさこちゃん」で通用しましたが、本当はミッフィーという名前があったという事実は、随分後になって知りました。
今の子供達は「ミッフィー」で通じるのかな?そもそもなぜ「うさこちゃん」だったのか。
母が「うさこちゃんの本は?」なんて普通に言ってましたからね。
さて沢山の教材を見て比較しましたが、やっぱり今まで私が初期のレッスンの時に使用している教材が一番優れているな、と感じたので
それにしました。ト音記号とへ音記号が同時にきちんと覚えられるものです。最初から大譜表の楽譜です。そして両手を使います。
最初から両手を使う事で、得意不得意の手を作る事なく、最初からト音記号とへ音記号の音符を読むことで、
どちらもの読みも同時に覚えて行く事が出来るからです。
子供って最初から両手を使ってピアノが弾けた!という事にすごくテンションが上がるようです。
「両手でピアノ弾いちゃった!」という経験が「楽しい!」に繋がるんですよね。
A子ちゃんも、この魔法にかかって、楽しみながら上手になってくれると嬉しいです。
ピアノリサイタル 【2010/10/04】
同僚先生のピアノリサイタルに行って来ました。
プログラムは古典のソナタから始まり、シューマンの幻想小曲集で休憩。後半はメンデルスゾーンの無言歌、ラストにシューベルトの大曲。
とてもオーソドックスなプログラミングだけに、弾き手側になってみれば音がわかりやすいだけに、
きちんと弾かないと…というプレッシャーもあるかな。
弾き手としては、手堅くしっかり演奏したいという欲求が強くなるかもしれません。
彼女の演奏は、そんな気持ちがひしひしと伝わってくるものでした。
豊な響きで朗々と歌ったり快活に俊敏なタッチから繰り広げられる音色はとても魅力的でした。
しっとり歌いあげて、とてもいいなぁ~と聴いていると、時々弾き手自身が現実にフッと戻ってしまうのか、
ペースを乱してしまい、美しい歌が崩れてしまう事もあって惜しい!の一言。
意外とこのオーソドックスなプログラムだけに、危なげなくしっかり演奏したいという気持ちが勝ってしまい、
気負いの気持ちが強くなってしまったのかもしれませんね。それが時折フッと音楽の流れを乱してしまう事になってしまったのかも。
それから4人の作曲家の楽曲を演奏したにも関わらず、全てにおいて同じ音色だったのも残念でした。
美しく弾いているのだけれど、それは演奏者の音楽になってしまっていました。
とても難しい事だけれど、作曲家に畏敬の念を持って演奏する事が大事ではないかしら。
まさに「人の振り見て我が振り直せ」と言いますが、作曲家の時代、その作品に合った音造りから我々の仕事は始まっていると
常日頃思っているので、残された期間を悔いなく、そんな作業にも情熱傾けて頑張りたいと思いました。
改めてそんな事を感じさせてもらいました。やはり日々勉強ですね。今日も出掛けて良かったと思います。
全く関係ない話ですが、帰りの電車で横に立っていた女性は、3回くらいかなり堂々と思い出し笑いをしてました。
最初はメールか何かを読んで、笑っているのかと思っていたのですが、さり気なく隣の彼女を見ても
何も手には持っていないのです。かなり豪快な思い出し笑いで堂々としたものでした。
断続的に3回も!私だけが変に思っているのかと周りの様子を伺うと、あきらかに前に座っていた男性も変な顔をしていました。
世の中、いろんな方がいらっしゃるのですね。でも…電車の中は公共の場ですよ。お家と勘違いしちゃってるのかしら(苦笑)。
そろそろ… 【2010/10/03】
昨晩来月の演奏会でご一緒するピアニストの先生からメールでお知らせがありました。
「弦の先生方との合わせ日程調整の件で、都合の悪い日を係の先生にご連絡するように」と。
そういえば5年前にも、調整係の先生に連絡させていただいた記憶がよみがえって来ました。
今回は先月末にヴァイオリンの先生がご自分のソロリサイタルを抱えていらしたので、少し先になるかな…等と思っていましたが
そのリサイタルの終演後にヴァイオリンの先生から「また学校で!」と言われ、身の引き締まる思いでお別れしたのでした。
今回出演するピアニスト3名がそれぞれ都合の悪い日を出して、調整係の先生が練習スケジュールを立てて下さいます。
前回は11月17日本番で、私の場合は1回目の合わせが9日、そして2回目は前日の16日でした!
2時間の合わせで、2回。4時間の合わせ練習で、当日を迎えてリハーサルをこなして、いざ本番です。
この限られた時間の中で、お互いの音楽性の方向性だとか、好みなどを感じとって、音楽を作って行くという作業をします。
ある程度それぞれが自己の音楽を持ち寄って、そこで「こういうの、アリでしょうか?どうでしょう?」というような意見交換をします。
前回はピアノ五重奏を演奏させていただきましたが、5人の演奏者が呼吸を合わせて奏でる音楽は音に分厚さもあります。
それに比べて今回演奏するピアノ三重奏は、3人で演奏するので、五重奏より楽かなぁ~なんて甘い甘い。
それぞれのパートが対等にソリストのように丁々発止表現します。一瞬たりとも気は抜けませんし(五重奏でもそうですけれど)、
音が3人になって薄い分、各パートの責任は大きいし丸裸状態でスリル満点です。
しかも選んだ曲はショスタコーヴィチ。緊迫感溢れる演奏になれば本望です。
前回は本番直前の2回の合わせでしたが、今回はどうなる事でしょう。
今回は楽しくブラームスのピアノ五重奏をご一緒させていただいた先生方との再共演なので、
どんなタイミングで合わせになったとしても、大船に乗った気持ちで演奏できると思っています。
室内楽の天才ショスタコーヴィチの円熟期の作品を、このようなタイミングで、素敵な先生方と再共演できる幸せを
かみしめて演奏したいと思っています。
楽しみな新入りさん 【2010/10/02】
附属音教のレッスンも今日から後期に突入です。新たに後期からピアノレッスンを希望されている生徒さんを…
と先週主管からお話ありました。今春から附属音教に通い始めた4歳の男の子。ヴァイオリン科に在籍しています。
そんな彼ですが、オルフ等のクラス授業の時に、誰よりもピアノに駆け寄り、ピアノに触れていたそうです。
ヴァイオリンを始めて半年。そして更に選択レッスン枠でピアノも始める事にしたとのこと。
大丈夫かな?体力的にもまだ4歳だし、個人レッスン2つは消耗するのではないかしら?
今日はまず、これからどんな風にレッスンを進めていけるのか、彼の音楽の知識度チェックから始めました。
といっても、音教でまだ半年しか勉強していないし…等と思っていたら、なんと私の想像をはるかに超えてハキハキ答えています。
しかも4歳にして、きちんと「です、ます」調でお話をするのです。指について質問をしたら「おとうさん指、お母さん指~」と答えるのではなく
「親指」「人差し指」「中指」「薬指」「小指」とすらすら言うではありませんか。
男の子はとかく、女の子より言葉が遅い…等と言われていますが、全くそれに該当しないピカイチ君でした。
初歩の教材ではありますが、音はすらすら読める、歌える、はじめて見せた楽譜から教えたばかりの指使いを守って弾ける…
等々、あっという間に私が力を見極めようと用意していたテキストの序盤をすらすらこなしました。
「次のお稽古までにどこまでお勉強しましょうかね」と私がページを捲っていると、「ここまでやります!」とやる気全開でした(笑)。
最初のレッスンにして、とても頑張っていたので、ずっと気になっていたグランドピアノの中身を譜面台をとって覗くことにしました。
「鍵盤を押さえると、ハンマーがあがって弦を打つから音がなるんですよ」と解説すると、真剣な面持ち。
「面白い音を出して遊びましょう。」とお楽しみの時間を作ると、「Cマイナーのコードってこれですか?」と、まだ小さなもみじの手で
確かにその左手はその和音を掴んでいました。「すごいですね!そんな難しい事、もう知ってるの?」と聞くと
お母様が「主人が昔バンドを趣味でやっていましたので、 教えているようです。」と。環境ですね~。
何より本人が新しい事を知りたくて知りたくて、ウズウズしているようでした。
彼の入門により、今まで以上に、また更に楽しいレッスンになりそうです。
本気モードのレッスン 【2010/10/01】
音大受験となると、ピアノ科で受験の場合でも、ピアノ以外にソルフェージュ、楽典等の準備が必要になってきます。
本来は専門の道に進む、進まないに関係なく、導入期から基礎をしっかり学びながら、音楽の枝葉が広がると理想的です。
私のレッスンでは、教えた事がしっかり頭に入っているかどうか、どこまで理解されているか確かめるために
当たり前のように質問をよくします。生徒さんがもし答えられなかったら「まだこの部分がしっかり入っていないな」と
レッスンで苦手な部分を補足する為の課題を重点的に与えて、「苦手」から「得意」になることを目指しています。
このような方法でいつの日か、音楽を趣味で楽しむか、専門へ進むかの岐路に立つ時に、導入期からお預かりしている生徒さんは
生徒さんが選択できる状況であるよう、サポートして行くのが私の仕事だと思っています。
4歳からピアノを始めたとしてレッスン歴12年で、ラスト2年間は特に慌てることなく受験体制に移行していく事が出来ます。
勿論多少、個人差はありますけれど。小さなお子さんの段階で、その場で才能の有無なんて判定のしようがありません。
小さなお子さんでしたら、興味の有無を大事にする方が良いと思います。まだ小さいし、初歩だから遊びの中のピアノで充分。
そんな軽い気持ちでレッスンを始める方々もいらっしゃるでしょう。それも1つの考えですよね。でもこの頃思うんです。
当教室には本気モードのレッスンを希望して、他のお教室から移ってこられる生徒さんも多いのですが、
導入期のレッスン内容がよければ、もっともっと早い段階から音楽を楽しみつつ、専門の道を選ぶ事も出来たのではないかな?という
生徒さんが今までも何人もいらっしゃいました。音楽が好きで好きでたまらない。音大に進みたい。
でも…残された受験までの時間と、自分のレッスン進度からすると、とても受験の課題曲を弾く事は出来ない。
もう少し早く出会えていたらね…。このような事で泣く泣く音楽への道を諦めた生徒さんもいるし、
ピアノ科は現実的に難しいけれど他の専攻での進学を勧めて、音大生になった生徒さんもいます。
受験生になるまで、残された時間はあとX年!、必死で今から本気モードで取り組んで可能性を信じて頑張ってみたい!
そんな強い決意のもとに意識を変えて、人の何倍ものレッスン時間、涙を流しながら、
それでも心が折れる事なく、立派に音大進学をピアノ科で果たし、その後専攻を変えて大学院に進学した生徒さんもいます。
そんな先輩の話を励みに、遅れているけれど、可能性を信じて頑張り始めた生徒さんもいます。
諦めないでこれからどんどん、可能性を信じて頑張って行きましょう!
それから何よりご家族、指導者がいくら頑張っても、本人のやる気が一番大切ですよ。
最初からしっかりとしたレッスンを指導者は提供し、生徒さんが進路を決める時に無理なく選択できるレヴェルに<育てて行く事が
理想なのでは?と思っています。その為には常に指導者も勉強する気持ちが大切だと思います。
あれ?9月が終わってしまう 【2010/09/30】
今日もまた雨降りの一日でした。9月のラスト1週間で急に寒くなりましたね。
暑すぎた夏から、いつの間にか涼しくなったのではなく、季節の神様が急に思い出したかのように秋にしちゃったような…。
なぜか明日から10月と思っただけで、年末まであと2ヶ月しかない!と妙に焦ります。
別に年末でキリをつけなくても…と思っても、なぜか新年迎える時にあれこれと、やり残した事がないようにと思ってしまいます。
思い起こせば、一度経験してみたいと思っていた音楽の都ウィーンで、今年の新年を迎える事が出来ました。
音楽を勉強しているからには、漠然といつかはウィーンに行ってみたいと思っていたので、そういう意味では夢は叶ったということです。
さて他にどんな事を夢として持っていたかしら。年始にどんな事を思い描いていたかな。
年末年始の渡欧で帰国してからも、しばらくバタバタしていて初詣に行きそびれたのでした。
そうこうしているうちに、私にとって人生最大のピンチを経験しました。初詣に行かなかったから?神様怒ってますか?
そんなことが一瞬頭をよぎりましたが、自分では何となくそうなる事が予想ついていたのかも…と今にしてみれば思います。
ただ時期的な事は、私だけでは済まないことだったので読めませんでしたけれど、それでも早期に解決出来た事は
逆境の中にあっても、強運だったのではないかと思える自分がいます。
今年も残り2ヶ月ですが、その間にも何か達成したい事があったら、迷わず念じてみようと思います。
だって漠然と思っていた事が実現することは、今までも沢山あったから。
漠然とでなく、強く念じてみたらどんな感じでしょうね…と。
その前に、具体的な夢をきっちり決めなければいけないのでした。
さて何について?演奏会の成功を願うのは当然のことですが、あまりにもお仕事モードでつまらない。
欲張って更に残り2ヶ月間で願う為の他の夢も持ってみる事にします(笑)。
ヴァイオリンリサイタル 【2010/09/29】
本当に質の高い演奏って、すごく栄養になりますね!逆の場合だと聴いた事によって疲れが倍増してしまうことも。。
今日出掛けたヴァイオリンリサイタルはそれはもう素晴らしく、栄養満点でしたよ。
7年ぶりのソロリサイタルとのことでしたが、渾身の素晴らしい重厚な演奏でした。
しかも先生のお人柄溢れる端正な音楽。奇をてらう事なくお上品な音楽でいながら、力強さもあって奥行きのある音楽。
共演ピアニストの方も前から注目していた室内楽奏者の第一人者。ある方から聞いたけれど、そんなピアニストさんはジャズもお得意。
ジュリアードに留学してらしたから、アメリカンジャズを風で感じていた方なのですね。
最初のベートーヴェンは、ピアノの方が音楽を引っ張る構成の曲でしたが、
カッチリとしたテンポから生まれる音楽は変化に富んでいて素敵でした。
バッハの無伴奏パルティータはあの有名なシャコンヌがラストに控えていました。
組曲1つ1つに躍動感があって、ヴァイオリンの美音に酔いしれました。シャコンヌはやはり大曲ですね。聴きごたえありました。
休憩を経てブラームスの3番ソナタ。私大好きな曲なんですよ!先生よくぞプログラムに入れて下さいました!
素敵な演奏会は会場を去りがたい感情になります。周りの方々も同じ気持ちのようで、アンコールは3曲。
自然と拍手をしている時、心なしか微笑みが出る素晴らしい演奏でした。
終演後ご挨拶に伺うと、先生の方から「11月のショスタコ、難しいよね」と。
「あ、そんな先生、今日の演奏のお話ですよ。素晴らしかったです!」「ショスタコ、難しいよね」の応酬で思わず笑ってしまいました。
こんな素晴らしい演奏をされる先生とご一緒出来るなんて、本当に幸せです。幸せをかみしめて演奏したいものです。
難しいですね~ 【2010/09/28】
様々なスタンスでピアノの勉強をそれぞれの生徒さんがされているので、
早い方にはそろそろ、発表会の曲目選定も始めなければなりません。
お仕事をされながら、ピアノを勉強されている方は練習時間も極端に少ないため、時間をかけて仕上げて行かなければなりません。
いくら趣味だからとはいえ、演奏者の思う理想の演奏像に近づけるよう、選曲には毎年頭を悩ませています。
いつも話題になるのは、一般受けする曲は演奏する側にとってはプレッシャーということ。
一般的によく知られている曲は、聴く側の耳も相当肥えていますから、期待通りの演奏をしてようやく合格のような感じで
自分なりにノビノビと演奏する事が大切とわかっていても、縛られてしまう感覚がありますよね。
ですから私からのお勧めは、よく知られた作曲家の作品の中で「そういう曲もそういえばありましたね~」
というポジションの曲が、結構穴場だと思っています。聴いて下さる方々には、その作曲家の語法も味わっていただけますし
演奏者立場からすれば、知られ過ぎていない曲の中でノビノビ弾いていただけますから。
超有名曲をいつかド~ンと弾いてみたい!というお気持ち、せっかく勉強しているのですから痛いほど理解できます。
ある生徒さんとは「普段のレッスンでそういったものを試し試し進めて行きましょうか」とお話しました。
そんな中から手ごたえを感じたものがあれば、公開の場で弾く曲としてすくい上げて行くのも良いのでは?と。
生徒さんの勉強のスタイルによって選曲する時期もまちまちです。曲が決まっていない生徒さんは「まだもらってない…」と
慌てないで下さいね。ちゃんとあれこれ考えておりますから(笑)。
トリミング 【2010/09/27】
愛犬メイは月に一度、トリミングに行きます。私よりマメにお手入れしてます(笑)。
今日もお約束の日だったので、いつも通りトリマーさんがお迎えに来てくれました。
「あと10分ほどで参ります。」とまず、電話がかかってきます。どうやらメイはその受話器から聞こえるかすかな声をひろっているらしく
その時からソワソワし始めます。ほどなくしてピンポーンとインターホンが鳴ります。すると…
いつもは大好きな抱っこですが、「え?え?え?行くの?嘘でしょ?本当に?」とでも言ってるかのような表情で
部屋中をちょこまかと走り回って、最後は抱っこ。何だか儀式のようにいつの間にかなってます。
抱っこされた時の表情は「え~、本当に行くのぉ?ねぇ、一緒に来て~。」と言っているかのよう。
でもいつも仲良しトリマーさんのお顔を見ると、今度は安心して「こんにちは~。よろしく~。」なんて感じでお顔をペロン。
幼稚園バスのお迎えのようです。それからしばらく我が家はメイの足音もなく、何かを食べてもおねだりする子がいなくて
不思議と物足らない空気が漂います。トリミングが終わるとトリマーさんから電話連絡が入ります。
お迎えは私達が向かいます。お店に伺うと声でわかるのか「早く会いたいよ~」とキュゥキュゥ、ヒャァヒャァ大変なアピールです。
あまりの反応に笑えてくるのですが、恥ずかしい…。「すみませ~ん」とお会計をしながらなだめます。
「メイちゃんは、いつも本当にお利口さん。おとなしくて協力的ですよ。声が聞こえて急に甘えんぼさんになるみたいです。」とのこと。
お外でいい子にしてないといけない、というセンサーが働くのでしょうか。帰りの車の中では緊張から解放されていつも熟睡です。
ないものねだり 【2010/09/26】
夏のあの連日の酷暑はどこへ行ったの?ついこの間まで9月に入っても真夏日記録更新!
なんて言ってたのに。見事に「秋分の日」にくっきり線を引っ張ったように寒くなりました。
これぞ「秋への分かれ目の日」でしたね。徐々にその日に向かって涼しくなったのではなくて、
大雨によって、一気に気温が下がりました。本当に極端な話です。慌てて夜の外出があったので服を引っ張り出しました。
そしてその日を境に、本当に涼しい…というより寒いくらいの日が続いています。暑い日から急に大幅な気温低下で
寒く感じてしまうのかもしれませんね。9月に入っても一向に涼しくならなかった頃は
例えば夏限定メニューも延長したり、各業界でもそれなりの措置をとっていたようですし。
ようやく最近、シチュー等の煮込み料理のルーのコマーシャルを見ました。今回の異常気象は何かしら影響があって大変だったでしょうね。
氷点下までキンキンに冷やしたビールを飲むために、銀座のある所で長蛇の列が出来たり。
それも9月前半まで大変なブームだったそうですから、天候と密接なのですね~。
あの頃の暑い日がいつまでも続くわけはない、とわかっていながら今年の夏の暑さは異常でしたから、ちょっと恐ろしくもありました。
だからようやく涼しくなって、本当は喜ぶべきことなのに、なぜか「急過ぎる~」と文句を言ってしまいます。
勝手ですね~。はい、ないものねだりでした。
1人1人のバックグラウンド 【2010/09/25】
試験でした…。午前中は後期入室生の面接を担当しました。
そして午後は前期実技試験があり、その後採点の集計を受けて成績会議。
昔と違って今、音楽を求めてお子様を連れてこられる御父兄の求めている事が多様化している事に改めて気付かされました。
面接では、最初は緊張気味で時間の経過と共に少しずつリラックスして…なんて小さな男の子ならば微笑ましく自然体です。
質問をすれば子供らしい表現でハキハキ答えます。可愛らしいですね。一方、面接官である我々と対面しているにもかかわらず
幼稚園の年長さんですが勝手に立ちあがり、あろうことか我々面接官の後ろ側に廻り込み…
それを同席しているお母様が注意しないなんて事も!
「ほら、自分の席に戻って座りましょうね」と促しながら、「お母様はなんで注意しないの~?!」と私は心の中で叫んでおりましたよ。
「のびのび育てる」というのと「やりたい放題」は違いますよね。単に落ち着きのないお子さんかとしばらくは観察しておりましたが、
時間の経過と共に多動性障害の傾向が見受けられました。質問に対して答える事はなく、自分が話したい事を一方的に話していました。
4月生としてクラス授業には既に参加していたのですが、担当の先生に伺うと授業をひっかき廻してしまうとのこと。
その生徒さんにとっては個人レッスンを始める事によって、目が行き届く分この問題行動の傾向が緩和されるのではないか
という期待をもって、転科試験を受けていらっしゃるのでしょう。私が気がかりに思うのは親にしか出来ない適切なケアは重要だと思うのです。
決して他人任せにしてはいけない事ってあると思うのです。新たに個人レッスンを受け持たれる先生に何もかもお任せでは困ります。
また熱心が行き過ぎて、自分のお子様さえ良ければ…という個人主義の御父兄も増えている事は確かです。
いわゆるモンスターペアレンツです。熱心な御父兄ほど1回1回の試験に対する思い入れも強いと思うのですが、
試験会場に一緒に入室した生徒さんの中に、待機中お話しする生徒さんがいました。
小さい生徒さんほどお友達と一緒、心細さもあって話したくなる事もあるのでしょう。
審査にあたっている我々も目に余り演奏中なのを配慮して、アクションで注意をしていました。
後で「うちの子の演奏中にお話をしているお子さんがいました。集中してうちの子が弾けなかったと思うので、もう一度弾かせてやって下さい」
とクレームが入りました。子供達が試験会場内で待機中に小声でお話…今までもありました。
熱心な方からすれば一生懸命練習してきたのだから、万全の状態でもう一度弾かせてやってほしい…という事らしいのです。
試験というからには皆公平に採点しているので、このようなクレームはほとほと困ります。
成績会議の時に、一同この問題にはあんぐりしてしまいました。こんな事をいちいちまともに受けつけていたらきりがない。
どんな状況にあっても集中して演奏することも勉強のうちではないか、日頃からそういう方針でレッスンをするのが当然。
会議出席の先生方の総意です。あたりまえですよ!まったくもう…。異常に疲れた一日でした。
存在感がないんです 【2010/09/24】
タイトルの言葉、これはある生徒さんがレッスンで発した一言です。
何を急に言いだすの?どうしたのよ?…という話になりました。
数週間前に自分よりずっと年下の生徒さんをレッスンで紹介された時、すごくしっかりした年下生徒さんに圧倒されたらしいのです。
自分の事を存在感がないと言うSちゃんは、名門私立お嬢様高に通う成績優秀な女の子。
聞けば、細身で小柄な自分に「あ、高校生だったんだ…」と意外そうに言う人が多いとのこと。
「真正面からいかにも同じくらいの年齢の子が歩いて来るとするでしょう?そうすると必ず私が道を譲る方なんです。絶対と言っていいほど。」
「それからよく、前に立ってた人が後ろの私の存在を感じないのか、そのまま下がってきて足を踏まれる事もあります。」
この時とばかりに自分の存在感ないエピソードを次から次へと語ってくれたのでした。
「私、地味だし…。」その時私は、Sちゃんは自分に自信がないのだなぁと思いました。
傍で見ている分には、お勉強も出来てピアノも上手。なんで自信が持てないの?と思うでしょう。
でもSちゃんは今、自分の目指すべき道を決められないでいます。目標を見据えて迷いなく打ち込むものが探せないでいます。
彼女のせいだけではないのですが、もしかしたら自分の目指すべき道をはっきり決めて努力をしようとしている
年下生徒さんのオーラを感じて、引け目を感じてしまったのかもしれません。
目的をしっかりと見据えて努力する人の目には勢いがありますものね。Sちゃんは自分にないそのオーラに少し圧倒されたのかな。
Sちゃんに言いました。「"気"ってあるでしょう?強い確かな"気"を持つのってとても大事なことだと思う。
自分は存在感がないから…、同年齢の人からも年下に見られるから…、地味だから…、そうやって認めてしまって終わりにしてたら、
ずっとそのまま。私に話してくれたのは、そんな自分が嫌だからじゃないのかな?」と話すと「そうです。」とSちゃん。
「私、"気"の専門家でもないけど、"気"は自分で呼び込めるものだと思ってるの。何か自分の身の周りに立て続けに問題が起こった時
どう捉えるか。一体どういう事?なんで私ばっかりがこんな目に遭わなければ行けないの?と思うか、
これは何かの警告。今からでも気をつけられる事はないかな?と前向きに捉えるかの違いで良い"気"を引き寄せる事は出来ると思うから。
私、それでとりあえず今のところ護ってもらってる実感があるの。」はい、私は本当にそう思っています。
上手に"気"を使って、Sちゃんの心の霧が晴れる事を願っています。
大雨の中色々と 【2010/09/23】
今日は秋分の日でしたね。お彼岸です。我が家のお墓は富士山の良く見えるところ。
高速を飛ばして出掛けるのですが、いつも少し時期をずらして行ってます。渋滞を避けて…。
今日はご招待いただいていた演奏会に出掛けました。場所が銀座だったので演奏会前にヤマハで教材も調達しました。
それにしても今日は本当に豪雨が断続的に降って、時々雷も聞こえました。
こんな日に、よりによって演奏会…きっとO原先生、気が気でないだろうな。
お客様の足に、多少悪天候は影響ありますからね。お昼過ぎには都内に大雨洪水警報が出ていましたから。
身につまされます。自分も演奏会を開いて来ていただく側になったりするので。
過去の演奏会を振り返ると、有難い事にそれほどお天気に意地悪されたことはないので、ラッキーでした。
いつ自分がそういう目に遭ってしまうか、それは誰にもわかりませんし。
予定通り会場に行く前にヤマハに立ち寄って、生徒さん用の教材を調達しました。
自分がかつて使用していた教材については、内容を把握しているので店に出向かなくても注文できるのですが、
最近刊行されたりしてる教材は、やっぱり内容に目を通さないと、生徒さんに合うものかどうか判断できません。
新しい教材の情報源はもちろん、藤先生の「1冊3分!ピアノ教本マガジン」でございます。
メモしたわけではないけれど、ざっと読んでいたので、実際売り場の本棚で教材を手に取る時に
見た事、聞いた事あるよなタイトルの本から片っぱしに見て行きました。
何事もただ漠然としたところからよりも、ある程度の下地があって調べる方が時間短縮にもなりますし、効率がいいです。
ヤマハで目的達成して、会場へ移動しました。祝日の演奏会で開演時間が一般的なものと違っていたので
勘違いしていらっしゃるお客様が多かったようで、曲の合間や後半からいらっしゃる方々が多かったような気がします。
終演後、O原先生は「昨日2時間しか寝られなかったの」と。それはキツイわ。
充分な睡眠なくしては集中した良い演奏は難しいと思います。おそらくプレッシャーもあったのでしょうけれど
プロなら薬を飲んででも睡眠時間確保は必須と改めて私は思いました。
人の振り見て我が振り直せ 【2010/09/22】
頭も冴えて、仕事も早く、しかも美貌も兼ね備えている私の友達Yさんは無敵です。
能力高いのはとても良い事だけど、時に周囲との摩擦を起こす事が多いのです。簡単に言うとけんかっ早い。
彼女の許せるライン内にどうやらかろうじて入っているらしい私。だから彼女は私に色々愚痴るわけです。
特に彼女のやり玉に挙がった後輩M氏は大変です。彼女の信頼を失ってしまったので、今となっては何をやっても裏目。
彼女の中で「使えない」というワードが浮かんだその時に、もう何を言っても気に入らないモードになってしまっているよう。
M氏のいい加減な情報によって、私もあるところで迷惑を被ったので、彼女の気持ちもわからないでもないけれど。
「Mは本当に仕事出来ないのよ。何でも私がフォローすると思ってるわけ?」と私に報告してきました。
かなり怒り心頭の様子。私は変更の件について、彼女がその話をするまで知らなかったので助かりましたけどね。
直接確認をした方がいいと思い、M氏に連絡しました。「××の件に関して、確認させて下さい。」と。
あえて最初の情報で間違いないかどうか、確認すると「その情報はどちらから?いつ頃に?」と聞き返されました。
最初の情報の出所と時期を話したところ「大変ご迷惑をおかけしまして…」と、その後ひと通りの経緯を聞く事になりました。
結局変更になったのに、その後のケアもなく放置されていたのですけどね。
ひと通りの言い訳話を全て聞き終えて、私は言いました。「変更を知らなかったから、今の時点で前の情報が結構な人数に浸透してるの。
あまり時間もないし、早く訂正情報を流さなければね。」と言った段階で、M氏は自分の迷惑かけ具合がわかったのか猛反省の弁。
YさんからM氏を叱りつけた旨聞いていたので、私は迷惑被った事を話し、静かに抗議。その方が余計怖かったりして…。
でもM氏はその後一生懸命、連絡係を務めてくれましたよ。よほど身に染みたんでしょうね。
名誉挽回とばかりに我々の為に一生懸命仕事をしてくれたのがわかったので、こちらも気持ち良くお礼も言えました。
清々しい気持ちでいたところへ、Yさんから改めてM氏に対する厳しい意見メールが私に届きました。
少々ゲンナリ。人の数倍も仕事が早い彼女からすると、周りがモタモタして見えるのでしょうね。
しかも一度ダメ!と切り捨てたら、もうチャンスは与えられないのかしら。
厳しすぎる彼女を見ていて、失敗に対してチャンスを与える余裕を自分は持っていたいと心から思いました。
結束力 【2010/09/21】
自慢じゃないけど、久しぶりに今日はチンタラ過ごしたような気がします。
とは言っても普通に炊事、洗濯、掃除等家事を済ませて、それから自分の時間。
レーピンの冴えたヴァイオリン演奏をテレビで放映していたので、しばし聴き入りました。
その間もひっきりなしにメールが入ります。昨晩私が一斉メールでお花に賛同してくれた仲間に
私達からの御供養花の胡蝶蘭の鉢植えが、先生の遺影と共に両サイドにセッティングされている写真を報告がてら送っていたのです。
有難い事にお礼メールラッシュとなりました。一番情報源に近い自分がこういう事でとりまとめ役にならなければバチが当たりますよ。
誰かが音頭をとらないと、皆気持ちがいくらあっても何も形にならない…そんな事を思いました。
でもいくら音頭をとる人がいても、仲間の反応が悪くては空回りをするだけです。
私達はその点、本当に昔から元気が良過ぎるくらいの仲間でした。20年以上経った今も、皆でその時を振り返り
「よくあんな事を言ったものだ」「怖いもの知らずだよね」「そんな事、言ったの私達くらい?」と反省するほどです。
当時お世話になった先生方と縁あって同じ組織の一員になった私は、たまに大きな会で久しぶりに再会すると
先生方の方から「みんなは元気?」「会いたいなぁ」なんて意外なお言葉をいただきます。
恐る恐る聞いてみます。「良くも悪くも元気が良すぎて、先生方にとっては面倒な生徒達だったのでは?」
「そんなことない。あんなに面白かった生徒達、後にも先にも貴女達の代くらいよ。今の子達は大人しくて、覇気がないわ。」とおっしゃいます。
確かに昨日のメンバーも、会えば誰と話しても漫才コンビ結成したくらいの面白さで、絶えず誰かがケタケタ笑っていましたっけ。
あまりにも気の合う楽しいクラスメート達だったので、おしゃべりが面白すぎて、
授業が始まろうとしているのに先生そっちのけで話し込んで、よく怒られましたっけね。
音楽科の高校は特殊で誰もがソリスト、スーパースター気質を持っていて、
全員が全員、元気過ぎる人達で…特に私達のクラスはウルトラ級でした。
だから色々な思い出があって、私達の結束力も強かったし、先生方に与えたインパクトも強かったのかもしれません。
今回の件でもこの結束力の強さを改めて感じ、メールを寄せてくれる友達の多くは感動していました。
私もいい仲間の一員でいられて嬉しく思っています。
M井先生を音楽で送る会 【2010/09/20】
7月下旬に他界された恩師M井先生を送る会が埼玉県のとある市民会館で行われました。
先生を慕う多くの方々がその会場に集いました。
私個人は高校でお世話になり、また室内合唱団のピアニストとしても先生とご一緒できた事の幸せをかみしめました。
ザルツブルグ、モーツァルテウムに留学されている先生のご子息のヴァイオリン演奏で幕は明け、
先生の同期生であるご友人代表のお2人が、先生との学生時代の楽しいエピソードを話され笑いが起こり、
仲良し先生仲間として、声楽家のK井先生、G司先生、S野先生の歌唱とそれぞれの思い出話、
先生が長年率いてらした合唱研究部代表の先生お得意のダジャレ話、
そして荘厳な合唱が続きました。その間も会場にいる誰もが、頷き共感しながら聞いていました。
T島先生の歌唱とお話、T先生と歌唱とお話が続き、先生のご令嬢によるお礼の言葉、そして心のこもったピアノ演奏が静かに流れました。
1993年に初の海外遠征となった室内合唱団のハンガリーでの熱狂的なアンコールシーンがビデオで上映され
先生自身がその反響に驚きながら、我に返って一生懸命スタンディングオベーションに応えるシーンは感動的で
我々一同の目頭を熱くしました。そして最後は会場全員でM井先生が一番お好きでいらしたという
「大地讃頌」をぶっつけ本番で歌いました。その場にいた全員がいくら音大出身者だからといっても
見事な強弱、表情記号の読み込みによって、素晴らしく感動的なハーモニーでした。
音楽の素晴らしさを感じずにはいられませんでした。それぞれの方々がそれぞれのM井先生との関わりで集まって来ていました。
全員先生が大好きで集まって来た人達です。その人達の気持ちが一つになった「大地讃頌」はこの世で唯一無二の演奏となりました。
涙で楽譜が見えなくなりましたが、最後まで先生への感謝の気持ちで声はかすれず歌い切りましたよ。
先生、これからも天国から皆が道を誤らないように指揮して下さい。
ハンガリーでクリスマスにはM井先生のメモリアルコンサートが企画されるそうです。
奏楽堂での演奏会 【2010/09/19】
上野公園内の旧奏楽堂で、附属音教の同僚先生お3方の演奏会に行ってきました。
ピアニスト、ヴァイオリニスト、そして声楽家の先生方の凝った演出による演奏会。
司会を立てず、演奏の合間に演奏者がマイクを持ってお話をしながら、曲の背景やエピソードをお話するという企画でした。
会場ではH先生と一緒になり、聴いていました。H先生と休憩中も台本がよく練られいる事に感心しました。
しかもメモなんぞ見ないで、全てきちんと頭に入れてお話しています。
声楽家は元々声を発するのが専門ですから、マイクのりの良い声でお話されるのも想像はついていましたが
器楽奏者の先生方もアナウンサーも出来ちゃいますわ!と思ってしまうほどにお話もお上手でした。
演奏が良いのはそれぞれ皆様プロですから当然のこととしても、+αの部分が素晴らしい。何をやっても器用にこなせるわけですね。
終演後、出演者の方々にご挨拶に行き「また先生方の別の才能を発見しましたよ~!」と笑い合いました。
この頃感じるのは、演奏がきちんと出来るのは当たり前。その上に+αの要素があればあるほど強みですね。
女性の演奏家に対して昔以上に厳しく、美しさも求められているような気がしてなりません。
昔から言われていた事ですが、もし2人の演奏家がいたとして全く同じ水準の演奏だった場合
オーディションであと1人しか合格が出せないとしたら?間違いなく見目麗しい方を取る…なんて女性にとって残酷な話があります。
この頃は男性の演奏家にもそのような要素が問われていると聞いた事があります。CD出すか否かを判定する時
業界では演奏者のポートレートを見て判断するという話です。すごい時代がやってきましたね。
今日演奏された先生方は演奏はもちろん見目麗しいという+αもお持ちでしたが、日頃の努力も大切ということですね。
どうせ私なんて…なんて思ってちゃいけないそうです。思ってるのが表に出るそうです。
図々しくも、美しくなりたい願望を持って日々の努力をすることが大切だそうです。あぁ、耳が痛いですわ(苦笑)。
試験1週間前 【2010/09/18】
来週は前期の試験です。今日が試験前最後のレッスンとなりました。
生徒さんの1人、小4のE子ちゃんはいつもきっちり練習してくる頑張り屋さん。
自分なりにレッスンで合格になるのでは?と期待をしてやって来て、時々うまく行かずに悔し泣きをしてしまいます。
最初から上手に弾ける事を望んでやって来るので、うまく行かないままレッスンの日を迎えるとブルーな顔してやってくる事も。
よく私は彼女に問いかけます。「何のためにここに勉強しに来てるかわかる?」と。
「最初からピアノが完璧に弾ける人なんていないのよ。もちろん練習してくる事はとても大切だけど、難しいところがあったら
どんな練習をすれば、上手に弾けるようになるのかを一緒に考えるのが先生のお仕事だもの。
もしE子ちゃんが最初から上手に弾けたら、先生のお仕事なくなるね。」と話します。
そんなE子ちゃんは今日のレッスンで、耳を疑うくらい調子を崩していました。細かい16分音符の連続が指がもつれて、リズムはグチャグチャ。
1週間後にはこのエチュードを試験で弾くはずなのに、どうしたんだろう。先週あんなに安定していたのにいったい何が?!
もう一度気を取り直して最初から弾いてもらったところ、弾けば弾くほどミスが続出。これはいったい!?
「もしかして付点練習を全くしてないのでは?」と聞くと、だまってこっくり頷くE子ちゃん。
「先週までとても上手に弾いていたから、いつもちゃんと付点練習も上手に取り入れて練習してると先生は信じてたの。
原因がはっきりわかったから良かった。あとの1週間をきちんと付点練習をすればきれいに弾けてしまうから大丈夫。」
調子が良い時が続いていると、基礎的な付点練習等のリズム練習を怠りがちです。
調子が良い期間があるから、このままテストまで行けるかも?という錯覚が起ります。
基礎練習を怠ると、いつ不調の波がやってくるのか予測も立たないので恐ろしい事です。
E子ちゃんのラッキーだったのは試験の1週間前に不調の波がやってきて練習の手抜きをしていた事が発覚し、やるべき事がはっきりしたこと。
今日は徹底的に他の曲そっちのけで、試験で弾くエチュードの付点練習を交えた練習をレッスンでおさらいしました。
E子ちゃんはショックで大泣きしながら付点練習を繰り返しました。レッスン時間には限りがあるので、本来の回数より端折りながらでしたが。
ひと通り頑張ったので「最後に元のテンポで最初から最後まで弾いてみてごらん。」と弾かせてみると…
本人もびっくり!16分音符の粒はそろい、リズムも整い、ミスタッチもなくしっかり弾ききりました!やれやれ~効果てきめんです。
レッスンの形いろいろ 【2010/09/17】
計画していた合同レッスンは昨日、終わりました。
お互いが気心知れている大人の生徒さん同士のレッスンでした。
演奏のタイプ、持ち曲も全く違うお2人のレッスンでしたが、それぞれお寄せ下さった感想メールによると
ご自分に取り込める要素があって、ご参考になったようで何よりでした。
合同レッスンといっても、教室に来ていただく時間を同じにしただけで、内容的にはいつもと変わらないレッスンです。
その場で、どちらが先にレッスンを受けるのかを決めていただき始めました。
人のレッスンを客観的な立場で見聞きすることで、普段ご自身で課題にしている事がよりわかりやすく
冷静に受けとめる事が出来たそうです。
また相手の方にあって、自分にない要素を感じとって、自分の持ち味を活かしつつも
自分に足りない部分をどのようにして取り込んでいくか、という次なる目標も見えてこられたようでした。
双方から「楽しかった」「勉強になった」「演奏の変化に聴き入ってしまった」とのご感想。
毎回というわけにも行きませんが、今後レッスンに緊張感が欲しい時や生徒さん達のご要望がある時には
このような形態のレッスンも、生徒さん間でご賛同あれば大人の生徒さんの場合はいいのかも?と
思ったりしています。こんなレッスンが可能なのも皆様、ピアノという共通ワードで素敵な関係が築けているからこそ!
これからも皆様、頑張って参りましょう!
次回の発表会は2011年4月3日(日)ですよ!…ってここで告知しなくてもいいですよね(笑)。
お仕事によって練習時間も皆様それぞれですので、早い方にはそろそろ発表会用の曲を決めないといけません。
今度のレッスンまでの私の宿題です。I藤さん用のぴったりマッチする曲が見つかると良いのですが。
10月の初めにはOG・OB組にも発表会日程を伝えなければいけません。
もうそんな時期です。早いですね!
メイのその後 【2010/09/16】
お蔭さまで愛犬メイの発作はあれから起きていません。ご心配下さりコメントを下さった皆様、有難うございました。
この場をお借りしてお礼申し上げます。
とはいえ、昨日の今日なので、買い物に行くにも連れて行きました。
発作が起きてまだ日が経っていないので留守番中にもしも…ということも考えて。
実際に出掛けようとするだけでも、玄関に先回りして「連れて行って~」と必死のアピールをします。
「今日は連れて行くからね。はい、だっこ。」と手を広げると抱きついてきました。
車に乗り込み、連れて行ってもらえるとわかったら安心してデ~ンとしたものです。
ただ車内で一人きり(本来は一匹きりと書くべきと思いますが、完全なる犬バカ表現で失礼します)待たせるのはマズイので
母と私は代わる代わるシッター役をして、2人同時に買い物を済ませられず効率悪い一日となりました。
買い物とメイとどちらが大事?と聞かれれば、メイに決まってますもの。
家族の一員です。口ごたえ1つせず(出来ませんから…)従順に周囲を癒し続ける家族以上のポジションだったりしますもの。
かけがえのない存在です。発作が起きてメイの寿命を縮めるような事があると、この子がいなくなってしまったら?
と、そんな事が頭をよぎります。長く薬を服用しているので薬の副作用など色々と心配な面もあります。
2ヶ月に1回は血液検査を受けて腎機能のチェックを受けたり、人間並みのケアです。
我が家の愛犬初代のシェットランド・シープドックのペコ(1980~1994)が生きていた頃は、
まだこんなにペット業界も行き届いてはいませんでした。
アメリカ・チャンピオンの親を持つ、由緒正しい血統のペコですら、普通の家に飼われる事になってトリミングも一度も行きませんでした。
「ショーに出さないのですか?」と聞かれても、そういう目的でこの子を家族の一員にしたわけじゃない、とのびのび育てました。
なんでも食べて、病気らしい病気は本当にせず、動物病院にお世話になったのは14年の生涯で数えるほどでした。
時代は変わりメイは結果的に持病持ちですが、ケアをしてもらえる病院や仲良しのトリマーさんもいます。
時々天国にいるペコにも「メイの健康を願っていてね」とお願いします。
優しい心を持ったペコのことだから、きっとメイの事を見守ってくれているだろう、と勝手な思い込みをしています。
ショック~!! 【2010/09/15】
昨晩の雨のお蔭で、随分涼しく過ごしやすい一日で、家庭菜園のきゅうり畑も次に向けてきれいにしたところでした。
陽射しの直撃を避けて一石二鳥とばかりにエコに参加しているつもりで、我が家の場合はきゅうりのカーテン。
見事に弦が伸びて2階のベランダまで覆い尽くしました。
大いに我が家の食卓のお野菜として貢献してくれましたが、そろそろお野菜入れ替えです。ありがとう!また来年もよろしく!
という気持ちで地ならししました。
涼しかったので土いじりも楽で喜んでいたのですが、我が家の愛犬メイにとってはイヤ~な雲行き。
てんかんの発作が気圧の変化や急激な気温変化の時に起きやすいのです。
丁度今日は1ヶ月分のお薬をもらいに動物病院に行って来たところでした。
いつものように揃って夕食を食べていた時、メイが突然もがき苦しみ始めました。メイ自身も食事をしている最中でした。
何の前触れもなく発作が起こるのです。小型犬なのですぐにメイを抱きかかえて、気道確保の体勢をとるようにします。
また手がある時はもう1人がタオルを持ってきて、メイが泡を吹く口元をふき取りながらマッサージをして覚醒を促します。
毎日朝晩かかさず抗てんかん剤を服用していても、発作が起きる時は起きてしまうのです。
生後1歳になるかならないかの頃からこんな生活です。食事の前に必ず錠剤を飲む事が当たり前になっているメイ。
健康な子ならこんな辛い思いをしなくてもいいのにねぇ。
てんかんという病は脳神経の異常な興奮によって、身体の硬直、けいれんを起こし一時的に記憶障害を起こします。
メイも発作が治まってしばらくは、フラフラと部屋中歩き回りますが、キョトンとした顔をして呼びかけても反応が鈍くなります。
もうこのまま私達の事、わからなくなっちゃうのかな…と思い、戻ってきて!思いだしてごらん!と心の中でマッサージをしながら思います。
しばらくフラフラしながら行ったり来たりする中で、ペロッと顔をなめてきます。これが戻って来ましたよ!のサイン。
名前を呼び掛けると反応します。
でも次なる過程があって発作を起こしている間は、一時的な記憶喪失になっている為、不安なのかどこに行くにもついて廻ります。
おそらく明日一日はぴったりマークされると思います。今のところ発作が立て続けに起きていないので、様子を見ています。
メイはどっと疲れて今ぐっすり眠っています。
民主党代表選 【2010/09/14】
政治・思想の事をこういう場で書くのはタブーかもしれないけれど、今日の代表選は世論を尊重した結果になったと思います。
検察から政治とお金の問題で睨まれ、極めて不透明な小沢氏に国の代表として政治を任せていいのか、
という考えの人も多かったと思います。それから一国の首相が、3ヶ月でまた入れ換わってしまったら世界の笑い者、
菅氏になってから3ヶ月しか経っていない、3ヶ月で結果を求めるのは酷だ、申し少し任せてみよう…
そういう考えの人も多かったのだと思います。ただ我々国民に一番近いサポーター票の大差は当然の結果だったと思いますが
それに対して国会議員票はたったの6票差。当初は国会議員票は小沢氏優勢と言われていましたから
菅氏サイドにしてみれば、大きな6票差なのでしょうけれど、この微妙な票差は
いかに国会に今の政治に対する厳しい意見が鈍化して伝わっているかを物語っているように感じられてなりません。
サポーター票の大差の結果を国民の声だと感じて、もっと大きく取り上げて、これからの政治に取り組んでほしいと思います。
このところの景気悪化による新卒者の就職難、けれど大学に奨学金で通っていた者には返済義務があります。
奨学金を得てまでも進学に踏み切った人達、そういう真面目な若者達に返済できる環境づくりとして職を与えてほしいです。
真面目にやってきた人達に特別贅沢でなくても、普通に生きる事が苦しいだなんて思うような世の中にしないで欲しいです。
バブルが弾けて社会に出た私達世代は、年々将来に不安を感じています。自分達はちゃんと払った分の年金を受け取れるのか?とか。
長く生きていく事が辛い国にしないでほしいです。
そしてこれから未来に向かって育っていく世代を安心して育てて行ける基盤をきちんと整備してほしいです。
この国に生まれ育ち、生活できる事に誇りが持てるような国にもう一度再建して欲しいです。
様々な分野で経験を積んだ人材に恵まれている民主党なら、その力を活かした闊達な政治を望みます!
少々疲れ気味 【2010/09/13】
このところ、予定が立て込みハードな日々を送っていました。
昨日も大学に出向いて、それからお約束があり銀座に出向いたので何のかんのと一日外出でした。
大学の用事だけだったら行き帰りは車移動にしてしまうので、普段いかに楽する癖がついてしまってるか…。
かなり身体を甘やかしているかなぁ、と自分でも思います。
大学から銀座までの地下鉄移動が堪えるなんて、相当身体がなまっている証拠。
それと疲れが溜まっていたから余計辛かったのかなぁ。
銀座でようやく椅子に座って、お茶が出来て少し回復しましたが、それまで頭痛はするわ、肩はコリコリだわで
多分、眉間にしわを寄せて歩いていたと思われます。紅茶を飲んでカフェイン効果でしょうか、少し持ち直しました。
大した用事でなければ、先方に日程変更を願うところでしたが、仕事となるとそうは行きませんしね。
でも全ての用事を済ませ、帰宅の途につく頃には、ひどかった頭痛もだいぶおさまっていました。
気分的なこと、プレッシャーとか目に見えない色々で体調不良になることもありますし
つくづく自分の仕事は、健康な体と心の歯車がうまくまわらないとダメ!と思い知られます。
思ったよりも順調に用事をこなす事ができたから、回復したのでしょうか。
おそらく用事を先延ばしにしていたとしたら、もっと不調が長引いたかもしれません。
何事も今出来る最善策をとれるように、最善を尽くす、逃げない…これ、私のモットーです。
それにしてもこのところ本当にハードだったので、次の為にしっかり休養をとることにします。
講師演奏会 【2010/09/12】
江古田のモーツァルトホールにて、13時開演で講師演奏会がありました。
3年ほど前から春と秋の年2回、附属音教で指導する講師の演奏会が開かれるようになりました。
頻繁に演奏活動を行っている先生でなければ、よく知っている間柄でもその先生の演奏は知っているようで知らないものです。
そういう意味ではなかなか興味深いものです。
私の場合、11月に演奏のお仕事が決まった段階で、自動的に講師演奏会の方はパスとなっています。
今回はピアノ・ヴァイオリン・フルート・ピアノというバラエティに富んだ構成となりました。
我々の悪い癖で、もしも自分があの場で演奏することになったら?…と想像力逞しく考えてしまいます。
例えば4番手は嫌だなぁ…とか。さっさと終わって解放されたい…とか。
ヴァイオリンソナタのピアノパートを受け持ったのは私の門下の後輩でしたが、素晴らしいアンサンブル能力の持ち主で
シューマンのヴァイオリンソナタの音数の多さは半端ではないのですがバランス感覚も素晴らしいものでした。
彼女は私の顔を見るなり「11月の室内楽、頑張って下さい。今年の夏は暑かったからバテないように、しっかり食べて下さいね」
と労ってくれましたよ。
終わった途端にこちらが「おめでとう!お疲れ様。」と言う前に。なんていい人なんでしょう。とても良い音楽を持っている人なのです。
フルートの先生は、私の同級生のご主人でもあります。学生時代からよく知っている先輩です。これまた素敵な演奏でした。
楽器の歴史からしても新しい時代のもので、フランスの作曲家ジョリベの作品は新しい技法炸裂の興味深いものでした。
ピアノパートは、いつも素敵なピアノを弾かれる先輩先生です。あのフランスの複雑な和声とリズムをさらりと演奏できるのは彼女だからこそ。
最後はいつも親しくさせていただいている先輩先生のピアノでした。普段は器楽奏者とのアンサンブル中心の活動をされていらっしゃるので
ソロの演奏も素晴らしかったです。私の持論でもありますがソロのピアノの技量なくしてアンサンブルは出来ませぬぞ。
ソロが自信ないから、伴奏させて~なんてもっての他の考えですね(笑)。
見学会&体験レッスン 【2010/09/11】
今日は午前中から附属音教仕事でした。見学会・体験レッスンがあったのです。
見学会は全体のお話を主管がされるので、私の任務は体験レッスンを行って、楽しい思い出を持ち帰っていただく事。
資料に目を通すと、2歳と4歳の初心者女児とある…。2歳?何かの間違いでは?本当に2歳?
聞けば来年度の4月で3歳になる女の子。導入コースで入室可能ということです。
3歳からの1年間で音楽的な基礎を身体に植え付けるクラスレッスンが始まります。
その1年間を経て、ピアノやヴァイオリン等々個人レッスンを始めていきます。
2歳のN子ちゃんのお母様はその事を承知の上で、ピアノのレッスンを希望されたとのこと。
「歌うことが大好きな子供です。だから音楽に興味があるのかなと…」という事でした。
それにしても2歳はとても小さいので、ピアノの椅子にはお母様に座っていただき、そのお膝の上にN子ちゃん。
そして両手を鍵盤に置いてみましょう。それから鍵盤をおさえてみましょう…という調子で色々な事を真似してもらいました。
楽器に興味を持ってもらえるように、私はペダルを踏み、手当たりしだいN子ちゃんは人差し指でためらいながらも鍵盤をおさえ始めました。
するとあら~不思議。12音技法の作曲家が作るような斬新な近現代曲の出来あがり。
私は極力、その音の響きに反応し、顔で表情を作りましたよ。はい、恥も何もかなぐり捨てて。
するとキャッキャッと笑い出しました。とりあえず何かは伝わったみたい。自分を捨てて頑張った甲斐ありましたわ。
さて次は4歳のR子ちゃん。こちらは年齢相応の体験レッスンが出来ました。今までの経験を活かす事ができたと思います。
「ドレミファソ」まで音の名前を知っていたので、それを応用して「ちょうちょ」が実は弾けちゃうのです!
あらすごい!!ほ~ら弾けちゃった!その時のR子ちゃんの満面の笑顔、忘れませんよ。
気力・体力のバランス 【2010/09/10】
お昼過ぎ、携帯に今日レッスンに来るはずの生徒さんからメールが入りました。
「調子が悪くなって、学校を早退してしまいました。」今日のレッスンはお休みとなりました。
彼女は小学生の頃、後方から走って来た自転車に追突され、それが元で首痛に悩まされるようになりました。
中学生になる直前の春休み、突然ひどい首痛に襲われ、それからずっと苦しんでいます。
ひどい時は1ヶ月半ほど学校にも行けません。高校生になるまでの現在までに長期入院を2回経験しています。
歩行者と自転車の交通事故が原因で、列記とした鞭打ち症でしたが、交通事故と聞くと車同士ばかりを考えてしまいがち。
そういうわけで事故直後の治療をしていなかったツケがある日、ド~ンと来てしまったのです。
学校では出席日数との闘いです。受験どころではなく進級できるのか、という悩みもあります。
ピアノを始めた幼稚園生の頃から教えていた彼女は、私の目から見ても誰よりも恵まれた環境で勉強をしていました。
勉強もよく出来て、ピアノも同年齢の子供たちよりも一歩も二歩も先を行く勉強をしていました。将来が楽しみだな、と感じていました。
そんな彼女の身にこんな不運が起きるなんて。本人にしてみれば、これ以上休んでしまったら進級が難しいことはよくわかっています。
でも身体が言う事を聞いてくれない。彼女を癒すもの…それは大好きなピアノです。首の痛みがなければレッスンに通ってきます。
学校以外にも彼女にはとてつもなく大変な悩みもあります。自分の力ではどうにもならない事、世の中には沢山あります。
何としてもそれに負けないで、しっかり自分の道を見つけてほしいと思います。今無理やり見つけなくてもいいから、いつか。
充分頑張っている事を私は知っているから、これ以上頑張れとは言いません。本当によく頑張ってる…そう思います。
人生には人それぞれ頑張り時があると思います。その時悔いのないように頑張ればいい。
彼女の場合、今は自分をいたわる時かな。そうでないと我慢しすぎて身体に症状が出てきてしまうよ。
友人の言葉 【2010/09/09】
譜めくりをお願いしている友達との打ち合わせは無事に終わりました。
ついつい久しぶりに会って、おしゃべり大会がメインになりそうになりながらも
私達にしては真面目に音源と楽譜を照らし合わせながら、時に私も解説させてもらいながら仕事を進めました。
今度の会場である津田ホールの室内楽における響きの特徴を熟知している彼女の言葉は大きかったな。
津田ホールはソロで何度か弾かせて頂いた事がありますが、室内楽は初めてなのです。
でも彼女は自分の恩師が毎年のように室内楽の演奏会で津田ホールを使っているので、リハの時の演奏者の生の声を聞いているわけです。
前以てホールの響きの特徴を聞いておけば、リハの時にもある程度、注意点を絞り込んでおくことができますし。
本当にそういう意味では、やっぱり音楽を熟知している彼女にお願いして良かったと思っています。
彼女の言葉のもう一つは、厄年・お祓いといった類の言葉。同級生である彼女は「私達の歳って今回色々あるの。お祓いよ!」と。
一般的に言われる厄年は、もうとっくに終わったのに(年齢が或る程度より上だという事がバレますね)それ、どういう事?
彼女いわく「他の占いで色々あるのよ~」と。そんなの知らなかったわよ。今年まで良い年ではないらしい…。
「私、接触事故に遭っちゃったんだけど、その相手が本当に関わりたくない変な人だった」と彼女。
私も人生の大交通事故で、ひどい目に遭いました。そういう歳廻りっていうこと?
彼女は「自分がひどい目に遭って、大変な時にメディアを通じてその占いでどん底状態の結果だったから
余計に胸にズンと響いたんだと思う」とのこと。「だから、あなたの大交通事故の事を聞いた時、やっぱり私達の歳廻りって…と妙に納得」
「私、明日誕生日。今日は貴女のお宅でお祓いできた気分。明日からすっきり」…誕生日が区切りなの?それ…。
私の誕生日は来年の3月よ。それまではまだ気が抜けないのかしら。あぁ、早く誕生日来て!歳をとるのは嫌だけど(苦笑)。
台風効果と職人技 【2010/09/08】
数日前に台風発生が今夏は少ない…等と書いていたら、台風の影響で久しぶりのまとまった大雨。
実は私、毎月恒例となっております神社参拝に雨の中、出掛けました。雨だから?関係ないと思いますが、道が空いてました。
台風のお蔭で、随分過ごしやすい気温です。身体も楽ですね。昨日都心で用事があったのですが一日違いで救われました。
都内各地、床下・床上浸水など被害も出ているようですし、鉄道・高速道路の運行にも影響が出ているようですし。
15時ごろには早々温帯低気圧に変わりましたが、今回の台風の進路はちょっと珍しいですね。日本海側から上陸するなんて。
やっぱり異常気象でしょうね。そしてこのまま涼しく感じられるのは明日くらいで、暑さはそれ以降ぶり返すそうです。
明日は埼玉県の川口在住の友達が、わざわざ有難い事に我が家に来てくれて予定通り打ち合わせです。
台風の事が気になり、一時は私の方から「延期にしましょうか?」と連絡したほど。ご本人「明日はもう通過した後で大丈夫よ」と。
音高・音大と一緒だった彼女には、室内楽の譜めくりをしてもらうのですが(前回もお願いしました)
今回の私のプログラムは「ぶっつけ当日のリハのみでは、ちょっと怖いわ」とのこと。
音も不思議だし、小節ごとに拍子が変化するところもあるし、だいたいの様子を前以て知っておきたいとのこと。
引き受けるからにはしっかりやりたい…その精神、本当に有難いです。
たかが譜めくり、されど譜めくりなのです。「譜めくりすと」(職人的な譜めくりをしてくれる人のこと。私が勝手に作った造語です!)は
私にとって大切な演奏会の立役者です。「譜めくりすと」の動き1つも演奏会の雰囲気に影響すると思っていますから。
出番が10分足らずの1コマくらいの本番ならば、その場にいらっしゃるスタッフさんに譜めくりをお願いすることもありますが
大きなプログラムだと私の場合、細心の注意を払ってくれる人が求められます。
彼女の「譜めくりすと」ぶりは、職人業ですよ。どうぞご注目下さいませ(笑)。
私にとっての音楽のポジション 【2010/09/07】
今日はある方とお話をしていて、自分の考えている事が整理できたような気がしました。
音楽は私にとってどんなポジションなのか…。
私にとっては生活の一部です。ピアノを弾く事はピアノの勉強を始めたその時から生活の一部でした。
特別の事だと思ったことはありません。なので演奏会を控えていても、出来るだけ普段と変わらず生活をしていたいと思っています。
学生時代、大切な実技試験がある時でさえも、母に「普段通りの生活をしたい、特別な気遣いはしないで~」と懇願したほどです。
特別扱いされると、「私はこれから特別な事をするの?」と自分の中でプレッシャーを感じてしまうから。
演奏会当日を迎えたら、その日ばかりはお祭りというか、イヴェントのような気持ちで楽しもうと思う事にしています。
もちろん、緊張はします。舞台に立つという事に慣れなど私の場合はありません。
その時、その時、一歩ステージに踏み出す時に「えいや!」という掛け声をかけて歩き出します。ひきつってるかもしれない笑顔と共に(笑)。
演奏が始まれば、音楽の中にいつの間にか入り込んで、夢中です。それの繰り返しです。
演奏は生き物ですから、気に入った演奏、そうでない物…色々です。
でも「出し尽くした」「やり切った」という感覚は、大変だけれど達成感をもたらします。
私の場合は、どんなに疲れていてもすぐに記録した映像で、自分の演奏を客観的に分析することにしています。
一人反省会です(笑)。次なる課題が湧きおこってきます。だからまだまだ勉強は終わりではないのです。
一生かかっても終わりのない世界。これはある意味、本当に贅沢な至福の世界です。
いつもいつも目的を持って前進できるのですから。
いつまで続くの?この暑さ! 【2010/09/06】
先日も9月末まで夏休みにしなきゃ…なんて思わず書いてしまいましたけど
この時期にして残暑ならぬ真夏を感じさせる暑さで、ニュースでも異常気象の話題でもちきり。
公立の小学校など、体育の授業で熱中症とか、冷房のない教室での勉強は危険極まりないですね。
9月に運動会を予定している学校も、延期にしたとか。今年はそのような対策を立てる必要ありですね。
本来ならば台風が発生して、日本列島を縦断するなど涼を持ってきてくれるところ、
今夏は台風発生も異常に少ないらしいですし、日本列島亜熱帯の時代がそう遠くない将来やってくるのか?
そんな不安すら感じます。インドネシア等暑いところでは早朝から学校が始まり
授業は午前中のみで下校し、午後は静かに自宅待機だそうですね。日本もそんな国に将来なってしまうのかしら。
悪い事ばかりではなく、我が家の家庭菜園では夏野菜の生育が素晴らしく、きゅうり、トマト、なす、ししとうは
今夏、買う必要がありませんでした。いつもトラックでお野菜を売りにきてくれる八百屋さんには申し訳なかったけれど
ゴーヤ、かぼちゃがあればいただくくらいで。サラダリーフも自家製で作りました。バジル・イタリアンパセリ、ローズマリーも!
太陽の恵みのおかげでよく育ちましたが、同時に雨も降らないので朝夕の水まきがなかなか重労働でした。
すぐに干上がって間に合わない時もありました。
夕方は蚊と闘ってましたよ。蚊よけスプレーを噴霧しても、敵は手ごわかったです。
こんな毎日がいつまで続くのやら。ちょっと朝のんびりしてしまい、水まきの時間が30分ほど遅れると
強い日差しにやられて、クラ~っと立ちくらみしたものです。油断も隙もありゃしませんでした。
これ以上、私の体力を奪わないで~!っと口に出して訴えてみました(苦笑)。
バーバラ・ボニー声楽公開レッスン 【2010/09/05】
日曜日の音大にこれだけの聴衆が集うなんて、世界的に最も優れたソプラノ歌手がレッスンする事に皆が興味を持っていたということでしょう。
舞台に姿を見せたバーバラ先生は、さすがオーラのある方で…でも清潔感のある凛とした素敵な方でした。
コレぺティの三ツ石先生の通訳もバーバラ先生のお人柄を率直に伝えるもので、会場は緊張感の中にも笑いもあり楽しい空間でした。
世界各国のオペラ劇場で歌う現役の歌手でありながら、若い声楽家の為に精力的に機会があればレッスンをするバーバラ先生。
同じオペラ歌手であっても、オペラの場で最大限に力を発揮すべく、他の場ではなるべく声を使いたくない(話したくない)
と、ストイックなまでに自分を守る方もいらっしゃいます。それもある意味プロ根性から来る考えなのだと思います。
その点バーバラ先生は惜しみなく長年の経験から感じた様々なノウハウをレッスン生に与えていらっしゃいました。
バーバラ先生に対して、レッスン生の潜在能力を最大限に引き出す歌の振付師というキャッチフレーズを付けたくなりました。
先生の体の動き、身振り手振りによる指示に引きずられるようにして、レッスン生達の声がどんどん伸びやかに
輝きのある明るい響きに、みるみるうちに変わっていくのです。すごい変化でした!
歌っている当事者達も、その変化に驚き嬉しそうでした。「先生のおっしゃる通りに歌っただけです」と魔法にかかったようでした。
アラカルトの仲間でもあるK屋さんと休憩中、バーバラ先生の振付の魔法にかかってみたい、等と思わず話したほどです。
ユーモアたっぷりで頭の回転も速いバーバラ先生のわかりやすい表現により、音楽全般に活かせるヒントを見つける事ができました。
「表現する時の根底にあるのは喜び。たとえ悲しい表現をする時であっても、その悲しみは生きているからこそ味わえる。だから喜びなの。」
たとえ強烈な恐ろしいメッセージ性を持っている曲を演奏するとしても、表現できる事に対しての喜びを持っていつも舞台に立ちなさい…
強烈なメッセージ性を持った曲と対峙している今の私には、そんな風に聞こえてきた言葉でした。
附属音教レッスン再開 【2010/09/04】
9月に入り、すっかり普段通りの生活に戻りました。こんなに暑い毎日だと9月末日まで夏休みにした方がいいのでは?
そんな事をふと思ってしまう私は、気合い不足かしら…。
レッスン再開したと同時に、もう今月末には練習曲のテストです。あと2回レッスンをしたら、もうテスト!
実は長期のお休み明けのレッスンは、私の方がドキドキものなんです。みんな夏休み中もしっかり練習しててくれたかしら?って。
レッスン室に入って来る生徒さん達の表情で何となく充実ライフを送っていたか、そうでなかったか、わかりますけれどね。
概ね私のクラスの生徒さん達は、手を抜くことなくきちんと練習してくれていました。本当に良かったです。
お休みをした1名を除いて…。しかも遅いスタートを切った受験生がお休みでした(泣)。まだ丸1年残ってるから、なんて思ってるとしたら困るわ。
今日の様子を見て、あと2回しかないレッスンのテコ入れ度を計ろうと思っていたのですが…。
あぁ、先生の気持ち生徒知らず(親の気持ち子知らずとかけました)!
来週の音教は午前中から見学会&体験レッスンがありますし、受験科コース特別授業の為のレッスン時間変更あったりで私も忙しいです。
そんな中、休み明けでいったいどういう状態か本当に私の方が恐ろしいですわ。
受験生本人の意識が変わらない事には親が、教師が、いくら一生懸命でも意味がないのです。
音大の受験には1人の生徒さんに今回のように3人の先生がチームを組んで指導にあたる事は珍しいことではありません。
声楽、ピアノ、ソルフェージュ、楽典…これに加えて学科試験。バランス良く力をつけてほしいから
高3の最後の1年で突貫工事のような詰め込み授業にならないように高2から受験科コースに入っているのだし。
せっかくのこの恵まれた環境を、しっかり活かして欲しいと思います。
弾きたい気持ちを大切に! 【2010/09/03】
2週間に1度のペースで通っていらっしゃる大人の生徒さん(ピアノを始めて1年と2ヶ月!)のお話です。
サティ「ジムノペディ」、ショパン「ノクターン第2番」と進み、現在は生涯通じて3曲目となる
バッハ「主よ、人の望みの喜びよ」に取り組んでいらっしゃいます。
しかもこの3曲とも初心者用の音が省略されている楽譜ではなく全てオリジナルの楽譜を使用しています。
ピアノを始めて1年ちょっとの人が弾ける曲ではないことは、少しピアノを勉強した方ならおわかりでしょう?
ヘス編曲のバッハのこの曲を勉強したいとおっしゃった時は「もう少し他の曲で経験を積んでから」とお勧めしても
「何としても弾きたい!」という願望が勝り、私の方が折れました。それで今どういう状態かというと
少しずつですが形になりつつあるのです!いつか根負けして投げ出してしまうのではないかという私の心配をよそに
まさに不屈の精神とでも言いましょうか、コツコツと努力を重ねて今に至っていらっしゃいます。
元々耳がとても良い方で、とにかく多くのクラッシック音楽の曲を沢山聴いていらしたとのこと。
まだ1年2ヶ月のキャリアであるにもかかわらず、これほどの成果を上げられたのは
耳が良いという最高の武器をお持ちだったこともあると思います。それから黙々と練習に取り組む事ができる集中力。
このようなケースは珍しい事ですので、そんなに皆が皆、すぐ弾けると思われては大変です。
強さって本当に大切だと改めて思いました。
ベルリン古楽アンサンブル 【2010/09/02】
ニュース、朝の連ドラ、情報番組…その流れで歌うコンセルジュさんの番組になってました。
音楽を身近なものに感じていただく1つの手段なんだろうなぁ…なんて思いながら
少し観ていたのですが、職業病でしょうか…。観ていられなくなりました。
彼女は楽しそうに歌っています。ピアノの弾き語りをしながら…。
そのピアノの弾き方が…手首は縦にガクガク振って、聴こえてくる音はカタカタ固くて
そんな弾き方してたらまっさきに注意させていただきますよ~。
我流でピアノを勉強した人なら、納得させていただくところでしたが、ちゃんと音大のピアノ科を卒業していらっしゃるそうで。
それにしても器用な方ですね。半径5メートルの日常を音楽にするというのですから。
でも職業病ゆえに、私は彼女の弾いている姿が見ていられず、本当の演奏家の良い音楽を聴きたい!と思い
チャンネル変えました。衛星放送の「クラッシック倶楽部」に。あぁ、最初からそうすべきでした。
ベルリン古楽アンサンブルの響きに心洗われ、まさに「こうでなくては!!」という気分。
チャンネルを変えた時は、ブランデンブルグ協奏曲の4番が演奏されていました。
「残念。私5番が一番好きなのになぁ。5番が聴きたいな。」とつぶやきました。
バロック音楽の整然とした響きにうっとりしながら、手仕事の片手間に聴いていたのです。
すると何と言う事でしょう(「劇的ビフォーアフター」風に。笑)!5番が聴こえてきたではありませんか!
私のつぶやきを、誰か聞いてましたか?という感じです。
5番は本当に好きですね~。高校の音楽史の授業で初めて聴いた時の衝撃はそれはもう…。
それまでの私の中でのバッハ像は「受験で必ず弾かなければならないクラヴィーア(鍵盤楽器)曲集の作曲家」
と、どちらかといえばつまらない方に属していたのですが
ブランデンブルグ協奏曲を初めて聴いた時、「あのバッハがこれを作ったの?」と新しささえ感じました。
今は知れば知るほどバッハの作曲技法の突出した力に、ため息が出ます。
古楽アンサンブルの瑞々しい響きにのって、バッハの素晴らしさに開眼させてくれた曲との再会となりました。
久しぶりに美容院 【2010/09/01】
だいたい1ヶ月半ごとに美容院に予約を入れています。
以前は長髪なのを良い事に、伸びきってどうしようもなくなってからようやく重い腰を上げて出掛けていました。
ところが最近は、髪が伸びきってスタイル保持が出来なくなる前に、白髪という大敵が…。
これは放置できないのです!我慢なりません。それで真面目に定期的に行くようになりました。
気心知れているデザイナーさんにお世話になっているので、その点は安心です。
私の素朴な質問や、要望にも丁寧にお答えしていただけるので助かっています。
今日は久しぶりにデジタルパーマをかけました。前回かけてもらってから意外と持ちが良かったので
そのまま放置していました。それにしても今回は期間が驚くほど経過していて
何とカルテを見てもらったら1年1ヶ月ぶり!巻き髪キープ力が落ちていたはずですよ。
このデジタルパーマの優れている点は、形状記憶合金のごとく髪がその巻き髪状態を記憶してくれること。
ドライヤーで熱を与えると、巻き髪状態を復元できるというもの。
日頃の手入れのお手軽さをとる為に、デジタルパーマ自体が下地の準備からかなりの行程を経て施術されるので
時間はかかります。そう、今日も気合で美容院におりました。分厚い雑誌5冊分くらい読破しました(笑)。
おなじみのデザイナーさんやアシスタントさん達と楽しく会話をして笑って過ごす。
そんないつもと違う過ごし方で、リフレッシュさせていただきました。
あぁ、今日も面白い業界のお話が聞けて楽しかったです。
さぁて、久しぶりのデジタルパーマのかかりと、カラーリングの色の感じは?というと
そりゃそりゃ、もう大満足です。長時間かかった甲斐があるというものです。
美容界の技術の進歩もびっくりするほど早いです。
素人の私がお願いする要望に、ありとあらゆる方法で応えて下さる担当デザイナーさんには感謝です。
見栄えだけでなく、髪本来の質を向上させて下さる努力にも頭が下がります。
髪質が安定していると扱いやすいですから、スタイリングも決めやすいのですね。ローマは一日にして成らず…。
弾きこめば弾きこむほど… 【2010/08/31】
ショスタコーヴィチのピアノトリオ。弾けば弾くほどに偉大な曲だと再確認。
様々な文献に目を通して、その楽曲の背景を知ることはもちろん大切だけれど
演奏の場にいる人間は、演奏をすることで得る直感が全てだと思うのです。
うまく言葉では表現できないけれど、弾いている最中に頭の中に湧きおこる想像力とでも言うのかしら。そこに広がる情景など。
数日前体調が悪く寝込んでいた時に、ぼ~っとテレビを見ていたら
「カラーで見る映像」だったかな、第二次世界大戦にスポットを当てている番組がありました。
ナチスドイツがヨーロッパでの領土拡大の戦争を始め、日本は対アメリカとの戦争に歩を進めて行く。
歴史の教科書で淡々と数行にまとめられていた文章どころでない、映像の力をまざまざと思い知りました。
従軍カメラマンが撮り続けた戦争の真実。何より説得力がありました。
ドイツは一時期、旧ソ連のウクライナ地方にまで領土を広げていました。
ヒットラーの命令でユダヤ人に強制労働を強い、深い谷を掘らせ、その淵にユダヤ人を立たせて銃殺。いわゆる大量虐殺です。
ポーランドのアウシュヴィッツ収容所で毒ガスによる大量虐殺は誰もが知るところですが
多くのユダヤ人達は自分が掘ったその谷の底に次々と落ちて、そして埋められたのでした。
アウシュヴィッツの他にも、このような悲劇が実際にあったのですね。
ショスタコーヴィチに関する本を以前読みあさっていた時、この谷について書かれていました。
たまたま観ていた番組で、バービーヤールの谷での生々しい光景がカラーで映し出されていました。
「ここの事なの?!」とつぶやき、私は衝撃を受けながらも、食い入るように見入っていました。
ショスタコーヴィチのピアノトリオ。今日はこの曲を弾いていて今までにない感情がこみ上げてきました。
第3楽章は完全なるユダヤの歌の旋律で書かれています。谷で命を失った多くのユダヤ人達の嗚咽を感じます。
終楽章のある部分では、戦争への死の行進を感じさせられます。
私にとって映像の力は恐ろしくも、この作品をくっきりと浮かび上がらせてくれたように思います。
胸が張り裂けそうで、いつも以上に弾いていて息苦しく感じました。
同じく終楽章のある部分は、「ゲゲゲの鬼太郎」の主題歌と雰囲気が被るのです。 どういうわけか私の中では…。
大人のためのピアノレッスン 【2010/08/30】
既に何人かの生徒さん達が熱心にこの枠で通っていただいています。
先日、ある生徒さんから「人のレッスンを聴講する事は出来ないか」とご要望がありました。
聴講を希望するということは、同時に自分のレッスンも聴講されるということ。そう、お互い様の精神です(笑)。
生徒さん間でお互い同意を得ているのなら、人のレッスンを聴く事はとても勉強になるので
私も協力させていただくことにしました。
今までの発表会やクラスリハを繰り返すうちに、すっかり皆様良い音楽仲間になられた様子です。
そんな中で、人のレッスンを自分は聴き、自分のレッスンを人に聴かれ、お互い刺激を与え合う…
自然とそんな気持ちが湧き起こってきたのでしょう。しかも自発的に!
早速来月中旬に第1回目の大人グループレッスンをすることになりました。
今のところ2人グループレッスンですが、追々そのメンバーは増えつつありそうな予感です。
日程が決まると「グループレッスンの日までに、しっかり練習しなくちゃ。恥ずかしい演奏はしたくないですから。」
とI田さん。きっと今頃、お相手であるI藤さんもお互いにとって有意義なレッスンになるよう奮闘中でしょう。
有難い事に、そこには妙な競争心というよりは、お互い自分のない部分を尊重するという
純粋に学びたいという気持ちが全面にあります。
競争心が全面に出ているような、そんなグループレッスンならば私も賛同はしませんでしたし
通って来て下さる生徒さんの面々は、人間的にも皆様素敵な方ばかりですので、
余計な心配は皆無なのです。皆でお互い頑張って、純粋にそれぞれのレヴェルアップを目指していらっしゃるのです。
人が持っている良い部分を認め、それに近づくよう刺激を与え合うという意味では、大いに意義のあるものだと思っています。
またこのような機会を利用して、人前で演奏する事に自分を慣らしていくというメリットもありますものね。
来月から早速実験的にやってみようと思います。楽しみです!
嬉しい変化 【2010/08/29】
まだ入室されて間もない生徒さんが先週、3回目のレッスンを終えました。
今までの教材をうまく使って、レッスンを引き継ぐ事にしました。
新しく通うピアノ教室の雰囲気に慣れる事も大切です。
それに加えて教材も新しくなってしまうと元々の練習ペースを崩してしまう恐れもありますから。
それにしても感心です。その順能力の速さに期待大です。
回を追うごとに、レッスンで少しずつ自分を出してくれ始めた事と、見違えるほど音がしっかりしてきた事。
ピアノは鳴らし切ってこそ、音量の調節幅が出来て、弱音にも広がりが出てくるのですもの。
音をしっかり出し切る事を知らないと、自分の音量巾がわからずにピアノを弾く事になってしまうのです。
人はみな顔や体つきが違うように、年齢では決められないその時のその体格での演奏に必要な素材をそれぞれ持っています。
その素材に合わせて、レッスンで我々がその生徒さんに合った指導法を展開して行く…それが本来の指導者の姿だと私は思っています。
新入りのK子ちゃんは、私が何かにつけて質問攻めの先生とわかったのか、
私の質問に備えて、音符・休符の種類や、その長さ、それからイタリー語表記による表情記号や強弱記号等を
最初のレッスンの頃に比べて、しっかり答えてくれるようになりました。
一ヶ月もまだ経っていませんが、素晴らしい変化だと思います。
意識が変わって、どんどん音楽に対する知識欲が出てきているようです。
この調子で頑張って行きましょう。春の発表会までにどれだけ頑張れるかな。
少しでも良い曲を選びたいので、頑張りましょうね!
今頃反応出るかな~ 【2010/08/27】
小学生の頃、運動会の予行練習等があると、その日のうちの筋肉痛になったものです。
それなのに、それなのに、この頃は見事に日を置いて遅れ遅れて反応が出ます。
今朝は目覚めた瞬間から、「うっ、痛い!」背中が固まってる~。頭痛も、そして首筋から肩にかけてカチカチ。
昨日、何か身体を酷使するような事したっけ?それにしても痛い…。湿布を背中に貼ってもらいました。
「炎天下の中、川越に行ったのが今頃響いてるんじゃなにの?」と言われ、もしかして本当にそれ?
認めたくないけど、本当にそれくらいしか思い当たることないのです。
途中立ち寄ったお宮さんで、足裏ツボに効く石がアスファルトに埋め込まれている脇道があって
「ほらほら、これ先生チャレンジしてみたら?」という誘い文句にまんまと載ってしまったのです。
その場でサンダルを脱いで、やってみましたよ。
1人がチャレンジし出すと、連鎖反応のごとく我々一行全員がその場で靴を脱ぎ始めました。
思いの外、これが効くのです。自分の体重が石の突起にかかって、余計足の裏が痛いのです。
皆一列になって、「いた!いたたた!あちちち!熱い!」そう途中から日陰でなくなり
よく焼けたアスファルトの上を素足で歩くという荒行となりました。
あまりの足の裏の痛さで身をすくめながら歩いたのが、良くなかったのかも。
中一日空けて、全身が凝り固まってしまう結果となりました。これこそ本末転倒ですね。
皆さん、今頃私と同じように不調じゃないかしら。ご無事かしら。
1人だけ川越の旅の帰りにマッサージに寄ると行ってた先生だけはお元気かも?
もう若くないんだから、自分の年齢をよく考えてトライしないと。復調するにも時間がかかるんですもの。
やれやれ…(苦笑)。
それぞれの達成感 【2010/08/26】
何事も一つの事を習得しようと思ったら、目標を持つことって大切ですね。
その目標が具体的であればあるほどいいと思います。漠然としていると何となく…になってしまいますし。
例えば新しい曲をもらったら「この曲はこんな風に演奏してみたい」とイメージをしっかり持つとか。
どんな風に弾いてみたいか、浮かばない時には同じ曲を色々なピアニストで聴き比べてみて、
自分は誰の演奏が気に入ったかとか、そんな事を考えながら聴き比べているうちに
色々なタイプの演奏がある事を知り新しい発見になりますね。
そこから次に気をつけていただきたいのは、いきなりCDのような仕上げのテンポで弾いてみよう等という暴挙に出ない事。
そこからは普段の地道な片手練習や、ゆっくり練習を繰り返してコツコツと進めていきます。
だいぶ弾き慣れてきて、テンポも少しずつ上がってきたら…自分の「こんな風に弾いてみたい」という演奏スタイルを
もう一度思いだして、それに近づけて行ってみましょう。そう、原点に戻ってみる感じです。
おそらく自分の実際の演奏と、求めている演奏との間にギャップが生まれていると思います。
そしてまたCDの演奏と全く同じように演奏することがいかに大変な事か…壁にぶつかるでしょう。
そっくりそのまま真似をするのなら、その演奏はコピーです。弾いている人の個性など全く感じられません。
それよりも、どうしたらこの曲を自分なり演奏することができるのか…あれこれ工夫をしたりすること、
それが自分なりの個性溢れる演奏スタイルになるのだと思います。試行錯誤の中から自分なりのスタイルを見つけるというか…。
美しく整っていて洗練された演奏も素敵ですが、味のある演奏も魅力あります。
音楽の面白いところは、数学のように答えがたった一つでそれ以外は全部間違いではないところ。
「なるほど、そういうのもアリですよ!面白いですね。」
そんな会話が飛び交うレッスンは私にとっても新しい発見です。
さてさて、明日もどんな発見があるかしら。楽しみです。
小江戸 川越の旅 【2010/08/25】
今日は附属音楽教室の先生方と、毎年恒例の親睦遠足で川越に出かけました。西武新宿線の本川越で降りるのは今回初めてです。
何を隠そう、この私、高校1年生から大学院1年の途中まで、この沿線の下井草に住んでいたのに一度も川越に来たことがなかったのです。
待ち合わせ場所の本川越駅改札で先生方と合流して、とてもかわいいレトロなバスで喜多院を見学しました。
喜多院は三代将軍となった徳川家光公誕生の間や、春日局化粧の間がそのまま保存され公開されていました。
厠や家光公が遊んだとされる馬の置き物もありました。
五百羅漢は、おそらく本当に五百体あると思われる羅漢の集合。楽器を奏でている羅漢もいました。
それから楽しみにしていたお食事。ベテランのヴァイオリン先生のお勧めである「いちのや」でうな重に舌鼓。
「ご飯が見えな~い」「うなぎが重なってる~」テンションが上がりまくる私達。
柳川(どじょうの卵とじ)をこのお店をご紹介下さったヴァイオリン先生から、そしておいもの発泡酒(地ビールのようなもの)を主管の先生から
デザートにおいものアイスクリームもソルフェージュの先生にご馳走になってしまいました。
とっても美味しかったです!。嫌っというほど、暑かった今日の川越。
このうなぎでパワーアップしました。
それからこの街のシンボルでもある「時の鐘」にも行きました。
とにかく暑い一日でした。ちょっと歩くだけでもどっひゃ~と汗。日傘をさす習慣のない私がさすがにさしました。やはり今年の夏は異常です。
なんと35℃の街をさまよってました~(汗)。こまめな水分補給は大切です。素敵な喫茶「陶路子(トロッコ)」に入店しました。
ここは少し前に放映された朝の連ドラ「つばさ」の主人公の家。そう、甘玉堂です。
ここで一番暑いと思われる時間、避難させていただきましたよ。まったりとあれやこれやとお話に花が咲きました。
そしてラストは菓子屋横丁。おいものお菓子がいっぱいありました。
少し遅めの夏休みをとっているお店も結構ありました。残念。
わざわざ暑いところを目指して行ったような旅でしたが、とても充実した楽しい一日となりました。
お世話下さったヴァイオリンの S先生、ソルフェのK田先生、有難うございました。
音楽事務所からいよいよ… 【2010/08/24】
ド~ンと届きました。11月本番の室内楽のチラシ1000枚分と、チケット・招待状等々。
いよいよ逃げも隠れも出来ませんね~。一般プレイガイドでも売出し開始しているようですし。
でも直接お知り合いの方々は、是非とも私の方にお問い合わせ下さいませ。
手持ちのチケットがたんもり、ありますので。これを捌かないことには…。
何とぞよろしくお願い致します。ピアノリサイタルだと、ピアノの音色オンリーですが
室内楽ともなりますと、ピアノの音色だけでなく、ヴァイオリンとチェロの音色もお楽しみいただけます。
かなり強引な宣伝をさせていただいております事は甚だ承知しております(苦笑)。
秋の夜長に室内楽の音色を楽しみに、千駄ヶ谷にいらっしゃいませんか?
今夏は猛暑を通り越して酷暑で、本当に秋はやってくるのかしら?とお天道様に聞いてみたいです。
あまりの暑さに、ただでさえボ~ッとしている頭がますますボ~ッと…。でもこれは言い訳にしかならず。
当日に向けて、最高の演奏が出来るように調整して参ります(頑張らないと…)。
印刷物が完成した事ですし(自分に言い聞かせてます…苦笑)。
頑張れ、私!
公衆道徳って大切ですよね? 【2010/08/23】
我が家の目の前は小学校。道を隔てて小学校の側面のフェンスに我が家の駐車場が面しています。
フェンスに面しているばっかりに、フェンス沿いに駐車する車が多いのです。
しかもお隣のバレエ教室のクラス入れ替え時間ともなると、見事にフェンス沿いに何台もの車が駐車するのです。
せめて我が家の駐車場前には車を停めない配慮が欲しいのですが、今なら大丈夫と誰もが思って停めてしまうようです。
夕方とっくに買い物に行ったと思っていた母が、しばらくして「右にふっても、左にふっても出るに出られない」と戻って来ました。
私が外に見に行った時、駐車場前に縦長ワンボックスカーがど~んと停まっていました。
これは厳しい…。母は何度も切り返しながら車を出そうとしたけれどダメで諦めたとのこと。
すると2人の若い母親らしき人達がそれぞれ子供を連れて目の前の車に戻って来ました。
母が珍しく強い口調で「こんなところに停められたら困ります!車を運転されるなら、どれだけ迷惑な事かわかるでしょ?」と叱りつけました。
後で「あの言い方はいくら何でもキツ過ぎたのではない?」と母に言うと、何と!何度も母が車を切り返して出ようと悪戦苦闘している間
少し離れたところで立ち話をしていた2人だというではありませんか。
立ち話をしている暇があったら、「すぐ動かします。」と車を動かして協力するのが筋ではないかしら。
それなのにこちらの様子を見ていて、一旦母が家に戻ったのを見計らって、今のうちと言わんばかりに車に近づいてきたようでした。
最近、ちょっとした気遣いを忘れて生きている人が急増していると思うのは私だけでしょうか?
運転席を空にさえしなければ、このような事態になった時でも一時的に前後に車を動かしていただき車が出せたわけです。
運転席を空にせずバレエを習いに来ているお子さんに、待機している車のところまで来てもらえば済むことです。
相手の身になって行動する、想像力を働かせる、それが思いやりであったり人に迷惑をかけないという基本的な教育なのではないでしょうか。
次代の子供たちに教育すべき大人がこれですから、本当に困ってしまいます。
最近の子供たちの事を身勝手だ等と、とやかく言う前に、自分達は自己中心的な考えをしていないか胸に手を当てたいところです。
「気の向くままに」は危険です! 【2010/08/22】
並行して2つの時期の違う演奏会プログラムを仕上げて行くのですが(こんな事は珍しくないけれど)
残された期間を逆算すると1つは3ヶ月後で、もう1つは6ヶ月後。
今の時点でこの程度出来あがっていれば慌てなくていいな、という計画表のようなものがイメージ出来ないと
何とも不安なものです。何となく夏休みも終盤を迎え(いつの間にか高校野球も終わってました)
何となく気の向くままに、過ごしていたことを反省。何かに書きだして、計画表作成しなきゃダメかな。
2つの演奏会のプログラムを並行して持っている事自体は、ある意味恵まれていて、そして良いことだと思っています。
煮詰まってくれば、別の曲に目を転じて練習すればよいことですし。
6ヶ月後の演奏会では自分のピアノソロもあり、あるオペラのほとんどを後半の部全部を使ってやってしまおうという野望に燃えて
あれこれ画策しているのでございます。実は昨晩もアラカルトのメンバーでミサをやりました。
いつものミサではなく、それぞれの自宅でパソコンの前に座り、自分に似せて作成した今はやりのアメーバピグで
チャット会議を試しにやってみたのです。ピグでチャット?何だかゲームをしているみたいで、コギャルのやりそうな事で
最初は抵抗ありましたが物は使い様ですね。馬鹿にしちゃいけないです。
4人での会議で混乱するかな?と心配していたのをよそにうまく行きました!
この会議の為に頑張ってブログを立ち上げたK屋さん、Y川さん、お疲れ様でした。
そして会議の結果、私が代表して行くつもりだった手続きにアラカルトメンバー皆が一緒に来てくれる事になって
すごいチームワークです!みんな、いつも有難う!
習慣になりました 【2010/08/21】
ある事をきっかけに定期的に神社にお参りに行くことが習慣になりました。手を合わせてお祈りすると心静かになれますね。
月に一度の頻度で行くようになりました。車で片道40分くらいでしょうか、良いドライブになります。
運転をして頭の中を空っぽにして、フラットな気持ちで手を合わせます。
いざ神様の前で手を合わせると、私は頭に何も浮かびません。
「本当にお願いしたい事があれば、メモ帳にでも、お手紙にでも箇条書きでいいから書いておくと良い」
と何かで聞いたことがありました。一応、箇条書きしてあるんですよ(笑)。
信じる者は救われるというし。お願いして叶うなら嬉しいですから…。
神社のお店で名物のお菓子をお土産に、そしてお団子を爽やかな風にそよがれながらいただきます。
お団子にもご利益がある…そう書いてありました(笑)。
今や、月に一度の神社へのお参りが、それまでのお礼とこれからの一ヶ月もよろしく…
という気持ちで、なくてはならない自分の中での行事になりつつあります。
来月はいつ行けるかな?そう思いながらスケジュール帳を開いています。
続・師匠と2人で暑気払い 【2010/08/20】
中央通りに面する窓辺のコーナーに陣取り、早速ビールを注文。「予約してたの?」とO先生。当然でございます。
先生を店前の行列に並ばせるわけにはいきませんよ。早速、ビールを注文して幾つかおつまみを選んで、乾杯!
しばらくぶりのO先生とのお食事会とあって、何から話すの?なんて心配する必要なく次から次へと出てくる出てくる…。
話はあっち飛び、こっち飛びで、「ところで貴女いくつになったの?」と聞かれ年齢を伝えると、思わずO先生絶句。
O先生と私が初めてお目にかかった時のO先生は、今の私より若かったなんてびっくり発覚でしたよ。
しばらくO先生とのお食事会もご無沙汰していたので、5年分のあれこあれを沢山思いつくままにお話ししました。
同じ組織で仕事をしていても、持場も違えば、出校曜日も違うので本当に約束でもしていないと、全然お会いできないのです。
翌日O先生から、メールで「たまには都会に出ていかないといけないわ。久しぶりでとても楽しかったわ。」とありました。
ちなみにO先生は所沢に住んでおられます。今は昔と違って、地下鉄網も発達して
地下鉄に乗ってしまえば、すぐに銀座も出て来れますよ。
近頃、すっかり出不精になっていたというO先生。久しぶりに新鮮に楽しんでいただけたようで、良かったです。
昨晩は探検&師匠と2人で暑気払い 【2010/08/19】
待ち合わせ場所に、音楽家にとっては何かと出入りするヤマハ銀座店を選びました。
店舗改修の為、銀座1丁目の仮店舗で営業されていた頃は、仲間からも「狭いよ~。置いてる物も少ないし。」
と良い評判を聞かなかったので、一度も出向くことなく、用事があれば電話やネットで注文していました。
完成してしばらく経ってからを狙って、このタイミングで探検です。
先日のラントシュ教授のレッスン会場は奥の別棟だったので、店舗の前を素通りして中には入った事がなかったのです。
せっかく師匠と銀座でご一緒するのだし、「探検してみませんか?」とお誘いしたら、先生もノリノリでいざ決行!
少し早目に店舗前に着くと、続々と中高年の方々が入店しているではありませんか。
何かイベントでもあるわけ?と観察している私の後方車道に黒塗りの立派な車が横付けされ
運転手さんがさっと降りて、ドアを開けるではないですか!「どうもありがとね。じゃ、行ってくるね。」
と品のよさそうな50代半ばの男性が入店。その方がエレベーターに乗り込むまで運転手さんはボスを見送っているのでした。
ドラマでしか見たことのないシーンでしたが、実際にいらっしゃるのね~と運転手さんの忠実な姿勢を垣間見て
仕事に対するプロフェショナルを感じたのでした。
先生もいらっしゃり、エレベーターで10階まで一気に上がり、話題の「大人の音楽教室」フロアに行ってみました。
受付上部には液晶画面で、どこの部屋に何時から、先生名、と出ているではありませんか。
まるで飛行機の発着を知らせる掲示板のようでした。「考えてあるわねぇ~」と先生。
下の階に行き、8階のホールでジャズ・フェスティヴァルが行われている事を知り、この賑わいの原因がわかったのでした。
そして5階のピアノサロンへ。先生と「生徒さんにグランドピアノを勧めにくい時代になりましたね。」とため息。
3階の楽譜・音楽書コーナーを見て廻り、ひと通り自分達に関係のありそうなエリアを見てミッション達成。
時計を見ると、ビアレストランを予約していた時間も迫り、喉も乾いてきたので移動することにしました。
後半の師匠と暑気払いは、また明日。
盛り沢山な一日 【2010/08/18】
次回のアラカルト公演の会場候補の抽選が本日…ようやく当選という嬉しい結果となり
やれやれです。
今回は2ヶ月も前から、月毎にエントリーしたにも関わらず、
第4候補まで、全て申し込んでも全敗するという惨憺たる結果に今まで見舞われ
また今回も同じような結果なのでは…というメンバーの半ば諦めモードの中での
結果だったので一同、喜びを共有すべく一斉メールで喜びを分かち合ったのでした。
そして夜は、学生時代にお世話になったO先生と、久しぶりに銀座でを呑みながら
積もる話をしてとっても良い一日でした。
練習日記 【2010/08/17】
今日は打鍵の速さについて神経質になって、何度も何度も1つの和音を弾き直しながらの練習になりました。
正確に言うと、実際に聞こえてくる音色に納得が行かなかった事から打鍵の速さを追求することになったのです。
でもなぜって思うでしょ。いつも弾き慣れた同じピアノで練習しているのに、今日はどうして?
練習って気をつけていないと独りよがりになってしまうから、常に聴衆目線で音楽を作ろうという意識を忘れないように
常日頃から気をつけているつもりなのです。そう、本番をイメージしながら練習したり…。
私の求めている音色、しかもある曲のここの部分の和音が…とか、かなり掘り下げて行けば行くほどドツボにはまっていきます。
先日久しぶりに受けたレッスンで、先生の要求に応えるべく演奏していた時
"Good! You can do it!" と言われ、夢中になって演奏してたけど、あの時のように弾けてる?
とか自問自答しています。客観的に自分の演奏を分析して、そのレヴェルを向上させるという事に
今は向き合っていく大切な時間だと思っています。
それにしても、納得行くまで…なんてやっていると時間がいくらあっても足らないなぁ。
こんなのじゃダメ。気に入らない。…そんな風に思う私は演奏に対してす~ごく欲張りで我が儘なのだと思います。
昔、門下の先輩がおっしゃってました。「舞台に上がったら、我が儘にならなきゃ。」と。
それは自分がどういうメッセージを持って聴衆に伝えたいか、という事なんですよね。
トゥーシャ教授の口癖も"What is the message of your music?"でしたから。
器楽の作品は、声楽のように歌詞があるわけではないので、余計に何が言いたいのかわからないような音楽では
聴衆のストレスが増すばかりだと思うのです。
常に確固たるメッセージ、テーマが伝わる演奏でありたいと思っています。
大丈夫ですか?受験生! 【2010/08/16】
ニュースでも記録的な暑さで多数の熱中症患者搬送の様子が映し出されていました。
夕方になっても30℃以上で酷暑です。そんな中、頑張ってレッスンに通って来られる生徒さん達。
いらっしゃるだけでもご苦労様です、という気持ちになります。
でも今日のラストを飾るはずだった受験生のU君は倒れてしまいました。
普段は附属音教でレッスンをしているU君、慣れない道中でもしかしたら連絡があるかもしれない…と私は携帯を気にしていました。
そこにメールで「体調がすごく悪く途中まで来ましたが、行けそうにありません。吐き気、悪寒、めまいの症状があります。」とU君から。
私から返信がないゆえに立ち往生しても気の毒なので、U君の前の生徒さんに緊急とお断りを入れて、手短に
「今日は無理をせず、自宅に戻って休んで下さい。振替レッスンについては後日調整しましょう。お大事に。」
と返信しました。熱中症の症状かも…等と思いながら。彼のレッスンの前の生徒さんを送り出してからも、U君からの返信はありません。
引き返すように指示はしたけれど、まさかどこかで倒れているのでは?
受け入れ体制を整えていただく為にも自宅に電話をするもお留守。伝言メッセージも入れられない設定でした。
そうだ、保護者の携帯は…?ダメ…お母様と本人が携帯を兼用しているのでした。
再度メールを入れました。「無事かどうか心配なので一応連絡下さい。ご自宅はお留守のようでしたし、大丈夫ですか?」と。
しばらくして返信があり「自宅に戻りました。メールに気付かず、すみません。」とありました。
やれやれ大事に至らず良かったと思う反面、予定していたレッスンに照準を合わせて体調管理をするのも受験のうちです。
こういう時から受験は始まっているのです。受験当日、体調を崩して実力が出せなかったからとて、誰も追試にはつきあってくれませんから。
高2で受験を決めて、誰よりも遅いスタートの声楽科志望。ピアノも慌てて始めた経緯からすれば
夏休みは毎週でも通いつめてレッスンを受けるくらいの覚悟が欲しいのですが…。
現実はもっと厳しいですよ、U君。本当に大丈夫かしら。本人が一生懸命にならないとどうしようもないですね。
久しぶりにあれこれと 【2010/08/15】
今日は朝から陽射しが強く、暑い1日でした。
カーテンを開けて、室内に陽を入れたりしようものなら、一気に室温が上昇するような暑さ。
体力が吸い取られるような気持ちになります。
今日はそんなわけで、ちょっと予定を決めず過ごしてみようなんて思いました(単なる言い訳のよう…)。
一連の家事(いつもより抜き抜き!)を終えて、読書をしました(軽い内容の本だったので一気に読破)。
ピアノの前に座り、練習しなくてはならないプログラムではありますが、今日はひと通り弾くに留めて
点検作業に終始しました。あとはリストの小品をパラパラ~っと弾いてみたり、改編曲の楽譜を眺めてみたり。
メイの遊び相手をして、結局疲れました~。張り合って四つん這いで追いかけたので、そりゃ疲れますよね。
でも無心で何かをするというのも、たまにはいいものです。
オンとオフの使い分けというのでしょうか。そういうの、上手になりたいですね
そうこうしていても、方々から連絡メールが入ったりしました。
連絡がどこからも入らなかったりすると、これまた社会と繋がっていないの?と不安に感じる自分がいるのかもしれません。
人(っていうか私?)って結局欲張りなんですねぇ。忙しさから逃げたい自分と、忙しくしていないと不安に思う自分。
結局今日も、どちらもいい塩梅で味わえて、良かったと思う事にします。
基本的に私は人と接している事が好きなので、人との交流によって生き甲斐を感じているのは確かです!
アラカルトミサ 【2010/08/14】
今夜もボリューム満点のプログラムと格闘しました。
来年2月の公演に向けて、今回は後半にヴェルディの「仮面舞踏会」をダイジェスト版で取り上げます。
レオンカヴァッロの「道化師」のアリア3本立ての後に、第2幕と第3幕の抜粋をぶっ続けで通してみました。
これはなかなかの物です。重量感ありです。今回で5回目を迎えるアラカルトの公演ですが、
1つのオペラを全幕ダイジェストとはいえ、通して演じてみるという試みです。
今の段階では軽く流し歌いをしておりますが、本番近くなります頃にはサラリとこなしたいところです。
演奏の場に立つ上で、お客様にいっぱいいっぱいの演奏をお聴かせするほど野暮ったい事はございません。
余裕を持って演奏する事で、表現の面白み、深さも伝えられるというもの。
だからこそ前倒しの精神で今、どんどん詰めていかなければならない時だと思っています。
私は今日の練習を最後に、11月の室内楽の本番を終えるまで、アラカルトミサから戦線離脱をさせていただきます。
メンバーの皆様のご理解あっての事ですが、自分の中の最高を目指して、その本番を作り出すためのお休みをいただきます。
ミサに参加出来なくても、自分の勉強は継続です。
そしてアラカルト公演では恒例となりつつある、ピアノソロのひと時用のプログラムも考えなければ…。
前後の曲とのバランスも考えつつ、知恵をひねり出そうと思います。
質の高い音楽を目指して、日々精進です!頑張ります。
楽器のメンテナンス 【2010/08/13】
年1回のペースで調律をしていただいてます。
初めてグランドピアノを購入した、高1の時からお世話になっている調律師さんが
都内から、ここ横浜に転居してからもずっと面倒を見て下さっています。
もう軽く20年以上のお付き合いです。我が家の新旧2台のピアノが良い状態を維持しているのも
この調律師さんの存在なくしてはあり得ません。
今日は2人いらっしゃるお子様の次男さんが
調律師さんとしてお仕事を継ぐことになったお話を伺って、嬉しくなりました。
親子三代で、この道を極められるわけですね!
腕の良い職人さんがいなくなっては、困りますもの。
職人技は後継者がいなければ宝の持ち腐れになってしまいます。
年に1度のお付き合いですが、お会いすると近況報告など色々とお話がはずみます。
ただ楽器のメンテをして終わり、というのではなくて情報交換によってヒントになる事をいただいたりします。
今日も4時間以上に渡って、丁寧に調整して下さいました。
お蔭さまで音の響きが増したような気がします。楽器が喜んでいるのがわかります。
また1年後の再会を楽しみにしております!有難うございました。
日航ジャンボ機墜落事故から25年… 【2010/08/12】
ついこの間の出来事のように鮮明に、強烈に覚えています。
当時私は高校に入って初めての夏休みを迎えていました。
中学3年間を京都で過ごし、高校入学と共に上京したはいいけれど、
全国から生徒が集まってくる高校だったので、寮生の友達は皆故郷に帰省中です。
近場に友達がいないので、仕方なくいつになく熱心にピアノを練習していました(苦笑)。
25年前の今日、ニュースで第一報を知り、それからテレビにくぎ付けになりました。
「上を向いて歩こう」の坂本九さんのお名前も死亡者リストの中にありました。
開園して間もない東京ディズニーランドのお土産の袋が生々しく散乱している御巣鷹の尾根。
当時は今のように参拝者用の山道もなく、消火活動、救助活動は困難を極めていました。
あれから25年、悲劇に見舞われた方々のご遺族にも様々なドラマがあったと思われます。
ふと思います。当たり前のように今も自分はこうして生きているけれど、
志し半ばにして命を絶たれた方々の為にも誠実に生きて行かなければと思います。
祈りをこめて。
ちゃんと勉強しなきゃ! 【2010/08/11】
アラカルト・ミサでは、次回はどのプログラムにスポットを当てて合わせをする?と相談してから解散します。
おっといけない!もう今度の土曜日がミサの日ですわ!
プログラムで取り上げるオペラ「道化師」のアリア3曲は、なかなか聴きごたえのある素晴らしい作品です。
それだけに、なかなか斬新な音楽で曲の形態、和声など新しく、複雑なのです。
テンポもかなり動きがあるので、歌手とピアニストの解釈に大きな溝が生まれないように
S石君が、自分の貴重な音源を私に貸してくれているのでした!
何度も聴いて頭にしっかり入れなきゃ!
猛然と今からスパートかけます!
こうして公言して、逃げも隠れも出来ないよう自分を追い込んでいるつもりです。
頑張れ、私(苦笑)!
不思議な現象 【2010/08/10】
ここ数日、何だか不思議な現象が私の周りで起きています。
その1、お世話になった事務所前を通った翌日に私の知人から要請があり、その事務所を紹介することになったこと。
その2、お墓参りに出掛けて、霊園に着いた途端、私の携帯が鳴り、友達から親戚が亡くなって…という話を聞いたこと。
その3、友達と談笑している時、自分のピアノ教室に話が及び、一段落して何気なく携帯電話を見ると
「ピアノ教室について問い合わせありました」とメールが入っていたこと。
その4、ある地方都市出身者の方とばかり、知り合いになったり、久しぶりの再会を果たしたりしたこと。
感じ方1つかもしれないけれど、私は何だか不思議だと感じています。
あるエリアに行動したことによって、そのエリアにまつわるエピソードを引き寄せていたり、
あるキーワードを話題にしたことで、そのキーワードを口にした時とほぼ同時に連絡が入ったという現象。
目に見えない不思議な力で、人と人との縁というか、結びつきのようなものがあるのでしょうか。
特に良い事に関しては夢や願いなど、口に出して言ってみましょう。言霊って言葉もありますし…。
このような不思議なパワーに助けられて、私自身ここまで歩んできたような気がします。
だからこれからも、どんどん前向きに言葉に出して言ってみよう!
お友達と久しぶりの2人同窓会 【2010/08/09】
高校・大学を通じて同級生、そして今は同僚でもあるお友達と久しぶりにランチ&おしゃべり会でリフレッシュしてきました。
附属音教所属の私と違って、彼女は演奏部所属。持ち場が違うのでお互い意見交換をすると新鮮です。
今日はお気に入りのイタリアンレストランでランチをして、そこから2人とも大好きな東京ミッドタウンへ、ぷらぷらお散歩。
がっつりランチをいただいた後なのに、虎屋菓寮で私は羊羹とお抹茶をいただきました。
そこで驚くなかれ、学務部の先生がおひとり様で優雅にお茶をされているではありませんか!
そうか、ようやく事務職員の先生方も今週から夏休みに入ったんですよね。
近くの新国立美術館にいらしていたようです。それにしても世間は狭いです。
この広い東京で、同じ組織の人間が3人も同じ店に集まるなんて…
(私達2人は約束して出掛けたけれど、そこには何となく立ち寄ったわけで)。
お友達とは近況報告あり、演奏会の情報交換あり、多岐にわたり時間を忘れて語り合いました。
「え?もうこんな時間?あっという間だね~。」と時計を見て慌てて店を出ました。
沢山食べて、沢山笑って、あぁ、こんな時間を過ごせるなんて、私幸せ~。
またそんな友達が持てて、幸せ~!と実感の一日でした。
ありがとう!M野ちゃん。また行きましょうね!
禁断症状かな? 【2010/08/08】
新しい時代の音楽、不協和音の嵐…そういった曲を詰めて練習していると、
決まって同時並行的に私はモーツァルトやショパンなど、機能和声に基づいた曲を弾きたくなります。
不協和音の響き、変拍子の曲…そういったものに新鮮さを覚え、面白さを感じているけれど、
このような音楽を掘り下げて行けば行くほど、耳もかなり疲れてくるのです。
バランスを保とうと、無意識なうちにモーツァルトやショパンのような音楽を求めるのかもしれません。
近現代の曲とまでは行かなかったけれど、昔グラナドスの「ゴィエスカス」をリサイタルで取り上げた時も、
全くリサイタルと関係のないモーツァルトのソナタを弾いて癒されていた事を思い出しました。
「ゴイェスカス」は近現代の音楽ではないけれど、声部の多い曲で
声部が多いということは音も多いということ。
各声部の整理がついていない譜読み状態の頃は、どうしようもなくグチャグチャに聞こえる曲でした。
今回は第二次世界大戦中に作曲された曲ですから、紛れもなく近現代の音楽です。
不協和音、変拍子の嵐です。その面白さを表現しようと思ったら、弾き手自身がいつもそれを面白がって
新鮮さを感じながら演奏しなければと思います。
その為にも今後しばらくは、並行して古典のソナタやロマン派の曲にお世話になりそうです。
レッスンあれこれ 【2010/08/07】
学生時代を思い起こすと、ある時から人の演奏に対して、意見を求められる事が、ごく当たり前のことになりました。
「ある時」というのは、当時客員教授として赴任されていたトゥーシャ教授のクラスに入った時のこと。
試験前ともなると、先輩後輩関係なく感じた事を意見するのです。
最初の頃、下級生である自分が先輩の演奏に対して何か発言することさえ、ドキドキしました。
でも慣れてくると、ピアノを勉強する人達の集団であり、縁あって同じ師匠に師事する仲間、という感覚になってきました。
喧々諤々、本当に色んな意見が出て楽しかったなぁ。
ただ1つ大変だったことは、トゥーシャ先生にもわかるように日本人同士の私達の会話まで英語で話さなければならなかったこと。
それはさておきトゥーシャ先生は、意見をするからには真剣に人の演奏に耳を傾け、
感じる事を無言で教えて下さっていたのだと今になって思います。
それは指導をする立場になった今、とても活かされている。
昨日久しぶりに再会した同門の仲間達とも、その事をしみじみ語り合ったのでした。
お互いの演奏を聴き、意見をするという事は、自身の聴く耳も育てられると私は思います。
聴く耳が育てば、質の良い音楽をとりこもうと自身の音楽の質も向上するというもの。改めて向上したい気持ちが湧いてきます。
ラントシュ教授を囲んで 【2010/08/06】
ラントシュ教授マスタークラスの最終日。全部のレッスンが終わり、汐留のビアホールで先生を囲む会がありました。
私の恩師であるトゥーシャ教授の一番弟子で、現在リスト音楽院の教授です。
トゥーシャ教授が客員教授で大学にいらした頃、先生方の強いパイプでリスト音楽院に留学する人が増えました。
この会に出席すると、トゥーシャ門下の面々に再会する事が出来るのです。
懐かしい先輩、後輩、そして出身大学は違うけれど、ラントシュ教授繋がりで集まってこられる方々。
音大で教鞭をとる者、音楽専門書を出版する者、コンクール審査に飛びまわる者、それぞれの方面で活躍している面々。
ラントシュ教授を慕って、集まって来ると、自然と共通項が多いので話も盛り上がります。
他大学の先生と意見交換も出来て、有意義な一日となりました。
ラントシュ教授はトゥーシャ教授同様に、朗らかで楽しい事が大好きな先生。
何回もビールジョッキを片手に「乾杯!」とにこやかにご機嫌でした。
ラントシュ教授との別れ際、「トゥーシャ先生によろしく!」と伝え、銀座の交差点で手を振り合ってお別れしました。
豊作です! 【2010/08/05】
自宅のテラスの一角に、6月初めに菜園を作ってみました。
なす、きゅうり、ししとう、枝豆、ミニトマト、イタリアントマト、パプリカ…。
素人が思い立って始めた事なので、それほど収穫には期待していなかったのですが、
良い意味で期待を裏切ってくれまして、どれもこれも大豊作!
新鮮なきゅうり、ミニトマト、イタリアントマト、ししとうは毎日のように収穫。
朝夕の水撒きが欠かせませんが、同時に収穫タイムで楽しいったらないですわ!
さらに同時に蚊との闘い。虫よけスプレーを噴霧するも、敵はなかなか手ごわくて必ず2,3か所刺されます。
でもね、やめられない、とまらない…の世界。
なすとトマトとベーコンをオリーブオイルで炒めて、パスタにしました。既に植えてあったバジルを散らせば夏野菜のパスタの出来あがり!
無農薬のお野菜、しかも自家製…美味しくて幸せでした。
夏バテしないように、モリモリ食べて体力をつけなければね!
充実の1時間 【2010/08/04】
ラントシュ教授と5年ぶりの再会で、レッスンをしていただいた。
前回同様にまたもや、室内楽のピアノパートを…。
何か大きな本番がある時に、困った時のラントシュ教授頼みなのである。
かれこれ10年前のモスクワ音楽院での室内楽のレッスンの記憶をたどって
それだけでは不安で、4枚の手元にある音源を聴きかじり、
音色つくりを試行錯していたけれど
今日、ラントシュ教授からいただいたアドバイスにより、
霧が晴れて行くように、迷いが迷いでなくなり確信を持って方向性を定める事が出来た。
それほど大筋、大きなズレはなかったけれど、
それでも教授のレッスンを受けて、いただいた暗示によって
背中を押してもらったような気持ち。
11月に向けて、更に掘り下げ作業を頑張ります!
良かった~ぁ…そして明日は【2010/08/03】
昨日、話題にしていた発表会の会場抽選ですが、今日も張り切ってエントリーしました。
そして当選しました。良かった、良かった。
これにて万が一の為にキープしていた会場をキャンセルし、響きの良いホールでの発表会が開催できます。
会場が決まれば、あとは勝手知ったる仲間の先生方と毎年のあうんの呼吸で仕事を進めるだけです。
ほっとしたのもつかの間、明日はいよいよラントシュ教授のレッスンです!
このところ色々あって、落ち着いて練習出来なかったのでちょっと心配です。
だから普段からきちんとした練習が必要なんですよ…あぁ、自戒の念。
いつの間に?【2010/08/02】
先月末から色々あり、バタバタと過ごしていました。もう8月に入ってる…。いつの間に?
今日は春休みにいつも開催しているスプリングコンサートの会場予約のエントリーをして朝からソワソワ。
コンピュータ抽選の結果を聞くために、午後に電話。
事務の方が、ど~っても事務的に(当然ですよね)、「誠に残念ながら落選です。」と。
あっそう…。4月3日も候補日だから、また明日めげずに同じようにエントリーしますわよ!
本当、文化施設の予約をするのも熾烈な競争率を勝ち抜かなければならず大変です。
何とか響きの良いホールで生徒さん達に演奏させてあげたい!その一念で明日の抽選も頑張りますよ!
悲喜こもごも【2010/08/01】
前々から予定されていた高校の同窓会。
これは再会を喜び、楽しく談笑するひととき。
その同日夜、お世話になった恩師に最後のお別れをしてきました。
とても複雑な気持ちになりました。
でもね、もしかしたら皆が集まるこんな日にこんな巡り合わせになるなんて
いかにも先生らしいと思いました。
同窓会で主賓の私達の担任の先生も
同僚である、私達の亡き恩師を忍んで、色々な話が出ました。
先生との思い出、沢山あって同窓会の場でも色々なエピソードが出てきましたよ
アラカルトミサ【2010/07/31】
ミサとは、グループアラカルトの打ち合わせや練習で集まる事。
メンバーのI井君がいつの間にやら使っていたら、他のメンバーも気に入って
「次回のミサでは…」なんて普通に飛び交うようになりました。
今日はいつも仕事で遅刻常習犯の私が定刻に練習場に入ったので珍しがられましたね。
皆様、今夏休みですよ!附属音教仕事はお休みなのです。
簡単な打ち合わせをしてから、いざ練習!となるのが普段なのに
今日は打ち合わせの延長線上に人生相談コーナーに突入していまい、
これ、かなり私のせいでした。ごめんなさい、皆様!
人呼んで脱線の女王。
ロシア語のレッスンを受けに行っていたのに、音楽学者である先生といつの間にか
ロシア語そっちのけで音楽談義に花が咲いてしまい、緊急特集「今の日本音楽界とは!」のような
2人だけの勝手なるシンポジウムが展開されたり…かなり面白かったです。
私にしてみればロシア語も大事だけれど、学者として活躍していらっしゃる先生の見識を伺う事も大変なお勉強でした。
長いお付き合いで5人の兄弟姉妹のようなアラカルトメンバーの意見もとても貴重で有難いものでした。
でも練習の時間を奪ってしまって申し訳なかったな。
次回に向けてS石君が貸してくれたCDを聴いてよく勉強しておきますね。
歳廻り【2010/07/30】
昨晩遅くに仲間から恩師の急逝を告げるメールが届きました。
今月初めに病状は伺っていて、もう治療が出来ない状態と聞き、その1週間後にご自宅に戻られて静かに過ごしていらっしゃいました。
ご本人もご家族から告知されていて、静かに最後の時を過ごしていらっしゃると伺っていました。
先生には今までのお礼を沢山申し上げたい半分、お会いした途端、泣きだしてしまうかもしれない自分に
自信が持てず、この夏を無事に乗り切って頂けたら…と祈る気持ちでいました。
小規模な音大附属の高校で先生にみっちりお世話になり、
大学進学後もご縁あって、先生の指導する室内合唱団の伴奏をさせていただきました。
本当に沢山勉強をさせていただきました。一夜明けて、今日は同期の高校・大学時代の友人たちに連絡を入れました。
続々先生の死を悼むメールがひっきりなしに入ります。
いかに私達が先生の影響を受けて、そして卒業後も先生の事を慕っていたかがわかります。
先生の特徴ある呼びかけの声が、今も耳に残っています。私達、もうそんな歳廻りなんだね…と友人からのメール。
どうかどうか先生、安らかにお眠り下さい。最後のお別れに伺います。
じわりじわりと【2010/07/29】
レッスンを終えて一息ついて、パソコンを開くと秋の室内楽の夕べのマネージメント会社からメールが来ていました。
先週色見本の表とにらめっこして、ご一緒する先生方と候補色を3色ピックアップしたのです。
それを早速模擬的にチラシとして作成して下さったようです。
大まかに青、紫、緑のグループの数ある色から選びだしたのですが、並べてみるとどれも捨てがたいですね~。
また先生方と最終的にどの色にするか相談です。それにしても、こうして印刷物が形になってくると
ビリビリとした感覚が身体に走ります。暑いからといって、ぼや~んとしていられないです!
ショスタコの曲は弾けば弾くほど、怒り・深い悲しみ・苦悩というキーワードが頭をぐるぐる。
ピアノに向かっている時、知らず知らずにしかめっ面しているようです。
間違いなく本番でもステージ上で怖い顔して弾くことになりそうな…。
ユダヤの旋律が聴衆の皆様の耳に怪しく残るような演奏をしてみたい…。マニアックですね~。
チラシの決定稿が届きましたら、「告知」としてアップさせていただきます!
ショスタコも色々 【2010/07/28】
このところ知らず知らずのうちに体力が奪われているのか、幼稚園児のようにお昼寝をしてしまいました。
練習しなきゃいけないのに…ハッと目が覚めて大慌てでピアノへ。
丁度1週間後、私はレッスンを受ける日です。なかなかエンジンかからないので、
無理やり、CDをかけてその音に被せて演奏するという荒業に出ました。
どんな演奏を要求されても、ついて行けるように色々なタイプのショスタコに被せて練習を進めると…。
全4楽章からなるこのトリオの中で、一番快速テンポで演奏される2楽章のテンポが様々です。
ピアニストの名前を代表して挙げるならば、アルゲリッチとベレゾフスキーがかなり快速テンポです。
それぞれ2分59秒と、2分52秒ですものね。
これに対して、華やかさをアピールするところに重きをおかないけれど、
ショスタコの「深い悲しみ」「苦悩」「怒り」というテーマを敢然と表現しているリヒテルとレオンスカヤ両氏は
それぞれ3分25秒と3分20秒。なるほど…。演奏効果を重視するならアルゲリッチ、ベレゾフスキーらの快速テンポだし、
曲のテーマ、内容を重視すると派手さはないけれどソ連という国、鉄のカーテンで覆われた奥で活躍していた
リヒテルやレオンスカヤの演奏の方を、ショスタコーヴィチ自身がまだ存命であれば喜んだかもしれない。
いぶし銀の演奏なのです。そこで今度は私自身が演奏するという点でどうなんだろう、と思う。
巨匠リヒテル、レオンスカヤ女史のピアニストとして成熟した演奏家の真似ごとは到底できるわけがないし、
だからと言って、アルゲリッチやベレゾフスキーのような勢いあるテンポで終わってしまうのも
このトリオのテーマからすると違和感を覚えるのです。
結局のところ目標とするある程度のモデルを思い浮かべつつ、自分なりのテンポ、解釈というものを
作り上げて行く過程に時間を割かなければならないという事。
2楽章1つをとっても、これだけ考えさせられるのですから、本当に音楽って追及すればするほど奥が深いです。
今日は色々… 【2010/07/27】
今日は暑かったけれど、風が吹き抜けて爽やかな一日でした(私の行動エリアは)。
プライベートな話ですが、今日は長くお世話になっている歯科医院の3ヶ月毎の検診へ。
その後、今度の日曜日に開催される高校同窓会の恩師へのプレゼント買い物をメイン幹事から仰せつかり、
サブ幹事としては、「銀座に出るからお買い物しましょうか?」と言った手前、任務遂行するのみでした。
本当はね、一緒にお買い物しましょうか?というつもりだったのですが、「貴女のセンスに任せるわ~」と言われ
ま、いいっか。たまには皆様の為に貢献させていただきますよ!
というわけで、お店に入るまで何にも頭に浮かんでこなかったのだが、
ビビビ!っと来まして、革の小物(キーホルダー)にしました。
先生はたしか67歳になられるのですが、数年前に大病をされたので、お酒を連想させるものは却下。
今は元通り、元気に車通勤されているので、きっと役立つプレゼントになると思います。
あとは同窓会会場にお花が届くよう手配するのみです。プレゼント係=サブ幹事の役目となりました!
難航すると思われた恩師へのプレゼントがビビビッ!効果であっという間に決まり、ニンマリ。
お土産スイーツを買って帰る余裕も生まれました(単に自分が食べたかったのもあります。おほほ!)。
ビビビッ!の効力は買い物の時ばかり発揮されて、肝心の時に全く作動しないのが私の悩みでございます。
11月の演奏会の衣装もちょっとアイディア湧いてきました。このビビビッ!も衣装の事ですし…。
ショスタコーヴィチのピアノトリオは仲間の死を追悼して作曲されたものなので
黒を基調にビシッ!と決めたいのですが、黒って本当にちょっとしたことで表情が変わるので難しいです。
いいなぁ~、男性の演奏家の方は。衣装はある程度決まったスタイルですもの。
いけない、そんな事を言っては。女に生まれたからこそ衣装をどうしようか、あれこれ考えられる楽しみがあるのですよね!
発見の嵐 【2010/07/26】
同じ楽曲であっても、弾き手によって演奏がまるで違うのは今に始まった事ではないけれど、
やっぱり演奏する人の経験値で演奏は全く違うものになるのだなぁ…と今日は実感。
対象となった楽曲はギロックの「抒情的小曲集」の中の1つ。
「テクニックにある程度余裕を持って弾ける曲を勉強しましょうか」と選曲した末に、
I田さんが丁寧に弾くギロックは、何度かレッスンを繰り返すうちに表現に深みが出てきました。
その数日前に素晴らしいラフマニノフの演奏を聴かれて、知らず知らずのうちに良い刺激を受けていらしたようです。
和音の響きに広がりが出てきました。
バッハの平均律のプレリュードをコツコツと弾きためていらっしゃるT川さんは
譜読みが以前に比べて速くなっています。楽譜の無駄のない読み方が少しずつ身についていらしたようです。
ご自身は夢中で実感が湧かないそうですが、私はそう思いますよ!
ショパンのワルツの新曲を持ってきて下さったI藤さんは
常にご自身で課題を見つけて、コツコツとお勉強される努力家さんです。
「弾けば弾くほど難しい…。」とおっしゃっていましたが、テンポ設定にメリハリをつけることで
見事にその問題は解決しましたし、新曲のメロディーの歌い回しのヒントは
全て楽譜の隅々に書かれている細かな指示記号が基本で、そこからイマジネーションを広げていく作業が
音楽を勉強する醍醐味、最大の楽しみなのですよね。
それぞれのスタンスで、それぞれのピアノとの距離感でお勉強されている頼もしい生徒さん達のレッスン・リポートでした。
異常気象【2010/07/25】
そろそろ、ざぁ~っと雨が降ってほしいものですね。
私の住むエリアは見事に晴天続きでございます。
今日は午後から局地的に激しい雨…なんて予報もあって、すごく期待していたのに、まだ一滴も降っていません。
とうとう我が家の姫、メイもお散歩の催促をしなくなりました。外が殺人的に暑い事に気付いたのでしょう。
夜中エアコンをある時間になると停止するように設定しているのですが、
しばらくすると「暑い!」と耳元で小声で訴えてきます。決まって夜中の3時半頃に…。
リモコンをピッと押すと、満足そうに大人しくまた寝息をたてています。
困るのは同じエリアで局地的な豪雨が繰り返されて、土砂災害に遭ったり、川が氾濫したり。
人間の思うように入ってくれないのが自然。自然災害の前では人間は無力ですね。
各地の災害報道や、世界の異常気象を報じるニュースなど、耳にする度に
我々人間に対して地球から警告をされているような気がします。
無計画な森林伐採、便利さを追求するあまりの都市化などなど、自然を、地球を痛めつけていないでしょうか。
この調子で行ってしまうと、最初に水没すると言われているツバル諸島が沈んでしまうのも
早まってしまうのでは?そこで生活している人達はどうなるんだろう…。
遠い別の国のことではなく、やっぱり1人1人が我が事のように感じて行動する事が大切…と思ったりします。
お世話になっている先生の著書が!【2010/07/24】
ヤマハ銀座店の「音楽書売れ筋ランキング」で堂々の2位に!!
素晴らしいです。藤先生は日本で唯一のピアノ教室運営コンサルタント。
音楽家は世の中の動きや経済にも弱く…という印象が強く(はい、私自身認めます。)、
教室運営について真面目に考えた事もなかった私を開眼させホームページ作成のきっかけとなったのが、この
「成功するピアノ教室~生徒が集まる7つの法則」藤 拓弘著。
スバリそのまんまのタイトルに少々戸惑いつつ、Amazon.co.jpで購入しました。
藤先生のメルマガや「一万人のピアノ講師のつながるブログ」等、
ご多忙の中でも精力的に活動していらっしゃる藤先生の著書には説得力があります。
日本で初の教室運営コンサルタントという分野を確立されたという事もすごいと思います。
最初にその道を開拓し、形にして行くという、その実行力が素晴らしい。
藤先生のメルマガの購読者となり、「つながるブログ」に私が登録したのも当然の成り行きです。
ご多忙の中メールの返信もいただく等、仕事の出来る方の時間の使い方は凄いなぁ、と
いつもいつも感心しきりで、頭が下がります。
今日はお世話になっている先生の著書がランキング堂々2位という事で、嬉しくなった一日でした。
藤先生、おめでとうございます!
3兄弟妹のグループレッスン【2010/07/23】
末っ子のA子ちゃんのレッスンに2人のお兄ちゃん達も参加!夏休みならではの試みです。
いつも競争相手もなく、のほほんとマイペースなA子ちゃんに刺激を与えようと、A子ちゃんのお母さんと作戦決行。
自分達のお名前を使って、早速リズム遊びを始めました。
3人とも3文字名前だったので、3拍子のカウントに合わせて、大きな声で音程を付けて歌いました。
音程の高低に合わせて手拍子の位置も変えてみました。
リズムに変化をつけようと付点のリズムも使いました。
手拍子だけでなく机を叩いて、打楽器アンサンブルもやってみました。
あれやこれやと試していたら、あっという間の30分が経過。
おや?いつも30分経過する前に、眠くなってあくびをしてしまうA子ちゃんも今日は夢中です。
30分経過した後も、幼稚園で習いたての讃美歌を歌ってくれました。
お母さんと私でニンマリ。この作戦は効果ありましたね~。
夏休み中はあと1回くらい、お兄ちゃん達に協力してもらおうかな…とお母さん。
お兄ちゃん2人を引き連れてセンターに鎮座するA子ちゃんは、堂々とお姫様のようでした。(笑)
イリヤ・イーティン ピアノリサイタル 【2010/07/22】
圧巻!言葉にならない。しばらく話が出来ない。人間、感動しすぎるとそういう事ありませんか?
前半はシューベルトの幻想ソナタから厳かに始まりました。
冒頭の和音の得も言われぬ響き。今まで何度もこのソナタを聴いているけれど、この冒頭和音の響きで一気に惹き込まれました。
長大なソナタゆえに、残念ながら長いという印象だけを残す演奏も数限りなく聴いてきたけれど
イーティンの演奏は、長さを全く感じさせず、各楽章ごとの楽節の性格を存分に生かした
メリハリのある素晴らしい演奏だった。各声部のラインを的確につなぎ、その響きのバランスの妙に聴き惚れた。
嫌みのない歌い回しの中に、適度なアピール性もある。誠実なお人柄(と演奏を聴く限りでは思わされる)が滲み出るシューベルト。
後半はラフマニノフの前奏曲Op.3-2から始まり、Op.23より抜粋の5曲、Op.32より抜粋の6曲が演奏された。
ご本人は、実のところオール・ラフマニノフ プログラムを組みたかったそうだ。
こんなに素晴らしいラフマニノフ…私も抜粋でなく全曲聴いてみたかった。
なんでしたらもう一夜、追加公演で今回弾かれなかった前奏曲を弾いていただきたいと思うくらい。
イーティンの長身で細身の容姿、髪型…そう、雰囲気からしてもラフマニノフとだぶって見えるのだ。
イーティンがラフマニノフを弾くと、ラフマニノフ自身が即興演奏をしているかのように、身体の中から音楽が湧き出ているような感覚。
時に魂の叫びのような、胸をわしづかみにされるような強いメッセージ性。
ロシア人の奏でるロシアものは、持って生まれたDNAで叶わないなぁ…と改めて思う。
ラフマニノフの音楽は、どことなく瞳の奥で寂しさを持ち、楽しい時も静かに噛みしめるように微笑みをたたえる様なそんなニュアンス。
ロシア独特の精神性は、本当に本当に奥深い。
ロシア人の師匠から「ロシア音楽を勉強するには、
恵まれた日本という国に君が生まれてしまった事は邪魔な要素だな。」と言われた事が今も心に残る。
そんなぁ… 【2010/07/21】
自分がレッスンを受ける時、学生時代からの習慣で先生用の楽譜を用意する。
完璧に暗譜が出来ている場合は、自分の楽譜を先生にお渡ししてしまうけれど
ソロではなく、室内楽の楽曲となると本番ですら暗譜ではない。
本番の頃になると楽譜は譜面台に置いてあるだけで、ある程度頭に入っている状態が望ましい。
そうでなければ、曲の真髄まで到達できない気がする。
来月初めに予定されているラントシュ教授のレッスンでは、私の演奏設計図を示して
それに対してご意見をいただくつもりなので、当然自分用と先生用の楽譜が必要です(なぜか大威張り)。
ヤマハ銀座店楽譜係に楽譜の在庫があるか確認してみると、なんと!私の持っているシコルスキィ版の楽譜は現在ないという。
今から注文しても、届くのは1ヶ月先とのこと。間に合わない…。
明日、大学に行くから図書館で楽譜を借りよう…。演奏会前に図書館に寄ることに。
図書館閉館と演奏会開演の時間に微妙な空き時間が出来てしまうことになった。
相前後して、室内楽の演奏会でご一緒する先輩先生方から連絡入り、
チラシの色について相談することになった。空き時間がうまく埋まりました!
簡単に手に入ると思っていた楽譜が1ヶ月待ちという現実を知った時はへこみましたが、
空き時間をどう過ごすべきかと思っていたところに、先生方との相談の予定が入り、
するする~ぅっと良い展開になって良かった、良かった。
この暑さでは… 【2010/07/20】
エアコン使わずに汗だくになって練習…等と数日前に書いた事が懐かしいと思われるくらい
連日記録更新の暑さで、もうエアコンの力を借りなければ大変なことになります。
音を扱う仕事をしている以上、音の事でよそ様にご迷惑をおかけするわけにはいかないので、
当然窓は閉め切ります。なのでこう連日熱いとまさに蒸し風呂状態です。
熱中症にいつなってもおかしくないですもの。
私より、先日登場した我が家の姫であるメイの方が、エアコン温度設定にはうるさいです。
理由もなしに吠える子ではないので、吠えるとこの頃はたいてい「もっと設定温度を下げて」という指示だったりします。
設定温度を下げると、ちゃんと吠えるのをやめて満たされた顔をしてますから驚きです。
毛皮をまとっているわけですから、この暑さはいつになく堪えるのでしょう。
こうも暑いと、お散歩タイムもどんどん遅い時間にせざるを得ません。
今日はとっぷりと暮れかかった頃に散歩に行きましたが、このタイミングでお散歩しているワンちゃんが多かったです。
皆、考える事は同じですね。
私も、あっさり練習は修行等といって汗だくになってピアノに向かうのは早々諦めて
文明の利器の有難味を感じながら練習する事にします。
今日も熱帯夜のようです。皆様も体調管理に気をつけて下さいね。
熱い夏の始まりです 【2010/07/19】
今日から大学ではサマースクールが始まりました。
仕事を始めた駆け出しの頃、連続して7年に渡り、この行事に参加してレッスンを受けておりました。
そりゃもう、90分レッスンが11日間で3回巡ってくるのですから、遊んでなんていられませんでした。
夏休みに入った途端、どっぷり勉強モードでした。中3日で修正してその成果を聴いていただいくという緊張感。
公開レッスンあり、各国から招いた教授陣によるリサイタルなど、盛り沢山の内容です。
今回はこの関連で行われるリサイタルに行く予定で、今から楽しみにしています。
私は素晴らしい音楽にもっともっと触れていただきたいと常に思っています。
私自身、幼いころに素晴らしい音楽に触れ、髪の毛がそそり立つような感動を覚えて、
更に音楽の道への憧れを持った1人なので…。
生徒さんの中にも「行ってみたいです!」と言って下さった方が何人かいらして、嬉しく思いました。
出来るだけ多くの演奏会に足を運び、音楽を体感するうちに、色々な面で感じ取ることも多いはず。
9月にはバーバラ・ボニーさんが声楽の特別公開レッスンをされます。
世界中の舞台で現役歌手としてご活躍の彼女がレッスン?!ピアノ科出身の私ですら興味津津です。
自分の専攻、分野に関係なく一流の方の演奏を聴いたり、レッスンを聴講する事をお薦めします。
そこからどんどん世界が広がり、自分の専門分野にも生かすことが出来る事に気が付きます。
学生の頃からこんな調子であらゆる分野の演奏会や公開レッスンを聴いていたので、
世界的なプリマのカーティア・リッチャレッリ氏のサインをちゃっかり(しかもピアノの楽譜に!)いただき、
翌日見せびらかし、声楽専攻の学友から嫉妬されたことを今も思い出します(笑)。
他にも楽しみな催しがたくさんあるので、たくさん勉強したいと思っています。
今回話題の演奏会などの詳細は下記のサイトの「コンサート・イベント情報」→演奏会・公開講座情報→インターナショナル・サマースクール コンサート・公開講座・セミナーをご覧ください。
http://www.musashino-music.ac.jp/
弾き貯め命! 【2010/07/18】
今朝のニュースで梅雨明け宣言があったようですね。
陽射しの強さが半端でなく、夏本番といった感じです。
近所の夏祭りも昨日・今日と晴天続きで人が集まったのではないでしょうか。
私は…と言えば、普段の練習不足を解消すべく、学生時代からお得意の「弾き貯め」をものすごく集中して行いました。
今ある程度の形にしておかなければ、8月のラントシュ教授のレッスンで大変なことになりそうですもの。
学生時代は文武両道を理想としていたので、サークル活動(週2回バドミントンで汗をかいてました)をしつつ
成績もとりたい。でも練習している姿を人に見せたくない。人一倍熱心にシャトルを追いかける。
そんな生活を送り、選抜の演奏会に出演した時、後輩から「先輩、いつ練習してるんですか?」
と聞かれて、心の中でにんまりしていたのでした。
人一倍学生生活を謳歌しているフリして、週末はピアノに没頭する。そんな生活を送ってバランスをとっていたのです。
そんな習慣が卒業して社会人になった今も抜けていないようです。
そして「弾き貯め」を今もなお大切にしています。これがなかったら本当に練習しない人になってしまいますから。
でも、いつもいつもヒヤヒヤしているのです。いつまでもこんなやり方通用しないかな…と。
私の仕事はピアノを教えたり、演奏する事なのだから別に練習している姿を全面に出して良いわけですもの。
演奏の場では、普段の練習の苦しさの欠片を微塵も見せないことが大事だと思っているので、
その練習の存在を感じさせない事がある種の美学のようにとらえてしまっているのかもしれません。
今日はわざとエアコン付けずに汗だくになってピアノに向かいました。私にとって練習は修行そのもの。
いよいよ夏休み! 【2010/07/17】
本日の勤務を終えて、夏休みに入ります。3連休の入りの今日が夏休み前最後の附属音教でのレッスンでした。
8月の末日まで、土曜日が人並みに休日となります。週末2連休がとても有難く感じます。
とはいえ、生徒さん1人1人には「音教でのレッスンはお休みでも練習はしておいてね。」と念押し。
お休み明けの9月の最終週には練習曲のテストがあるのです。
夏休み中もペースを変えずに各々練習をしてくれれば、まず大丈夫。
ただ週1のレッスンでちょっとした感違い等は指摘出来る事も、しばらくレッスンがないと
気がつかないままに勘違いをして、間違ったままの練習を繰り返してしまうという危険性もあります。
本当にこの方法でいいの?合ってますか?…そんな時は不安なまま練習しないで、連絡して下さいね。
先生もその方がず~っと安心です。9月になって、間違ったままの練習の癖がなかなか抜けなくて、
修正することに大幅に時間がとられてテストを迎えてしまうのは、もったいないから。
私もみんなに負けないように、頑張って練習しますよ!
そして今日もご一緒したアラカルトのメンバーの皆さま、今日も私の初見大会にお付き合いいただき、
失礼致しました。テンポ指示を下さったS石くん、まだ製本すらしていない楽譜をめくって下さったK屋さん、Y川さん、
有難うございました。いつも練習場を提供して下さるI井くん、有難うございました。
次回の練習もよろしくお願いします。夏休みは腰を据えて室内楽もオペラも楽譜とにらめっこする時間にします。
生徒さんと共に、課題にとりくむ夏休みです!
社交家すぎて笑えます! 【2010/07/16】
我が家にはミニチュアダックスのメイという9歳の女の子がいます。
人間の年齢に当てはめると52歳というから、もう少し大人びていてもいいのに
どうも我が家では、末っ子でお姫様ポジション。それでも自分より幼い犬にはお姉さん顔。
不思議ですね。犬同士でわかるのかな。子犬にじゃれられても悠然とお姉さん顔。
メイは頼みもしないのに子犬の頃から、レッスンにいらっしゃる生徒さん達のピンポーンに反応して、
自分のゲストを迎えるように張り切ってお出迎え。早くお会いしたいらしく、ドアを開けて~と
元気よく吠える。「ダックスは番犬にはならない」と何かに書いてあったけど、メイは例外のよう。
ドアを開けて一目散に生徒さんに駆け寄る。「今日はあなたなのね!」とでも言ってるかのように
ひとしきりご挨拶が終わると、自分からそそくさとリビングへ戻る。
それから生徒さんと私はレッスン室にこもるのだけど、日によってメイがあっさりとリビングに戻る時は
生徒さんの方が「もうメイちゃん、行っちゃうの?」と拍子抜け。
連続で休憩なしに生徒さんを迎える時、レッスン室で直接生徒さんをお迎えする。
メイはピンポーンに反応してご挨拶をしたがり吠えているけれど、
さすがにそこまで私も付き合えないので、生徒さんにもそのままレッスン室に入っていただく。
その時は諦めて静かになるけれど、レッスンが終わるのを待ち構えていて、部屋から出てくると
待ち構えていたかのように、「ご挨拶させて~」と吠えてアピール。
ドアを開けると一目散で駆け寄り、生徒さんに「お疲れ様~」と言ってるかのようにまとわりつく。
誰も教えていないのに、ご挨拶することを楽しみにしている様子。
散歩に行くとメイにとってはご挨拶天国。相手のわんちゃんの大きさなんてお構いなしで
自分からご挨拶。誰に似たのかしら…。
ショパン… 【2010/07/15】
ピアノを習い始めて、ショパンの曲を先生からもらえるようになると、
生徒さんたちは、ようやくここまで来た~という気持ちになるらしい。
大人の生徒さん達からも絶大な人気を誇っているショパン。
ショパンの曲が弾けるようになりたい!という希望を持って入門される方も多い。
耳馴染みもあり、音数も比較的にシンプルだから、ちょっと手を伸ばせば届くかな?
そんな気持ち、わからないでもないです。
実際ショパンに挑戦してみると、音の数が少ないシンプルさゆえに難しい事に気付く。
ショパンの特徴でもある単旋律のメロディーゆえに、歌い方(テンポの揺らし方)がものを言う。
それと同時にシンプルな単旋律のメロディーゆえに、音の美しさも要求される。
しっとりとした曲ほど、子供達がショパンを弾いても絵にならない理由はここにある。
そして分別ある大人の生徒さんほど、この難しさに直面する。
ショパン独特のカンタービレ(歌うように)奏法は、ピアノを弾いていながらにして、呼吸も重要。
ショパンの音楽に息づかいを無視して弾いて絵になる作品は一つもないのだ。
こうして改めて考えてみると、とても難しく感じるかもしれないけれど
ショパンは、実際メロディーを自分の声で歌ってみると呼吸感が掴めると思う。
そう、ショパンの小品はなかなか手ごわいけれど、シンプルゆえにシンプルな方法のコツをつかむと
ショパンの方から、歩み寄って来てくれるような感覚もある。
ショパンの曲を勉強する時は、じっくりと、あのナイーヴなショパンさんと付き合ってみる事をお勧めします(笑)。
ちょっと手荒な打鍵をすると「なんて音、出すんだい。僕の曲はそんな音で弾かないでくれよ。」
そんな言葉が聞こえてきそうですね。ふふふ。
追い込みかけないと… 【2010/07/14】
どうも私は昔から、お尻に火がつかないと真剣にならないタイプで…。
11月のショスタコのピアノトリオの本番に向けて、未だにのらりくらり。
ちょっとエンジンかかるのが、いつになく遅い気がする。
そんなわけで、ハンガリーの恩師トゥーシャ教授の一番弟子でいらっしゃる
ラントシュ教授のレッスンを8月初めに受けさせていただく事になった。
5年前にもブラームスのピアノクインテットをレッスンしていただいたけれど
その時はピアノ以外のパート(弦楽の4声となる)の全てを見事なスコアリーディングで
隣のピアノで演奏して下さった!教授の頭の中はいったいどうなっているのだろう…と
その音楽的能力の高さに脱帽し、さすが芸術大国ハンガリー!と恐れおののいた。
今度は近現代の大家ショスタコーヴィチの傑作だから、
当然ラントシュ教授の頭の中に弦のパートの音が鳴り響いていることでしょう。
おそらく弦のパートを見事に演奏して下さると思いますが、ピアノパート中心のレッスンなので
聴講される方々には、少々わかりにくいかもしれませんね。
でも今の私は、とにかくラントシュ教授から貴重なご意見をいただき、
それを自分の音楽に取り込み、咀嚼し、そして自分の音楽の形にする作業の第一歩。
その土台を作り上げて、弦の先生方との合わせの時には、自分のスタイルを明確に示して
トリオとしての形にしていく作業が待ち受けています。
いかに日頃の勉強が大切か…なんて当たり前すぎるのですが、日頃からある程度の事が出来ている人は
大騒ぎせずとも、日常の延長線上で、事もなげにこれらの事もやってしまうのでしょうね。
私の場合は1つ1つ、最高の物に近づけるための地道な努力が必要と思っています。
そんなわけで、ラントシュ教授のレッスンがより有意義なものになるよう、
今出来る事は、きちんと良い状態でレッスンを受けられるよう準備すること。
1分でも、10分でも長くピアノに向かえるようにしなければ!
思い立ったら吉日 【2010/07/13】
人の意見に耳を傾けるのはとても大事なことだと思います。
私、どちらかというと好き嫌いが昔からはっきりしている方かもしれないです。
それは音楽やピアニストの好みだけでなく、ファッションにおいても。
服を選ぶ時も、迷いなくパッと手にとって決めてしまう。
好きな傾向がはっきりしてるから選ぶ時に迷わないのかもしれないけど、すっきりシンプルで機能的な服が多いのです。
キャリア風スーツとまで行かなくても、ワンピースでもすっきりしたシルエットが好き。
そう、カッコイイ服の方に目を奪われ、気がつけば試着してます。
ある人が言いました。「女らしいシルエットで綺麗な色のもの、柔らかいイメージにも挑戦してみたら?」
今までの私の辞書にない言葉です。「具体的にどんな?」
薄くて綺麗な色、例えばピンクとか…。
ピピピピ・ピンク~!?有り得ない、嘘でしょ?無理無理。
自分で似合わないと思いこんでるだけで、試してみないのはダメ!
そんな叱咤激励を受けて新境地を目指して、いざ買い物へ!
近場でなく御殿場のアウトレットに高速道路を飛ばして行ってきました。
良質ブランドの物がセール中で、とても良いお買い物が出来ました。
それにしても自分の辞書になかったコンセプトの服を選ぶ事がこんなに難しいとは…。
最初に案内所に行き、受付の方に尋ねました。「綺麗な色のもの、フェミニンな雰囲気の服があるお店は?」
なんて合理的なんでしょう。アウトレットは何せ広いので無駄に歩きたくなかったのです。
受付の方は全てのブランドの傾向が頭に入っているようで、マーカーで地図に印まで付けてくれました!
感心です。こういうプロ意識、大好きです。
くまなくお店を廻り吟味して、何とかミッション達成しました。
お店のスタッフさんに「今まで私、こういうのトライしたことないんです。大丈夫ですか?」
試着室から出てきて聞くと、意外にも「お似合いですよ~。私個人としてはブルーよりピンクの方が。」
という言葉。ブルーの服に私の心はなびいていたけれど、ここは人の意見を取り入れてみよう。
そう、私にとって初挑戦のピピピピ・ピンク~!の方を買いました。
大真面目な研修 【2010/07/12】
我々の世界は特殊で、一度レッスン室にこもってしまうと
他のレッスン室でどんなレッスンが展開されているのか全くわからないのです。
そんなわけで皆で情報を共有して、意見交換をするという試みなのです。
ピアノ科代表の先生は、冒頭にエリザベート王妃国際音コンのピアノ部門優勝者の演奏をDVDでご披露下さり、
ロシア出身の若手男性ピアニストの瑞々しいハイドンのソナタが
並みいるファイナリスト達の弾くロマン派、近現代の難曲よりも映えて新鮮だったこと、
その冒頭の16分音符の音の美しさで彼の優勝を確信したほどの圧勝…という話から、
彼がどんなバックグラウンドを持っているのかという話に及んだ。
国民性もあるのだろうけど、日本人は良くも悪くも几帳面で、真面目。だけどバックグラウンドが狭い印象はぬぐえない。
子供の頃に将来性を感じさせたとて、どうも出し尽くしてしまって先細りの才能…という感は否めない。
我々は純粋無垢な子供たちを指導する時に、大人の視点であれこれと言ってはいないか?
子供の視点を理解して、そこから世界を広げて行く指導が大切で、
ピアノのレッスンだからといって、ピアノだけの付き合いでなく、
子供の一番得意とする分野の話に目を配り、それを認める事によって
その子供の新しい可能性を見つけられるのでは?という提案だった。
声楽科代表の先生は、人体の図の資料を使って、生身の体が楽器というところから掘り下げるものだった。
驚いたのは声を発する事でも倍音が作れる事。
まるでモンゴルの遊牧民の独特の歌のようだった。
私の心に残ったのは、五感が優れている幼児の時のレッスンこそが、
後々の子供の音楽発達の上でとても重要だということ。
感性豊かな子供ほど、規制にとらわれず、自由な発想を大切に私もレッスンを進めていきたいと思っている。
多摩音楽教室サマーコンサート無事終了! 【2010/07/11】
無事にサマーコンサートを終える事が出来ました。
会場のシューベルトホールに沢山のお客様にお出でいただき有難うございました。
小さな可愛らしい幼稚園生のピアノ独奏から始まり、ヴァイオリン独奏、チェロ独奏、
バリトン独唱等々内容も盛り沢山。トリは高2のピアノ独奏でした。
今回ソロで出演の生徒さんたちは、3月のグルコンでの成績優秀者の皆さんです。
皆さん立派で、堂々とした良い演奏を聴かせてくれました。
最後は恒例の「夏の思い出」を弦合奏の伴奏で、ステージ上に教室の生徒さん一同と先生達、、
そして客席の皆様も一緒に、歌いました。
夏休みまで、あと1回普段通りレッスンや授業があります。
夏休みの課題を、今度のレッスンまでに練っておかなければいけません。
9月の前期試験では練習曲に加えて、上級生はバッハの作品も仕上げなければなりません。
夏休みの過ごし方が、とっても大切です。頑張ってほしいですね~。
グループアラカルト 【2010/07/10】
今日は仕事帰りに、グループアラカルトの練習がありました。
私以外の仲間4人は全員声楽家。
ソプラノはレッジェーロとリリコのお2方。
そしてテノール、バリトンのお2方。
目下の我々のミッションは無事に希望している会場をおさえる事。
これがなかなかの競争率で毎年ヒヤヒヤしながらのエントリー。
先月申込分の抽選でメンバーの私を入れて5人のうち、3人で総力挙げて申し込んだのに
残念ながら玉砕。神様から見放されてる~とぼやきつつも
違う違う!これは神様が与えてくれた時間だよ、とも。
毎年本番前1ヶ月を切ると、あと1ヶ月いや、もう2週間でも欲しい!なんて思う。
よく考えてみて!今回のプログラムもなかなか重量感ありますよ。
そんなわけで今月分の会場抽選申込をしつつ、練習開始。
4人の歌い手さん達は、歌詞をあてて歌う人もあり、ドレミの階名で歌う人もあり、
それでも前回約束した個所は何とか歌いきった。
その間私は瞬きする間も惜しみながら、楽譜を凝視してピアノに向かう。
1人が「このテンポで本番も行くの?」と聞くと「まさかぁ~、もっと速いよね。」という答え。
「何よ、それ。じゃぁ、感覚掴みたいから、本番のテンポでやってみる?」
「やってみよう!」と誰もが積極的。この中で誰か1人でも「今の段階では丁寧にゆっくりやりましょう」なんて
言う人がいると、テンション下がってしまうんでしょうね。
そう、このメンバーは全体にアニマーレな人間の集まりなのです。
それは血液型が物語っています。O型2人、B型2人、AB型1人…。ほら、真面目とされるA型がいない…。
虫の知らせ? 【2010/07/09】
ずっと長きに渡って歯の治療を受けていた。
子供の頃、散々歯医者さん通いをしていて、うんざりしていたので
成人して、歯科検診なるものがなくなったのを良い事に
口の中はコンプレックスもあり、誰にも見せたくな~い!と決め込んでいた。
数年ぶりに会った学生時代の友人から一言、「歯並び、治そうよ。一緒に。」
私のコンプレックスは、その歯並びだった。
3年間ワイヤーのお世話になり、治療にあたった。
苦労の甲斐あり、きちんと治してもらった。
先生をはじめスタッフの皆様に、私はその時何と言ったか。
人の何倍も苦労して治したので、きちんと定期健診も受けなきゃ!
だのに私ときたら、一身上の都合で、定期健診の時期を知らせるハガキが来ていたのに、
そのまま連絡もせずに、月日が流れてしまっていた。
そこへ知り合いの方から、噛み合わせが悪くて…と相談を受けた。
真っ先にお世話になった先生を紹介しようと思った。
問い合わせをする時は、私の名前を出していただいて大丈夫ですから。
そこまで言って、あれれれれ…私自身がお世話になった先生のところに失礼をしちゃっている現実に戻った。
今からでも失礼をお詫びして、自分も定期健診の予約を入れなければと思った。
先生に不義理をしている事が、とても気になっていたけれど、
知り合いの問い合わせがきっかけとなって…。
神様はちゃんと、こういう信号を送ってくれるんですね。
こういう意味なんだな…そんな風に思うアンテナを鈍らせてはいけないと思った。
名のあるピアニスト、お二方 【2010/07/08】
昨晩、2人のピアニストの演奏を耳に(目に)していた。
1人はDVDに録画しておいたショパン。
もう1人は探偵扮するレギュラー陣が、依頼人の持ち込む楽曲にスポットをあて、問題解決をしていくという番組で演奏されたドビュッシー。
ショパンは生誕100周年記念の特集番組での演奏で、あらゆるジャンルに渡って演奏されていたけれど、
最初のマズルカのみ好印象を与えたのみで、スケルツォ、ワルツ、ノクターン、ポロネーズ、バルカローレ、子守唄等々、
どれもこれも、本当によく弾き込まれているけれど、装飾音の歌い方1つをとっても味気なく、とても残念な印象を持った。
彼はショパンコンクール入賞で一躍脚光を浴び、今もなおショパン弾きとして注目されるピアニスト。
入賞したのが多分20年近くも前。当時の若さでの演奏というなら納得できるけれど、
あれから20年近く経ったのに、まだコンクール弾きが抜けていない。
アルペジオによる伴奏も耳障りに感じられる。
確か某音大でレッスンもしているはず。おそらく学生がこんな演奏をしたら、真っ先に注意している立場の人だと思うのに。
転じてもう1人のドビュッシーの演奏は文句なしに素晴らしかった。
前述のピアニストとは年代的に15年くらいは年配だろうと思われるけれど
透明感あふれる音色と嫌みのない音楽運び。ドビュッシー独特のたゆたうような動き。
ショパンとドビュッシーを比べるのは無茶かもしれないけれど、鍵盤際のコントロール、ぺダリング等絶妙なのだ。
耳の良さが物を言う世界だけれど、その中でも際だって耳の良い演奏家だという事がよくわかる。
彼と室内楽で共演したがる演奏家が多いのもうなずける。まさに音の職人!
神嶽山神苑 【2010/07/07】
寒川神社の一角にある、かんたけやましんえん。
五文字の漢字のうち、「神」という字が二つも入っている!
そんな余計な事はどうでも良いけれど、寒川神社で久しぶりに御祈祷を受けた。
車は大切な生活上のアイテムだけれど、一月前に何と家族が追突事故に遭ってしまった。
事故に遭ってしまった家族の愛車は、かなり年期が入っている事もあり、
これを期に私の車が、家族の車となった。
事故に巻き込まれた方であるにも関わらず、家族の心的ストレスがしばらく続き、
車の運転をする事さえ、以前に比べて怖くなったと家族は言った。
では今度から新たに運転する車も、お祓いを受けておけば万全。
そんなわけで車の交通安全と、家族の厄払いの祈祷に行った。
御祈祷いただき、その後に立ち寄った神苑は緑が美しく、心が浄化されるような気持ち。
神苑の美しい風景が、何よりの癒しになった気がする。
やる気って大切 【2010/07/06】
今日はある分野で成功している同世代の女社長さんとお会いした。
会社を自身で経営されているだけあって、1つ違いとは思えないくらいしっかりしていらっしゃるけれど
決して近寄りがたい方ではなく、気さくで本当に女性としても美しく素敵な方なのだ。
彼女と話をしているだけで、パワーがもらえる。
私自身、難しい問題が山積しているけれど、彼女と話していると何とかなりそうだ!と思えてくるから不思議。
私から見ると、何もかも満たされているように思える彼女でも、普通に自分の将来に対する不安を率直にお話下さるから
意外な印象も受けるけれど、そんな自然体なところが彼女の魅力なのだと思った。
偉ぶらず一見普通の人…という印象を相手に与えておきながら
実はすごい人。そんな人…男女問わず、すごくかっこいいと思う。
あぁ~「実るほど、頭を垂れる稲穂かな」。今は亡き祖母がよく言っていた。
そんな素敵な人に憧れる。そして今日はその言葉を改めて思い出させてくれた
素敵な女社長さんに会えて嬉しかった。
勉強家 【2010/07/05】
このところ、夕方になるとスコールのように短時間でバケツをひっくり返すような雨が降る。
今日の生徒さんは、一番雨が激しい時にいらした。
電車とバスを乗り継いで、1時間以上かけて通ってきて下さる大人の生徒さん。
レッスンを始める準備をしながら、近々予定されている演奏会の宣伝をさせていただいた。
普段から関心高く勉強家の生徒さんは、いくつかの演奏会に行った時の感想をお聞かせ下さった。
普段あまり取り上げられることのない独創的なプログラムで編成された演奏会だったり、
CDで聴いて感銘を受けたアーティストの演奏をライヴで聴いてみたら印象が違った…等々。
そんなご意見を伺いながら、私も大いに刺激を受ける。
「素人の感じ方なので、先生がお聴きになったらもっと違う事を感じられるかも。」
そんな風に遠慮がちにおっしゃる生徒さんだけれど、
変に知識があるから、素直に感じる事が出来なくなってしまっている職業病ということだってある。
率直に感じる事こそが大切で、そんな感性を大切に持ち続けていただきたい。
そして活発に意見交換をしていきたいと思う。
そのような方々がこれからの日本の音楽界の大切な、大切な御意見番であり、
支えて下さる大切な応援団なのだから。
また素敵な演奏会に行かれたら、色々お話下さいね!
デヴィッド・コレヴァー 【2010/07/04】
本日は朝10時から、所属する音大ピアノ科の先生方の結成している研究会に出席。
年2回研究会があるが、このところ素晴らしい指導力は勿論のこと、演奏も素晴らしい俊英のピアニストが招かれていて、
本当に有難いと思っている。デヴィッド・コレヴァー氏はジュリアード音楽院博士課程修了で、
ピアノだけでなく作曲も学び、自作の作品の他、バッハから現代曲まで幅広いレパートリーを持つ。
今日は「リストの巡礼の年・スイス その本質とロマン性について」というテーマで
講義と氏自身の演奏が展開された。資料として配布されたものの中に、演奏会チラシが…。
なんと今日の夜、みなとみらいホールにて、ヴァイオリニストの漆原啓子さんとデュオ・リサイタルがあるではないか!
本番の日って余計な事を極力したくないし、誰とも話したくない、集中したいと思うのではないかしら?
コレヴァー氏にとって、演奏会のステージに立つ事は、食事をするくらいの日常の一部ということ?
あまりにも自然体なお人柄と、その引出しの収納力のすごさに圧倒されるような気持ち。
しかも今夜のみなとみらいでの演奏会は、ソロも弾かれるが、プログラムはリストではなくドビュッシーの名曲が並んでいる。
講義の後、リストの巡礼の年・スイス全曲を、本当に自然な流れで弾き紡いでいく。
リストの音楽に寄り添うように、スイスの景色が目を閉じると見えてくるような、清涼感溢れる美音。
「嵐」や「オーベルマンの谷」のような力技を要する曲においても、
重厚でありながら、決して重たくならず、流れがある。テクニックは言うことなしだけれど、
決してアクロバティックに走るわけでなく、思慮深く素晴らしい内容なのである。
また素晴らしいピアニストの存在を知る事が出来た!機会があれば是非、レッスンしていただきたいと思ってしまう。
素晴らしいリストの演奏に引きずられて、他のレパートリーの演奏にも興味がわく。
氏のCDを早速手にしてしっかりサインをいただき、少しだけお話する事が出来た。
今頃みなとみらいでのデュオリサイタルも無事に終えられ、きっと会場の聴衆にも感動を与えられた事と思う。
そして私は今、手に入れたばかりのラヴェルの「夜のガスパール」を聴き、幸福感に包まれている。
子供たちは忙しい 【2010/07/03】
今の子供たちは本当に忙しい。塾も含めて週に一日がオフだという子供もいるらしい。
私が子供だったウン十年前は、習い事は1つか多くて2つくらいだった。
ところが今は一人っ子のお子さんが多く、しかも昔と比べて習い事も多様になってきているので、
その大切なお子さんに、様々な分野の習い事をさせてみて、
何が一番本人に合っているのか、見極めてから一本化しようという考えが主流のようだ。
その気持ち、わからないでもない。
でもそれゆえに色々な世界を知りすぎて、最終的に自分に何が合っているのかわからなくなって
どの道に進むかを選ぶことが出来なくなっている子供も多い。
器用貧乏という言葉もあるでしょう?虻蜂取らずという言葉もあるでしょう?
音楽、ピアノの勉強は、じっくり長いスパンで学ぶものだから、
そんなにすぐに結果が出るものではない。大器晩成型の子供は長く1つの事を勉強して、
見事にさなぎが蝶になるような変身を遂げることだってあるのだ。
だから気長に見守って欲しいと思う。何事もスピード化している現代において、
子供達ですら、すぐに結果が出ないと焦っている事もある。
「何でもかんでも、すぐに出来ちゃうなんてつまらないじゃない。」と私は言う。
すぐに出来ない事だから努力する。努力して出来た事だから達成感を味わえる。
じっくり根気よく勉強することって、とても大切なことだと思うから。
その経験がきっとその後の人生を豊なものにしてくれるのではないかな。
身体が資本 【2010/07/02】
何事も本腰入れて取り組もうとする時、頑強な身体であるか否かは後々大きな差になってくると思う。
ピアニストも肉体労働。身体全体を使って演奏するから、首、肩、背中、太ももの後ろの筋肉だって使う。
本番の翌日は、普段の練習と明らかに違う、緊張感が持続する空間に身を置くからか、
背中の筋肉が悲鳴をあげて、起き上がれない事が多い。
デビューリサイタルを開いた、かれこれ10年以上前のこと。故郷の京都での公演5日後に東京公演をした。
貴重な中4日のうちの1日を、いつものように起き上がれず棒に振るわけに行かない。
そこで京都での公演が終了した日の夜、家族の手を借りて、背中全面に湿布を貼りまくってもらった(笑)。
本当…人様にはとても見せられる姿ではなかったけど。
効果抜群で、翌日伏せることなく、東京公演に向けての調整に努める事ができた。
後にも先にも、そこまで本番終了後、メンテをきちんとした事がない。
中4日で本番を迎えるという状況が、それ以降ないからかしら。
リサイタル終了して、中1日しかなくて、モスクワに向けてコンクールに出発した時でさえ、
飛行機が離陸する前から爆睡して、あっという間の10時間のフライトを経て、
演奏順番を決める抽選を運頼みにして、何とか1週間の時間を得た。
絶対に私が1番を引き当てないという確証もないのに、よくもまぁ…と今だからこの怖さ知らずを恐ろしくも思う。
確実に言えるのは、デビューリサイタルの頃、そしてコンクールに挑戦していた頃の自分に比べて、
間違いなく体力は落ちているということを自覚しなくてはならない事。
無駄のない、頭脳的な、質の高い練習をいつも心がけなければ、と思っている。
ケマル・ゲキチ ピアノリサイタル 【2010/07/01】
今年度第4回目の我が校の公開講座シリーズ。ゲキチ独自の音楽が見もの。
プログラムはベートーヴェン=リスト 交響曲第5番「運命」より、ブラームス 3つの間奏曲Op.117、
ベルリオーズ=リスト 幻想交響曲より「断頭台への行進」「サバトの夜の夢」
休憩をはさんで、フランク 前奏曲、コラールとフーガ、プロコフィエフ ピアノソナタ第7番。
前半プログラムでもわかるように、管弦楽曲のリストによる編曲版を取り上げ、その間にブラームスの内的な世界を表現するという狙い。
後半はようやく正統派のプログラミングという印象を受けたけれど、
ゲキチの世界が始まると、正統派も何もザ・ゲキチ!といった印象。
彼の音楽には、誰も試みていない事、独自の世界を構築したいという欲求が感じられる。
和音をガシッと掴み、分厚い響きで弾ききる。
少し極端かと思えるテンポの配置。おそらく演奏効果を最大限に考えての事か…。
それにしてもブラームスはあまりにも瞑想的で、テンポが過剰に遅かったようにも感じる。
これもその後にくる幻想交響曲との対比を演出するものなのか?
後半のフランクでも独特の世界が展開された。前奏曲のトッカータの動きが、メロディーラインに対して効果音的に扱っていた。
こんなフランク、聴いた事がない。
プロコはゲキチの音楽に一番、違和感なくフィットしているように感じられた。
1楽章こそ、独特のテンポの減速、揺らしがあったけれど、
2,3楽章に関しては、他のプログラムに比べると、予想の範囲内の演奏で、なぜかほっとした。
不思議なものだ。音楽的要素からすれば、特に3楽章はほっとするようなキャラクターではないのに。
アンコールは全てショパンで、スケルツィ第1番、革命のエチュード、英雄ポロネーズ。
全て、ゲキチ・ワールド全開。
かつてショパンコンクールで審査員の意見が分かれ、本選まで残れなかったという逸話を持つだけある。奔放なショパン。
ショパンに聞いてみたい。この演奏、どう思いますか?
お久しぶり!【2010/06/30】
4月から幼稚園に通うようになったA子ちゃん。
環境の変化を考えて、幼稚園に慣れてからレッスン再開しましょうね、とお約束していた。
今日は久しぶりの復帰の日でした。
久しぶりの言葉遊び、手を叩いてリズム練習…しばらくぶりで忘れちゃったよね(私も!)
めいっぱい幼稚園で頑張って、お家に帰って来てからもお友達と遊ぶのに忙しいのよね。
くたくたで、じっとしてると眠くなっちゃうのよね。
でも前よりとってもハキハキお話が出来るようになったし、
お歌も上手に歌ってくれました!
そして「コチョコチョの歌」も作って、振付もやってみましたね。
次のレッスンでは、どんな歌が出来るかな。楽しみ~!
史上初の快挙に向けて【2010/06/29】
日本時間の23時キックオフのパラグアイ戦まで、あと4時間足らず。
選手たちは今頃、どんな心境で準備しているのかしら。
自分の世界に置き換えると、本番直前のリハーサルの頃。
無我夢中で、会場設置のピアノとひたすら友達になろうと歩み寄っている頃。
そんな孤独な作業に比べて、サッカーは一緒に戦う仲間がいる。
ファインセーブをしたり、ゴールを決めると、抱き合って喜びを共にする仲間がいる。
試合前のドキドキ感と本番前のドキドキ感。
仲間の存在を羨ましく思う私が、室内楽や声楽家の仲間たちと共演することに
特に喜びを感じるのは自然な事だと再認識。
でもソロの分野を決して軽視してはいません…奥が深い音楽の世界。
イマジネーション豊かに【2010/06/28】
生徒さんの感性の豊さに感心する事が多々ある。
1つの曲と向き合った時に「ある部分のここが、まるで○○のようで…。」
それを聞いた私は、その素晴らしい感性と表現力になるほど…と思わされる。
言葉の表現力の豊かな人は、心もすごく柔軟なのだと思う。
本当にこの仕事は、生徒さんから教えられることが多い。
そんな風に感じている私は、少々心が乾いているのかもしれない。
生徒さんからの言葉に触発されて、ドビュッシーが弾きたくなった。
ショスタコーヴィチって…。  【2010/06/27】
今日は、いつになく没頭してピアノに向かいました。
今秋、本番の室内楽のプログラム。
ショスタコはやっぱり天才!。そして私は凡人(あたりまえですけど)。
スターリンの粛清の嵐吹き荒れる時代に、恐れ慄きながら、それでも作品のそこかしこに皮肉も込めて、
本当にこのピアノトリオ第2番は弾けば弾くほど、傑作だと思います。
あとは演奏内容が問題です。ショスタコの世界観が私の演奏を通して、お客様に伝わるよう頑張らなければ。
それにしても、弾けば弾くほどにショスタコの作曲技法に振り回されています。
単純と複雑の両極端…。
これも彼の音楽の魅力なのでしょう。
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